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インナーシュラフの人気おすすめランキング13選【2024年最新】

【徹底比較】2024年|インナーシュラフの人気おすすめランキング13選

寝袋とセットで使うことで寝心地や保温性をアップさせるインナーシュラフ。

どのメーカーがいいの? そもそも本当に必要? など気になる疑問に答えるべく、実力派インナーシュラフを検証した上で“本当に使える”おすすめをランキングでレポート! 選び方も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

インナーシュラフの人気13製品を用意し、筆者が実際に使用して比較・検証しました。

  • 生地の質感を検証している様子

    1. 生地の質感

    インナーシュラフをシュラフにセットして、実際に寝てみて生地の質感を比較しました。

  • 収納時のサイズを計測している様子

    2. 収納時のサイズ

    実際に計測して収納時のサイズを比較。縦・横・高さの大きさをメジャーで計測しています。

  • シュラフの中にインナーシュラフを設置している様子

    3. セットのしやすさ

    封筒型・マミー型それぞれのシュラフに装着して、セットのしやすさを比較しました。

  • インナーシュラフの中の暖かさを検証する様子

    4. 暖かさ

    インナーシュラフの腹部に、中にお湯の入ったペットボトルを入れて1時間単位で温度を計測する方法で保温力を検証。インナーシュラフの上に毛布をかけることで、シュラフにセットした布に包まれている状態を再現しています。

  • インナーシュラフのコスパを表現している画像

    5. コストパフォーマンス

    コストパフォーマンスは、記事執筆時点における販売価格と品質のバランスを総合的に考慮して評価しています。

目次

アイキャッチ画像作成:筆者

インナーシュラフの選び方

コールマンのインナーシュラフを選ぶ

ここからはインナーシュラフの選び方について、次の1~5のポイント別に詳しく解説していきます。

1.マミー型と封筒型のどちらが合うかを確認しよう

マミー型と封筒型のインナーシュラフ

シュラフに封筒型とマミー型があるように、インナーシュラフにも同様のラインナップがあります。封筒型インナーシュラフはその名のとおり封筒のような長方形で、布団の中にいるようなゆったりとした寝心地が特徴。

一方のマミー型インナーシュラフは「マミー(=ミイラ)」のような形をしていて頭から足先に向かって狭くなっているため、身体にフィットしやすく保温性が高いとされています。

反対のタイプを選ぶとうまくセットできないので、併用する寝袋に合ったタイプを選ぶようにしましょう。

2.寝心地は素材によって大きく変わる!

 保温性肌触り吸湿性価格
ポリエステル
フリース

インナーシュラフに使用される素材はコットン・ポリエステル・フリース・シルク・メリノウールなど実に様々ですが、一般的なのはポリエステルとフリースです。素材ごとに下記のような特徴があるため、季節や使用シーンに合ったものを選びましょう。

さらっとした肌触りが心地よいポリエステル

インナーシュラフの素材として最も使われているのが、ポリエステル。化学繊維で作られた合成繊維でサラッとした肌触りである程度弾性があり、丈夫で穴が開きにくいといった特徴があります。

洗濯を繰り返しても伸び縮みしにくい丈夫さもポイントですが、保温性はあまり高くはありません。

暖かさ重視ならフリース

フリースは先ほど紹介したポリエステルを起毛処理して作られた合成繊維で、一番の特徴は保温性の高さ。合わせて肌触りがなめらかで透湿性にも優れているため、汗をかいてもベタつかず快適に過ごすことができます。

ただし、厚みがあるため収納時は大きくかさばりやすくなります。

3.寝心地への影響大!シュラフとのセットのしやすさ

インナーシュラフをセット

窮屈感やストレスを感じずに眠るには、シュラフとインナーシュラフのフィット感が大事。大きすぎず小さすぎずジャストフィットするものを選ぶのがオススメですが、ちょうど良いフィット感を得るにはセットのしやすさも重要です。

セットしやすいものを選ぶには商品スペックをチェックして、シュラフに対して一回り小さいくらいのサイズ感のものがオススメ。大きいと中で布がダブついてしまったりチャックを閉める際に引っかかりやすくなったりと使いにくくなってしまいます。

また、シュラフとインナーシュラフと同じブランドで揃えると、サイズや細かい形状も合うのでおすすめです。

4.なるべくコンパクトだと好都合!収納サイズや重さ

モンベルのインナーシュラフを片手で持つ

荷物が多くなりがちなアウトドアでは移動時の負担をなるべく減らしたいところ。とくに泊りでの登山やバイクキャンプでは携行品を最小限に抑えたいですね。というわけでインナーシュラフもコンパクトかつ軽量なものを選びましょう。

中には片手に収まるほど超コンパクトに収納できる製品も。登山やツーリングなら手に収まるくらいのサイズで重さは500g以下のインナーシュラフだと、かさばらず快適です。

5.夏オンリーなら単体でシュラフとして使えるタイプがオススメ

夏しかアウトドアをしない方にとって、わざわざ高価なシュラフを買うのは気が引けますよね。インナーシュラフの中には夏の暑い時期は単体でシュラフとして使用できるものもあるので、こういったタイプを選んでおくとシュラフ分の予算を他にまわせるのでおすすめです。

マミー型インナーシュラフの人気おすすめランキング

1位
  • 質感No.1
  • セットのしやすさNo.1
  • 暖かさNo.1

モンベル シーツ ウォームアップシーツ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.8

  • 質感 ★4
  • 収納サイズ ★4
  • セットのしやすさ ★4
  • コスパ ★3
  • 暖かさ ★4
サイズ77×183.6cm
重さ250g
材質クリマプラスメッシュ

すべての項目で高水準の優良評価

モンベル シーツ ウォームアップシーツ

おすすめランキングの1位は、モンベル シーツ「ウォームアップシーツ」! 登山グッズを中心に機能性と軽量性が両立されたグッズを良心的な価格で提供してくれているモンベルですが、インナーシュラフも同様に高機能ながら値段は5,000〜6,000円程度と今回比較したアイテムの中でも中位の価格帯です。

モンベルのロゴ

CAMPHACKのロゴ

編集部

すべての項目に対して高水準の評価を満たし、見事1位に! 実際に使ってみて正直デメリットと思える部分が見当たりませんでした。

クリマプラスメッシュの外側の質感

生地にはモンベルオリジナルの「クリマプラスメッシュ」を使っていて、肌触りは柔らかく凸凹があり、触っていてみるとすぐに快適さが感じられる手触りです。

クリマプラメッシュはメッシュ地で薄手ながらも、裏地が起毛となっていて保温性能や吸水・速乾性が高く、直接肌が触れる部分に使う素材としては最適な素材です。

モンベル シーツ ウォームアップシーツ保温力比較表

保温性も秀逸で、マミー型インナーシュラフの中では2位の保温性能

とくに計測を開始してから1時間後は50.1℃と他のアイテムを2℃上回るキープ力を示しており、それ以降も6時間後あたりまでは2位を維持。これはキャンプでもポカポカで暖かく眠りにつくことができそうです。

モンベル シーツ ウォームアップシーツの裏側

フワフワ感のある生地素材のおかげもあり、実際横になってみると数値以上に暖かく感じました。

セットしやすく収納もコンパクト

モンベル シーツ ウォームアップシーツを寝袋にセット

サイドジッパーがない袋型のシンプルな作りで、セットも簡単。生地の滑りがいいのでジッパーなしでもスッと中に入れられます。

モンベル シーツ ウォームアップシーツのサイズ計測

生地が厚すぎないためコンパクトに折り畳むことができ、収納時もかさばりません。また、収納袋は丸めた状態に対しややゆとりのある大きさなので、ある程度雑に畳んでも収納できました。

2位
  • 質感No.1
  • セットのしやすさNO.1

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.4

  • 質感 ★4
  • 収納サイズ ★3
  • セットのしやすさ ★4
  • コスパ ★4
  • 暖かさ ★2
サイズ80×210cm
重さ425g
材質ポリエステルメッシュ

サラサラの質感が気持ちよく、おかげでセットもしやすい

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツ

2位はナンガ「スリーピング バッグ インナー シーツ」。シュラフを販売しているブランドでは1、2を争うほど有名なメーカーですね。

高価格帯のシュラフが中心ですが、インナーシュラフは4,500円ほどとお手頃価格になっています。

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツを触る

触ってみて感じたのが、サラサラの生地の質感。手触りが良く中に入っても変に引っかからずスムーズに動くことができます。

CAMPHACKのロゴ

編集部

伸縮性もある素材なので、寝返りも打ちやすく感じました!

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツをセット

セットするときも滑りがいいので簡単に装着できました。これは今回検証に使ったシュラフがナンガ製ということもありますが、他のブランドのマミー型シュラフでも同じようにセットはしやすそうです。

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツの温度計測表

ただし保温性は僅差ながらも最下位。開始1時間後は48.5℃と中位だったものの、それ以降はどの時間も最下位近辺に位置していました。

超コンパクトなわけではないが、大きくもないサイズ

ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツのサイズ計測

サイズは「すごく小さい!」というわけではありませんが、今回検証したアイテムの中には横幅40cmのものもあったのでコンパクトな部類。生地が薄手ということもあり、多少雑にたたんでも袋に収納できました

3位
  • 質感NO.1
  • 収納サイズNO.1

シートゥーサミット サーモライトリアクター

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.2

  • 質感 ★4
  • 収納サイズ ★5
  • セットのしやすさ ★2
  • コスパ ★2
  • 暖かさ ★3
サイズ210×90cm
重さ約248g
材質ポリエステル

質感抜群でコンパクトさが売り

シートゥーサミット サーモライトリアクター

3位はシートゥーサミット「サーモライトリアクター」。シュラフカバーを製造するメーカーとして創業し、現在では様々なアウトドアアイテムを販売しています。

価格は7,000円ほどと今回比較したインナーシュラフの中では高めの価格帯です。

シートゥーサミット サーモライトリアクターを触る

触り心地がスベスベで、肌にまとわりつかずスルッと入ることができました。薄着で横になってもイヤな感じがなく、快適に眠れそうな印象です。

シートゥーサミットサーモライトリアクター温度計測表

生地自体は薄手ながら3時間後は3位の33.8℃を計測し、それ以降は僅差で常に中位を争うなど健闘。

CAMPHACKのロゴ

編集部

伸縮性があるため寝返りを打ちやすく、寝心地と保温性が程よく両立されたアイテムという印象です!

シートゥーサミット サーモライトリアクターのサイズ計測

また、収納時は横縦とも2位のナンガよりコンパクト。生地が薄手なこともあり雑にたたんでも袋の中に入ります

スベスベの生地感がセットしやすさでは裏目に出ているかも……

シートゥーサミット サーモライトリアクターを寝袋にセット

スベスベで柔らかい質感は手触りの面では抜群なのですが、セットしようとするとすべって動いてしまい、なかなか場所が定らずやや難航。

一度インナーシュラフの中に入ってから寝袋に入った方がスムーズにセットできるかも? というレベルに手がかかってしまったのが惜しいポイントでした。

4位タイ

    イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3

    • 質感 ★2
    • 収納サイズ ★4
    • セットのしやすさ ★3
    • コスパ ★4
    • 暖かさ ★2
    サイズ78×205cm
    重さ320g
    材質ポリエステル

    手触りが良く使い心地はいいが、保温力は低い

    イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト

    4位はイスカ「ライナーサイドジッパー スーパーライト」。シュラフの専門メーカーで、-30℃環境でも使えるような厳冬期向けの本格シュラフも販売しています。価格は4,000円ほどと、中位の価格帯です。

    イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライトの生地

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    生地は薄手ながらも起毛素材で気持ちいい手触り! 外側は内側とは質感が異なり滑らかな質感です。

    イスカライナーサイドジッパー スーパーライト温度計測表

    ただ、生地感が薄いこともあり、1時間後に2位の48.8℃を計測した以降は下位に位置するなど保温力は高くありませんでした。

    サイズが小さめで持ち運びしやすい

    イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライトのサイズ計測

    収納サイズはここまで上位にランクインしたアイテムに比べると横幅はやや大きいですが、円柱状で持ち運びもしやすくオートキャンプなら問題ない範囲。こちらも薄手でコンパクトに折りたためるので袋に簡単に入れることができます

    4位タイ
    • セットのしやすさNO.1

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°C

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3

    • 質感 ★3
    • 収納サイズ ★2
    • セットのしやすさ ★4
    • コスパ ★3
    • 暖かさ ★3
    サイズ215×80cm
    重さ410g
    材質ポリエステル

    厚めの裏起毛で肌触りはGOOD!だけどサイズは少し大きめ

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°C

    5位はLITUME「オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°C」。40年以上の歴史がある、寝袋やダウン製品を販売しているブランドで、価格は5,000円ほどと中位の価格帯です。

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°Cをセット

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    厚めの生地はセットしやすく、包まれているような安心感のある寝心地です!

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°Cの生地

    表面はサラサラの生地で中は短めの裏起毛になっていて気持ちよく、ここまで検証したスルッとした質感のものより暖かく感じられました。

    LITUMEオールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°C温度計測

    ただし3時間後は3位の34℃記録した以降は下位近辺をさまようなど、そこまで保温力が高いわけではないようです。

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°Cのサイズ計測

    収納サイズは少し大きめの部類。生地が厚めなこともあり、袋の中に入れるのも少し苦労しました。

    伸縮しにくいので人に寄っては窮屈に感じるかも……

    LITUME オールシーズン対応 ベロアフリース 寝袋インナーシュラフ 8°Cを引っ張る

    生地の厚みは暖かさの面ではメリットに感じましたが、伸び縮みしにくいことが気になりました。ただでさえ身動きが取りづらいマミー型、伸縮性が低いことで寝返りが打ちづらく感じる人もいるかもしれません。

    6位
    • コスパNO.1

    ネイチャーハイク インナーシーツ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.8

    • 質感 ★3
    • 収納サイズ ★3
    • セットのしやすさ ★1
    • コスパ ★5
    • 暖かさ ★2
    サイズ80×200cm
    重さ350g
    材質ポリアミド

    弾力性が高く伸びがいい生地感

    ネイチャーハイク インナーシーツ

    6位はネイチャーハイク「インナーシーツ」。日本での本格展開は2020年と最近ですが、テントから寝袋まで様々なアイテムを販売しているブランドです。

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    価格は3,000円ほどと今回比較したマミー型のインナーシュラフでは一番の低価格が魅力です!

    ネイチャーハイク インナーシーツを引っ張る

    抜群の低価格が目を引きますが、生地の弾力性も要注目。弾力性が感じられるインナーシュラフは他にもありましたが、ネイチャーハイクはストッキングなどにも使われるポリミアドという合成繊維と弾性繊維が8:2の割合で配合されているというだけあって、張りのある高い伸縮性が感じられました。

    ネイチャーハイク インナーシーツの温度計測表

    生地は薄めでサラサラの質感ですが、薄い分保温性は高くありません。1時間後に48.1℃の4位を計測した以降、常に中位〜下位を争っていました。

    コンパクト収納だけど、セットのしにくさが少し気になるかも……

    ネイチャーハイク インナーシーツのサイズ計測

    生地が薄く伸縮性もあるので収納はかなりコンパクト。袋の大きさも余裕があり、たたまなくても入るかもしれません。

    ネイチャーハイク インナーシーツをセット

    ただ、生地感の影響で場所が定まらずグシャッとなってしまうので、セットが大変……。インナーシュラフに入ってからシュラフに入る方法も試しましたが、収縮するためどうしても綺麗に入ることができませんでした。

    7位
    • セットのしやすさNO.1
    • 暖かさNO.1

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.6

    • 質感 ★2
    • 収納サイズ ★1
    • セットのしやすさ ★4
    • コスパ ★2
    • 暖かさ ★4
    サイズ220×76cm
    重さ1kg
    材質ポリエステル

    暖かさはNo.1!セットのしやすさもまずまず

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフ

    7位はスナグパック「フリースライナー インナー シュラフ」。軍隊にも製品を提供しているイギリスのシュラフブランドで、価格は7,500円ほどと今回比較したマミー型のインナーシュラフでは1番の高価格です。

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフの生地

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    生地はフリース地で、夏は単体で使えそうなくらい厚さがあり、今回検証したマミー型インナーシュラフの中では保温力はNo.1!

    スナグパックフリースライナー インナー シュラフ温度計測表

    特に3時間後にはトップの35.7℃を計測。それ以降はその他のアイテムと2℃ほど突き放すダントツの暖かさをキープした結果となり、夜中に寒くて起きることも少なくなるかもしれません。

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフをセット

    保温性が高いせいかゴワつきを少し感じましたが、セットはしやすく扱いやすいインナーシュラフという印象です。

    かさばりやすく、サイズが大きいので持ち運びしにくい

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフと寝袋のサイズ比較

    惜しかったのが、厚手のためコンパクトに収納できない点。収納時の大きさはシュラフと比較しても一回り小さい程度です。

    スナグパック フリースライナー インナー シュラフのサイズ計測

    マミー型のインナーシュラフの中では群を抜いて大きく、持ち運びに苦労しそうです。

    封筒型インナーシュラフの人気おすすめランキング

    1位
    • セットのしやすさNO.1
    • コスパNO.1
    • 暖かさNO.1

    キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.6

    • 質感 ★3
    • 収納サイズ ★2
    • セットのしやすさ ★4
    • コスパ ★5
    • 暖かさ ★4
    サイズ75×190cm
    重さ879g
    材質ポリエステル

    暖かく生地感もGOOD!

    キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフ

    おすすめランキング1位はキャプテンスタッグ「フリースクッションシュラフ」でした! 様々なコスパ抜群のアウトドア製品を販売しているブランドで、インナーシュラフも執筆時点は2,000円ほどとお値打ち価格。

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    今回比較した封筒型のなかでは、抜群にコストパフォーマンスが高かったです!

    キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフの生地

    生地はフリースで裏面は短い起毛素材になっていて、暖かくかつ肌触りも良い質感

    キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフの温度計測表

    そして驚くことに生地は薄めながらも保温力はNo.1! 裏起毛の質感も手伝って、保温性能以上に暖かさを感じるかもしれません。

    1時間後にトップの55.2℃を計測し、常に1位争いを繰り広げていました。

    セットしやすく、使わないときは枕としても活用できる

    キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフの生地

    生地の滑りも厚さもちょうど良く、シュラフへのセットもスムーズキャプテンスタッグ フリースクッションシュラフのサイズ計測収納はコンパクトとは言えませんが収納袋が四角形になっているので中に詰めると枕のようインナーシュラフとして使わないときは枕として活躍するので一石二鳥です!

    2位
    • 質感NO.1

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.2

    • 質感 ★4
    • 収納サイズ ★3
    • セットのしやすさ ★2
    • コスパ ★4
    • 暖かさ ★3
    サイズ約190×84cm
    重さ約700g
    材質ポリエステル

    程よくスベスベで保温性あり!

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用

    2位はコールマン「フリースインナー 封筒型寝袋用」。アウトドア用品ではお馴染みコールマンは、封筒型シュラフのラインナップも豊富ですね。価格は2,500円ほどと中位より少し安めの価格となっています。

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用を触る

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    質感は、程よくスベスベ。心地よい触感で、滑りも良いので中にサッと入ることができます!

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用の温度計測表

    1枚地ながらもある程度の保温性があり、1時間後にはトップの55℃。それ以降も3位を維持し続け、今回比較した中では真ん中くらいの保温力でした。

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用のサイズ計測

    収納サイズは小さくもなく大きくもなく、こちらも今回検証した封筒型インナーシュラフのうちちょうど真ん中くらいのサイズ感です。

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用をセット

    今回検証にコールマンの寝袋を使用したためサイズもピッタリでセットしやすかったもの、入れやすさは他の封筒型インナーシュラフと特段変わらず。封筒型で同じサイズ感であれば問題なく使えそうです!

    細かい仕様で気になる部分も……

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用のチャック部分

    少し気になったのは、足元まで開くチャックがすべて締まりきらないこと。これはチャックの開きやすさを優先してのことなのかもしれませんが……。

    今回比較したのは屋内なのでそこまで気になりませんでしたが、寒い環境で薄めのシュラフを使っている場合はそこから暖かい空気が漏れてしまうことも考えられます。

    コールマン フリースインナー 封筒型寝袋用のタグ

    また、大きめのタグが外側についていて邪魔に感じます。切れば気になりませんが、タグを切ることに抵抗を感じる人にとっては細かいですが残念ポイントかもしれません。

    3位タイ
    • 暖かさNO.1

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3

    • 質感 ★3
    • 収納サイズ ★2
    • セットのしやすさ ★3
    • コスパ ★3
    • 暖かさ ★4
    サイズ180×70cm
    重さ1.2kg
    材質ポリエステル

    温かみを感じる生地で保温性◎

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフ

    3位はワークマン「3Mインサレートインナーシュラフ」。建築現場の作業用アイテムだけではなくアウトドアジャンルにも進出し、いまやアウトドア界の黒船ともいえるブランドですよね。

    全体的にコスパがいいことが特徴のブランドですが、インナーシュラフは3,500円と中位の価格帯。人気アイテムのため、オンラインショップは執筆時点では品切れとなっています。

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフの温度計測表

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    暖かさは、比較した封筒型インナーシュラフの中ではトップクラスでした!

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフを触る

    生地は、起毛した生地がブロック状に配置された“ブロックフリース地”。起毛していない部分から空気が通り抜けるため普通のフリースより蒸れにくく、保温性と通気性を兼ね備えた素材で元々作業服でも使用されている生地なのだとか。

    二重になっているため質感に少しゴワつきを感じるものの、寝るには気にならない程度でした。

    厚手ゆえに少しセットしにくいかも……

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフをセット

    生地が厚い分暖かくはあるのですが、セット時はシュラフの中にもう1枚シュラフを敷く感覚。セットできないわけではありませんが、少し苦労しました。

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフのサイズ計測

    そして同じく厚みがある分収納状態も、今回検証した封筒型インナーシュラフの中では1番大きいサイズ感でした。

    ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフをワークマンの寝袋にセット

    ちなみにワークマンには専用の寝袋「BASICスリーピングバッグ」があり、当然こちらにはピッタリ。滑りやサイズ感もちょうどよく基本的にセット使いを前提としたインナーシュラフのようなので、この結果は致し方ないところではありますね。

    3位タイ
    • セットのしやすさNO.1

    ロゴス フリースシュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3

    • 質感 ★3
    • 収納サイズ ★3
    • セットのしやすさ ★4
    • コスパ ★2
    • 暖かさ ★3
    サイズ80×190cm
    重さ770g
    材質ポリエステル

    生地が程よい滑り具合でセットしやすい

    ロゴス フリースシュラフ

    4位はロゴス「フリースシュラフ」。ロゴスといえばメープルリーフの可愛らしいロゴが特徴で、インナーシュラフにも同ブランドの定番シリーズにあしらわれているナバホ柄がプリントされています。

    検証時の価格は4,800円と、封筒型のシュラフの中では1番高いアイテムでした。

    ロゴス フリースシュラフの生地

    生地は光沢感があって少し厚めの1枚地のフリース。厚みはありますがゴワつきはなく、フワフワで気持ちいい質感です。

    ロゴス フリースシュラフをセット

    ちょうどいい具合に滑ってくれるので、セットもスムーズ。

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    寝心地の邪魔をしない、まさに理想的な厚みのインナーシュラフという印象です!

    ロゴス フリースシュラフの温度計測表

    2時間後は3位と1℃近くの差があったものの、5時間後には差を0.3℃まで縮めて後半の保温性が高くなっており、生地のフワフワ感がさらに温かみを感じさせてくれます

    ロゴスのインナーシュラフ収納サイズ

    収納サイズは真ん中くらい。縦が38cmと長さはありますが、円柱状なのでそこまで気にならないでしょう。

    静電気が気になる場合も……

    ロゴス フリースシュラフを触ろうとする

    今回比較した中で唯一インナーシュラフを脱ぐときに静電気が発生しました。筆者にはあまり強く感じませんでしたが、ビリッとくる人もいるかもしれません。

    ロゴス フリースシュラフのタグとチャック

    また、コールマン同様大きめのタグがついていて足元のチャックが締まりきらなかったのも個人的には惜しいポイント。やはり冬の屋外で使うことを想定すると、ここはしっかりチェックして選んでおきたいところです。

    3位タイ
    • 質感NO.1

    HOLOMUA インナーシュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3

    • 質感 ★4
    • 収納サイズ ★4
    • セットのしやすさ ★2
    • コスパ ★3
    • 暖かさ ★2
    サイズ約210×75cm
    重さ約395g
    材質ポリエステル

    コンパクトなサイズ感で生地感はGOOD

    HOLOMUA インナーシュラフ

    5位に選出したのがHOLOMUA「インナーシュラフ」。執筆時の価格は3,200円ほどと、封筒型のインナーシュラフの中では中位です。

    HOLOMUA インナーシュラフのサイズ

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    生地にフリースを使用していながら収納サイズは小さく、今回比較したフリース生地の封筒型のインナーシュラフでは1番コンパクト!

    HOLOMUA インナーシュラフの生地

    質感もサラッと柔らかく中に入ると包まれているような心地良さですが、横になったときに生地が伸びにくく寝返りが打ちづらかったことが気になりました。

    フリース地だけど保温性が低い

    HOLOMUA インナーシュラフの温度計測表

    薄手のフリースということもあり、2時間後に最下位の39.8℃を計測した以降は常に最下位争いを繰り広げ、結果は僅差の最下位と、保温性は低い結果となりました。

    HOLOMUA インナーシュラフをセット

    また、柔らかめの生地が相まって場所が定りづらくセットも少し大変でした。

    6位
    • 収納サイズNO.1
    • コスパNO.1

    CYCLETRACK インナーシュラフ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.8

    • 質感 ★1
    • 収納サイズ ★5
    • セットのしやすさ ★1
    • コスパ ★5
    • 暖かさ ★2
    サイズ210×70cm
    重さ約380g
    材質ポリエステル

    超コンパクト!収納サイズだけで選ぶならコレがおすすめ

    CYCLETRACK インナーシュラフ

    6位はCYCLETRACK「インナーシュラフ」。執筆時の価格は1,580円と封筒型のインナーシュラフの中では一番の低価格アイテムです。

    CYCLETRACK インナーシュラフサイズ計測

    CAMPHACKのロゴ

    編集部

    突出している点は価格だけではなく、収納サイズ! 他の封筒型インナーシュラフに比べると二回りくらい小さいサイズ感です。

    シーツのような質感も、保温性は低い……

    CYCLETRACK インナーシュラフの生地

    生地はフリースや裏起毛ではなく、ただのシーツのような1枚布。

    CYCLETRACK インナーシュラフの温度計測表

    他の生地と比較するとかなり薄く、2時間後に5位の40.5℃を計測した以降は下位層を形成して、最終結果は僅差の5位と保温性は低い結果となりました。

    CYCLETRACK インナーシュラフをセット

    薄手なこともあってセットもしづらい……。今回色々検証してみて、やはり適度に厚みと引っかかりのある素材の方がシュラフの中にセットしやすいことがわかりました。

    CYCLETRACK インナーシュラフに入る

    また、肌触りは良かったのですが中に入る際に引っかかってなかなか入れず。出る際も引っかかってなかなか出ることができず、キャンプで使用するとなると正直ストレスを感じそうなアイテムでした。

    インナーシュラフ全13選を徹底検証

    今回は通販サイトの人気売れ筋商品から気になるロープライスアイテムまで、マミー型は7モデル、封筒型は6モデルの全13アイテムを次のポイントに沿って検証してみました。

    検証ポイント

    検証方法
    検証ポイント

    1. 生地の質感

    2. 収納時のサイズ
    3. セットのしやすさ
    4. 暖かさ
    5. 価格(コストパフォーマンス)

    1.生地の質感

    インナーシュラフに入って寝る

    インナーシュラフをシュラフにセットして、実際に寝てみて生地の質感を比較しました。インナーシュラフは直接肌に触れるアイテムになるのでまず手で質感を確かめ、さらにシュラフの中に入って寝たときの質感も確かめました。

    2.収納時のサイズ

    コールマンのインナーシュラフのサイズ計測

    実際に計測して収納時のサイズを比較。縦・横・高さの大きさをメジャーで計測しています。

    3.セットのしやすさ

    インナーシュラフをセット

    封筒型・マミー型それぞれのシュラフに装着して、セットのしやすさを比較しました。

    4.暖かさ

    お湯の入ったペットボトルと温度計

    インナーシュラフの腹部に、中にお湯の入ったペットボトルを入れて1時間単位で温度を計測する方法で保温力を検証。インナーシュラフの上に毛布をかけることで、シュラフにセットした布に包まれている状態を再現しています。

    ちなみに今回スタート時の湯温はマミー型シュラフを比較したペットボトルは69.9℃、封筒型シュラフを比較したペットボトルは73.5℃でした。

    5.価格(コストパフォーマンス)

    ロゴスのインナーシュラフと1,000円札

    コストパフォーマンスは、記事執筆時点における販売価格と品質のバランスを総合的に考慮して評価しています。

    検証方法

    検証場所

    キャンプ場

    検証場所は愛知県某所のキャンプ場で検証を行いました。各検証日とも3月上旬で気温は最高気温18℃、最低気温12℃ほどです。

    検証方法

    検証方法
    検証方法

    ・メジャーで収納時のインナーシュラフのサイズを計測

    ・シュラフにインナーシュラフをセットした上で質感や感じる暖かさの確認
    ・毛布をかけたインナーシュラフの温度を1時間ごとに計測

    ※マミー型、封筒型と日を分けてに検証をしています。

    検証に使ったシュラフ

     ナンガ 750DX レギュラーとコールマン アドベンチャースリーピングバッグ/C5を検証で使う

    マミー型は厳冬期用シュラフとして性能に定評のある「ナンガ 750DX レギュラー」を。封筒型は定番ブランドでお持ちの方も多いであろう「コールマン アドベンチャースリーピングバッグ/C5」をそれぞれ使用しました。

    インナーシュラフでキャンプの夜がもっと快適に!

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    インナーシュラフには保温性を高めてくれるだけでなく、シュラフを汚れやにおいから守ってくれたり、より快適な寝心地をサポートしてくれる役割があります。

    インナーシュラフを使って、アウトドアシーンでも快適な睡眠を実現しましょう!

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