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本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
ガスランタンの選び方
ガスランタンの選び方のポイント
1.サイト全体を照らすなら1,500ルーメンがおすすめ!
2.明るさ重視ならマントル式、扱いやすさはキャンドル式がおすすめ
3.価格で選ぶならCB缶、火力の安定さはOD缶がおすすめ
4.明るいモデルは燃費に注意!光量と燃焼時間のバランスにも注目しよう
5.点灯スイッチはカチッと押せるタイプがおすすめ
6.ケースが付属していると便利! 別売りもチェックしよう
ガスランタンのタイプ別人気おすすめランキング21選
キャンプサイト全体を照らすメインランタンと、テーブルライトに最適なサブランタン計21種類のガスランタンを実際に使用して、比較・検証を行いおすすめランキングを作成しました!
なお、各製品の評価は基本的に筆者の主観的な判断に基づくものです。今回は口コミ評価が高い人気製品を集めたこともあって、どのアイテムも基本的には優秀でした。
どんなガスランタンが合うのかは、ソロ・デュオ・ファミリー・グループなどスタイルの違いや、実際の使い方や重視するポイントなどによって変わるため、以下で紹介するランキングはあくまで参考程度にお考えください。
【メイン向け】大光量ガスランタンの人気おすすめランキング
- 明るさNo,1
- 燃焼時間No,1
- コスパNo,1
コールマン 2500ノーススターLPガスランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.6
- 明るさ ★5
- 燃焼時間 ★5
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★4
- コスパ ★5
サイズ | 14.5×14.5×26cm |
---|---|
重量 | 1,300g |
明るさ(照度) | 1,543ルーメン |
燃焼持続時間 | 4~8時間(470g缶使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ソフトケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
4~5人のファミリー・グループキャンプのメインライトにおすすめ
1位は「コールマン 2500ノーススターLPガスランタン」。ランタンを主力とするコールマンのなかでも、定番でロングセラーのガスランタンです。
ソフトタイプの収納ケース付きで、値段は通販で10,000円台のものもあり、今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中よりも少しお得なくらいの価格。サイズも約14.5×14.5×26cmで中程度のサイズ感です。
トップクラスの明るさで光量調節も簡単
明るさは平均で91.9ルクスとトップクラス。
なお、燃焼時間は約4~8時間(※470g缶使用時)と少し短め。一晩使うことを考えると予備のガス缶が必要です。
光量調節は器具栓レバーで行いますが、段階式レバーのため微調整しやすいこともポイント。光量調節していたら火が消えてしまった……なんていうことも避けられそうです。
パーツの構造がシンプルで使いやすい
パーツ構成はとてもシンプルで、上のネジをくるくる回すだけでグローブが外れます。グローブの周りには金属製のグローブガードがついていて、ガラスが割れるのを防ぐ工夫も。
着火は器具栓レバーをまわして隣にある点灯レバーを押すだけと簡単です。点灯レバーは赤色で大きく目立つので、暗闇でも押しやすくなっています。
▼純正ケースはこちら
コールマン ランタンアクセサリー ソフトランタンケースII
サイズ | 18.5×18.5×36cm |
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重量 | 560g |
素材 | ポリエステル600D、PVC加工 |
- 燃焼時間No,1
- サイズNo,1
イワタニ プリムス 541マイクロンランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.4
- 明るさ ★4
- 燃焼時間 ★5
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★5
- コスパ ★4
サイズ | 6.1×6.2×10.6cm |
---|---|
重量 | 115g |
明るさ(照度) | 320ルクス(Tガス使用時) |
燃焼持続時間 | 8時間(IP-250タイプガス使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ナイロンスタッフバッグ |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
今回比較したメインランタンのなかではトップクラスの燃焼時間
2位は「イワタニ プリムス 541マイクロンランタン」。プリムスは創業130年を超えるスウェーデン発の燃焼器具をメインに開発しているブランドで、ランタンもコンパクトながらハイパワーな製品が販売されています。
布の収納ケース付きで14,000円ほどと、今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中くらいの価格帯。サイズは6.1×6.2×10.6cmと、こちらもトップクラスのコンパクトさです。
燃焼時間はトップクラス!コンパクトで優しい明るさ
コンパクトなこともあり明るさは平均9.3ルクスと控えめ。メッシュグローブで直接明かりが見えないため優しめの光ですが、100㎡に満たない区画でのソロキャンプであれば全体を照らせそうな光量は十分にありました。
燃焼時間は約8時間(※200g缶使用時)と、今回メイン用として比較したランタンのなかではトップクラスです。
着火の簡単さと丈夫さが秀逸
着火は器具栓レバーを回して点火レバーを押すだけと簡単。点灯レバーは上から下に押すタイプで、力が入れやすく押しやすかったです。
明るさ調節もスムーズで、ガスの量が微調整できるので、微妙な明るさの調節も可能でした。
ガラスグローブが多いガスランタンですが、541マイクロンランタンはメッシュグローブなので丈夫。ガシガシ使っても割れない安心感があります。
- 燃焼時間No,1
- 使いやすさNo,1
コールマン フロンティアPZランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 4
- 明るさ ★3
- 燃焼時間 ★5
- 使いやすさ ★5
- サイズ ★3
- コスパ ★4
サイズ | 10×7.5×13cm |
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重量 | 200g |
明るさ(照度) | 273ルーメン |
燃焼持続時間 | 6~12時間(230g缶使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | プラスチックケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
荷物をコンパクトにしたいソロキャンプのメインライトに最適
3位は「コールマン フロンティアPZランタン」。アウトドアの定番ブランドのアイテムで、フロンティアPZランタン以外にも今回合計で4種類のコールマン製ランタンを比較しています。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は通販サイトで4,000円台のものもあるなど今回メイン用として比較したランタンのなかでは手頃な価格。
ちなみにこちらのランタンはコールマン公式サイトではテーブルランタンとされていますが、吊り下げ用のチェーンが付いているのでシチュエーション次第でメインとしても使えそう……ということで試してみました。
サイズは約10×7.5×13cmとトップクラスの小ささで、徒歩キャンプのザックのなかに入れられるほどのコンパクトサイズです。
明るさは控えめながらも、燃焼時間はトップクラス
サイズがコンパクトなこともあり、4箇所で平均10.9ルクスと明るさは控えめ。とはいえ、2位の「イワタニプリムス 541マイクロランタン」と同様に、ソロやデュオキャンプであればメインとしてサイトを照らすことのできる明るさは感じました。
燃焼時間は6時間〜12時間(※230g缶使用時)でトップ。1泊のキャンプに使うと考えれば、十分な持続時間です。
使い方がシンプルで点火も簡単
使い方はとてもシンプル。器具栓レバーを回して、点灯レバーを押すだけで点火完了です。
器具栓レバーは大きく、手にフィットしやすい形で回しやすく感じました。しかも、動きがスムーズなためガス量の増減がしやすく、明るさ調節がしやすいことも評価ポイント。
グローブはすりガラスで優しい明るさなので、光量を調節すれば本来のテーブルランタンとしてももちろん活躍しそうです。
- 燃焼時間No,1
- サイズNo,1
イワタニ プリムス 2245ランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.8
- 明るさ ★1
- 燃焼時間 ★5
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★5
- コスパ ★4
サイズ | 8.3×8.3×12.7cm |
---|---|
重量 | 200g |
明るさ(照度) | 370ルクス(Tガス使用時) |
燃焼持続時間 | 8時間(IP-250タイプガス使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | プラスチックハードケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
ソロキャンプのメインランタンとして、優しい灯りが欲しい人に最適
4位は「イワタニ プリムス 2245ランタン」。こちらもプリムスのガスランタンで、先ほど紹介した541マイクロンランタンと双璧をなす人気のランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は14,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中くらいの価格。
燃焼時間はトップクラス。すりガラスで優しい明るさながら、暗く感じる
明るさは平均5.3ルクスと、今回メイン用として比較したランタンのなかでは1番暗い結果となりました。グローブがすりガラスで光がマイルドになるので、全体を照らす明かりというよりも雰囲気づくり向けのメインランタンといったところかもしれません。
ただし、その分燃焼時間は約8時間(※200g缶使用時)と、トップクラスでした。
構造がシンプルで使いやすく、メンテナンスもしやすい
両サイドの留め具を押すとグローブが外れ、メンテナンスも簡単にできそうです。操作性にも優れており、着火、明るさの微調整ともに簡単で、点灯レバーと器具栓レバーのどちらもスムーズな動きでした。
ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-X
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★3
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★3
- サイズ ★3
- コスパ ★4
サイズ | 13.5×12×35.5cm |
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重量 | 1,400g |
明るさ(照度) | 550ルクス(210W)(レギュラーガス使用時) |
燃焼持続時間 | 5時間 |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | CB缶 |
付属品 | なし |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
持続時間が長く、広めの区画サイトでも十分照らせる光量
同率5位1つ目は「ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-X」。焚き火台などの金属製品が人気のブランドですが、ガス製品も有名で90年代からガスランタンを販売しています。
収納ケースは別売りとなっていますが、ガス機器やグローブ部分をアルミ製のボディに収納して使用時はスライドさせて使うタイプなので、持ち運びの際などの衝撃には耐えることができそうです。
値段は13,000円ほどと、今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中くらいの価格。サイズは13.5×12×35.5cmと少し大きめです。
燃料は入手しやすいCB缶で、明るさは申し分なし
フォールディングガスランタンUL-Xの特徴は、なんといっても燃料がCB缶という点。OD缶よりもパワーが劣るCB缶ですが、明るさは平均29.6ルクスと申し分ない光量。
持続時間は5時間(※レギュラーガス250使用時)とメインランタンのなかでは比較的長めでした。
点火レバーが少し硬く小さいため、点火時に押しづらく感じましたが、光量調節は簡単で微調整もしやすかったです。
使いやすい構造で、メンテナンスも楽々
ガス缶はグローブが収納されていた下部に差し込んで使用します。初めて使う際はどのように入れればよいか迷いますが、方向は気にせずそのまま差し込むだけでOK。
上部の構造が優秀で蓋がワンタッチで開き、グローブも簡単に外れるのでメンテナンスも楽々できそうです。
▼純正ケースはこちら
ユニフレーム ランタンケース UL-X キャリングケース
サイズ | 15×15×21cm |
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重量 | 100g |
SOTO 虫の寄りにくいランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★3
- 燃焼時間 ★3
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★3
- コスパ ★4
サイズ | 13.6×13.6×37.5cm |
---|---|
重量 | 1,300g |
明るさ(照度) | 550ルクス(210W相当)(ST-700使用時) |
燃焼持続時間 | 3.5時間(ST-700使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | CB缶 |
付属品 | マントル1枚 |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
虫対策を重視したいファミリー・グループキャンプのメインランタンに最適
同率5位2つ目は「SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233」。ガス機器では1、2を争う人気メーカーで複数タイプのガスランタンを販売しています。
こちらもユニフレーム フォールディングガスランタンUL-Xと同じく、本体のガス機器やグローブ部分はアルミ製のボディに収納して使用時はスライドさせて使うタイプ。
収納ケースは別売りで、値段は11,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中よりも少しお得な価格。サイズは約13.6×13.6×37.5cmと少しだけ大きめです。
虫がよりにくい暖色系の灯りだが、照らせる範囲が限られる
CB缶の取り付けはボディの下部に差し込むだけでOK。
燃焼時間は約3.5時間(※ST-700(250g)使用時)と、今回メイン用として比較したランタンのなかでは平均程度。一晩使うことを考えると、予備のガスが必要でしょう。
明るさは、平均26.1ルクスとこちらもメインランタンに使うには申し分ない明るさ。グローブの半面がオレンジ色で、虫が寄りにくい波長の暖色系の落ち着いた雰囲気の光です。
ただし、防虫効果のある蚊取リフレクターをつけると反面を隠すことになります。
隠れている部分には明かりが届かず、照射範囲が少なくなります。蚊取リフレクターを使用する場合はランタンを置く場所を工夫する必要がありそうです。
着火が簡単で、初心者でも扱いやすい
着火は器具栓レバーを回し、点灯レバーを押すだけ。火は簡単に点きますが、器具栓レバーと点灯レバーが小さく黒色なので暗闇では着火しにくく感じました。
光量調節は少しシビア。調節の幅が少なく、すぐに明るくなったり暗くなったりするため微調整は難しい印象でした。
▼純正ケースはこちら
SOTO ランタン専用収納ケース
サイズ | 18×17×29cm |
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重量 | 132g |
素材 | - |
EPI MB LANTERN AUTO L-2010
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★3
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★4
- コスパ ★4
サイズ | 10.4×10.4×14.1cm |
---|---|
重量 | 265g |
明るさ(照度) | 400ルクス |
燃焼持続時間 | 3.3時間 |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 専用ケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
メンテナンスと着火が簡単で初心者にも扱いやすい
同率5位3つ目は「EPI MB LANTERN AUTO L-2010」。コンパクトなガス機器を販売する老舗メーカーのガスランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は9,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは少し低めの価格。サイズは10.4×10.4×14.1cmでメインランタンのなかでも小さめの部類です。
コンパクトで着火が簡単。明るさは弱め
明るさは平均15.4ルクスと弱め。明るさが弱めな割には燃焼時間が約3時間(※230g缶使用時)と並程度で、一晩安心して使うためには予備のガスを持って行ったほうが良さそうです。
器具栓レバーは小さいものの回しやすく、点火レバーも押しやすく簡単に火が点きます。光量調整もスムーズでした。
グローブを外しやすく、メンテナンスが簡単
グローブガードは左右に開いて、グローブが簡単に外れます。メンテナンスしやすくマントルの付け替えも簡単そうです。
キャプテンスタッグ フィールドガスランタン UF-18(ソフトケース付)
総合評価
★★★★★★★★★★ 3
- 明るさ ★4
- 燃焼時間 ★1
- 使いやすさ ★3
- サイズ ★4
- コスパ ★3
サイズ | 13×12×21.5cm |
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重量 | 720g |
明るさ(照度) | 800ルクス |
燃焼持続時間 | - |
ガス消費量 | 120g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
コンパクトながら大光量で、荷物を軽量化したい大人数キャンプに最適
8位は「キャプテンスタッグ フィールドガスランタン<L>UF-8」。取り扱っていないギアがないのでは? というほど豊富な品揃えが特徴のキャプテンスタッグのアイテムで、ガスランタンも複数の種類がラインナップされています。
ソフトタイプ収納ケース付きで、値段は通販サイトで13,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中くらいの価格。
サイズは13×12×21.5cmとメインのガスランタンのなかでは比較的コンパクト。今回比較している同社のテラパワー ガスランタン<L>UF-2と比べても一回り小さいサイズです。
同型のランタンのなかでは小さめのサイズなのに大光量
同型のランタンのなかではコンパクトでありながら、平均77.3ルクスと3位の大光量! しっかりとサイト全体を照らしてくれます。
明るさはありつつも、グローブの上部がすりガラスになっていて明かりが優しいところもポイントです。
燃焼時間が短めで光量調節が難しい
器具栓レバーを回して明るさを調節しますが、明るさの最小~最大を器具栓レバー半周くらいで調節しなくてはいけません。少し触るだけでも明るさが変わるため、レバーから手を離す動きで明るさが変わってしまうこともあり、慣れが必要だと感じました。
また、光量が大きい分燃焼時間は約120g/h(470g缶で3時間ほど)とかなり短めなので、一晩使うなら予備のガスが必須でしょう。
コールマン ノーザンノバ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 明るさ ★5
- 燃焼時間 ★1
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★1
- コスパ ★4
サイズ | 38×33×45cm |
---|---|
重量 | 1,900g |
明るさ(照度) | 3,000ルーメン |
燃焼持続時間 | 2~4時間 |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ランタンケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
マントルを2枚使っているので圧倒的な大光量
同率9位1つ目は「コールマン ノーザンノバ」。収納ケース付きで、値段は通販サイトで10,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中よりも少しお得な価格。サイズは約38×33×45cmと、今回比較したランタンのなかでは1番の大きさです。
大迫力の大きさで大光量
光量は平均180.3ルクスもあり、大きさと同じくNo.1。
明るすぎるくらいなので隣のサイトが近い場合は配慮が必要かもしれません。また、明るい分虫も寄りやすいので、居住エリアから少し離しての使用が良さそうです。
ただし燃焼時間は約2~4時間(※470g缶使用時)とかなり短く、一晩中使うのであれば予備のランタンが必須でしょう。
着火方法は、器具栓レバーを回して隣の点灯レバーを押すだけ。ただし、一度では着火せず何度かトライする必要がありました。
また、ガスの放出量が多くパワフルなので、着火に失敗してしまい撮影前のテストでマントルが破れてしまいました……。慣れるまでは十分注意しながら作業するのがおすすめです。
器具栓レバーで明るさ調節を行いますが、こちらも同じく段階式なので光量が調節しやすくなっています。
パーツが多く、マントルが2枚必要なので使いにくい
直接テーブルや地面に置く際には三脚がついているため安定します。
ただ、ゴツい見た目のとおりパーツが多いことがデメリット。取り付けやメンテナンスが面倒に感じるかもしれません。
また、マントルを2枚取り付けなくてはいけないことが面倒に感じる場合も。
もしマントルが破れてしまったら使えなくなるので、予備も用意しておくと安心です。
▼ノーザンノバを詳しく紹介している動画はこちら!
スノーピーク ギガパワー BFランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★2
- 使いやすさ ★3
- サイズ ★4
- コスパ ★2
サイズ | 13×13×23.5cm |
---|---|
重量 | 1,000g |
明るさ(照度) | 170W相当 |
燃焼持続時間 | - |
ガス消費量 | 80g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 専用ケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
3~4人のファミリー・グループキャンプで使いやすい明るさ
同率9位2つ目は「スノーピーク ギガパワー BFランタン」。定番のアウトドアブランドで、ガスランタンも複数の種類を取り扱っています。
ソフトタイプの収納ケース付きで、値段は通販サイトで18,000円ほどと今回メイン用として比較したランタンのなかでは一番の高価格。サイズは約13×13×23.5cmと中程度の大きさです。
暖色系の優しい灯りで目に優しい
明るさは平均16.1ルクスと控えめで、暖色系の優しい雰囲気の光。燃焼時間は470g缶で5〜6時間程度(ガス消費量の80g/hから換算)と、今回メイン用として比較したランタンのなかでは真ん中くらいです。
器具栓レバーのハンドルが大きめで操作しやすい
器具栓レバーを回して、点灯レバーを押して着火します。
パーツが少なく取り外しやすく使いやすさは申し分ないですが、グローブは円柱状ではなく2枚に分かれている珍しい形。取り外し方を間違えると割ってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
▼スノーピークのランタンを詳しく解説した記事はこちら!
【サブ向け】テーブルランタンの人気おすすめランキング
- サイズNo,1
スノーピーク リトルランプ ノクターン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.8
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★5
- コスパ ★4
サイズ | 4.2×4×10.5cm |
---|---|
重量 | 102g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | - |
ガス消費量 | 7g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
コンパクトで初心者でも使いやすく、総合的にNo.1
おすすめランキング1位は「スノーピーク リトルランプ ノクターン」。ハードタイプの収納ケース付きで、値段は6,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは真ん中より少し低めの価格。
サイズは4.2×4×10.5cmと、今回比較したサブランタンのなかでは一番コンパクトです。
燃焼時間はトップクラス!コンパクトなので邪魔にならない
コンパクトな分明るさは平均1.9ルクスと控えめ。ただ、揺らぐ炎の暖色系の光でテーブルの雰囲気を出すにはこのくらいがちょうど良くも感じました。燃焼時間は110g缶で約16時間(ガス消費量の7g/hから換算)とトップクラス!
着火方法のシンプルさも秀逸。本体下部にある着火口はカーブがかかっていて火がなかに入りやすくなっており、細かい部分にも使いやすさのためのこだわりが見受けられました。
光量は本体下部にある火力調整ダイアルを回して調整できます。
- 明るさNo,1
- 使いやすさNo,1
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★5
- 燃焼時間 ★2
- 使いやすさ ★5
- サイズ ★3
- コスパ ★2
サイズ | 5.9×5.9×9.5cm |
---|---|
重量 | 125g |
明るさ(照度) | 80W相当 |
燃焼持続時間 | - |
ガス消費量 | 35g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 収納ケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
コンパクトながら圧倒的大光量
同率2位1つ目は「スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート」。1998年にデビューして以来、世界的にも絶大な支持を得ているロングセラーのマントル式ランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は10,000円ほどと今回比較したサブランタンのなかでは少し高め。サイズは5.9×5.9×9.5cmと中程度の大きさです。
大光量な代わりに、燃焼時間は短め
なんといっても大きな特徴が、平均172.6ルクスという圧倒的な光量。
ただし大光量な分、燃焼時間は110gのガス缶で3時間ほど(ガス消費量の35g/hより換算)と短いので、燃料切れにだけ注意が必要です。
着火は器具栓レバーを回して点灯レバーを押すだけ。ほのかな光も楽しむことができ、シーンに応じて活躍してくれそうです。
キャプテンスタッグ キャンドルガスランタン UF-19
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★3
- コスパ ★4
サイズ | 4.6×4.6×15.6cm |
---|---|
重量 | 100g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 32時間 |
ガス消費量 | 7g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 収納ケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
おしゃれなキャンドル型で、控えめな灯りが雰囲気抜群
同率2位2つ目は「キャプテンスタッグ キャンドルガスランタン UF-19」。キャンドル型の形がおしゃれなランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は通販サイトで4,000円強と今回比較したテーブルランタンのなかでは低めの価格。サイズは4.6×4.6×15.6cmと、サブランタンのなかでは真ん中くらいの大きさです。
着火・光量調整が簡単!燃焼時間もいく
直接ガスに火をつけるため平均3.6ルクスと明るさは控えめ。燃焼時間は32時間(※CS-250(250g缶)使用時)とサブランタンのなかでも長く、1泊程度のキャンプなら時間を気にすることなく安心して使えそうです。
着火は、火を火力調整リングの下に入れて器具栓レバーを回します。光量調整は器具栓レバーではなく火力調整リングを回します。ガスの量を増減する必要がないため調整もスムーズでした。
- 燃焼時間No,1
- コスパNo,1
ファイヤーメープル オレンジガスランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★5
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★3
- コスパ ★5
サイズ | 5×5×13.4cm |
---|---|
重量 | 125g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 56時間(230g) |
ガス消費量 | 4g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ハードケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
今回検証したサブランタンで一番の低価格
同率2位3つ目は「ファイヤーメープル オレンジガスランタン」。中国のアウトドア調理器具をメインに販売するブランドのアイテムで、丸筒状のグローブが特徴的なランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は4,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは一番の低価格。サイズは5×5×13.4cmと、サブランタンのなかではちょうど真ん中くらいの大きさです。
No.1の燃焼時間の長さだが、造りが粗い部分もあり
明るさは平均1.5ルクスとサブランタンのなかでもかなり控えめで、テーブル全体を照らすのは難しいため、あくまで雰囲気を楽しむランタン。その代わり、燃焼時間は約56時間(※230g缶使用時)とNo.1の長さです。
大きい点火窓があるので着火は問題ありませんでしたが、光量は器具栓レバーを回すとすぐにガスが増減するため、微調整は難しく感じました。
また、ガス装着時に少しガス漏れが。検証時は再度装着し、ガス漏れがないことを確認して使用しましたが、造りが粗い部分もあるようなので使用の際は注意が必要です。
- 明るさNo,1
ミニマルワークス マイティランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 明るさ ★5
- 燃焼時間 ★3
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★4
- コスパ ★2
サイズ | 5×5×9.7cm |
---|---|
重量 | 133g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | - |
ガス消費量 | 12g/h |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 専用スチールケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | ○ |
デザイン性が高く、おしゃれにこだわりたい人に◎
同率5位1つ目は「ミニマルワークス マイティランタン」。韓国の代表的なアウトドアブランドの、マントル式ランタンです。
缶の収納ケース付きで、値段は10,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは高めの価格。サイズは5×5×9.7cmと、サブランタンのなかでもコンパクトな部類です。
マントルタイプでメインランタン級の明るさ
明るさは167.3ルクスとメインランタン級の明るさ。燃焼時間も優秀で、110g缶で約9.2時間(ガス消費量12g/hから換算)。
マントルの取り付けが必要ですが、着火は簡単で、調光もスムーズに微調整ができたので扱いやすい印象でした。
ただし、直接火を点けるため火口まで火が届く危険性があります。着火の際は先が長めのライターを使うか耐熱手袋をつけるようにしましょう。
コールマン ルミエールランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★2
- コスパ ★4
サイズ | 7.3×6×18.3cm |
---|---|
重量 | 210g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 28~38時間(230g缶使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | ランタン収納用プラスチックケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
人気アニメ「ゆるキャン△」にも登場した、コールマンの代表的なサブランタン
同率5位2つ目は「コールマン ルミエールランタン」。人気アニメの『ゆるキャン△』でも登場した、コールマンの代表的なサブランタンです。
ハードタイプの収納ケース付きで、値段は5,000円強と今回比較したテーブルランタンのなかではやや低め。サイズは約7.3×6×18.3cmと、サブランタンのなかでは少し大きめです。
ゆらめく炎がアウトドアの雰囲気を盛り上げる
燃焼時間は約28〜38時間(※230g缶使用時)と、サブランタンのなかでは2位の長さでした。ただし明るさは平均4.6ルクスとやや控えめ。テーブル上で作業をするにはちょっと心もとない光量でした。
着火は、火力調整レバーの隙間から火を点けます。隙間も比較的大きめで、簡単に着火することができました。
光量は火力調整レバーを左右に動かして調節をします。器具栓レバーでガスを増減させる必要がないため安全。シンプルで使いやすく感じました。
▼ルミエールランタンとノクターンを比較解説した記事はこちら!
SOTO ひのと SOD-260
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 明るさ ★1
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★4
- サイズ ★4
- コスパ ★3
サイズ | 3.8×3.8×15.6cm |
---|---|
重量 | 237g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 1~2時間(ガス充填時) |
ガス消費量 | 8g/h |
ガス缶の種類 | ガス充てん式、OD缶 |
付属品 | 収納ケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
やさしい明かりで卓上を照らす、キャンドル風ガスランタン
同率5位3つ目は「SOTO ひのと SOD-260」。コンパクトな円柱状の形で、OD缶と専用のガスタンクの2パターンで使用できるユニークな仕様が特徴のランタンです。
収納ケース付きで、値段は8,000円強と今回比較したテーブルランタンのなかでは中程度の価格。サイズは3.8×3.8×15.6cmと、サブランタンのなかでは2番目にコンパクトです。
サイズがコンパクトで燃焼時間が長めなものの、明るさが1番弱い
燃焼時間は230gのOD缶を使用すると約29時間(ガス消費量約8g/hから換算)と長め。なお、充填タンク使用時は1~2時間なので補充用のガスが必要になります。
明るさはガス缶使用時で平均0.6ルクスとサブランタンのなかで1番低い数字になりました。ガス注入時も平均0.5ルクスなのでテーブルランタンとして使うと考えても暗く感じるかもしれません。
ガス缶が2パターン使えて、使いやすさはトップクラス
なんといっても特徴は、2つの燃料パターンを選べること。
しかも専用の充填タンクには、CB缶・ライターガス・OD缶(充填用アダプターが必要)のすべてからガスの充填が可能なため汎用性◎。
着火は調光リングをON方向に回して、火を近づけます。着火口はなく、グローブの上部から着火する必要があるので先が長いライターか、耐火手袋の使用がおすすめです。
光量は器具栓レバーがないため、調光リングを回して調節します。細かいガスの増減も調節しやすく、とても使いやすかったです。
▼専用ケースはこちら
SOTO ひのと 収納ケース
サイズ | 22×6×5.5cm |
---|---|
重量 | 80g |
素材 | EVA樹脂、ポリスチレン樹脂 |
▼ひのとを詳しく解説した記事はこちら!
- コスパNo,1
NANGOGEAR キャンドル風ガスランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★3
- コスパ ★5
サイズ | 5×5×11.5cm |
---|---|
重量 | 100g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 31時間(230g缶使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 専用EVAケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
収納ケース付きで、しかもコンパクトながら低価格が魅力
同率5位4つ目は「NANGOGEAR キャンドル風ガスランタン」。Amazon限定で販売されている円柱状ガスランタンです。
ソフトタイプの収納ケース付きで、値段は4,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは一番の低価格。サイズは5×5×11.5cmと、サブランタンのなかでもコンパクトな部類です。
明るさは控えめながら、燃焼時間が長い
明るさは平均2.0ルクスと控えめ。サイズがコンパクトなこともあり、そこまで火を大きくすることはできませんでしたが、その代わり燃焼時間は31時間(※230g缶使用時)とトップクラスの長さです。
実際に使用してみると、なかなか火が点かなかったり、ガス漏れがあったりと少しクセがありました。検証時は再度装着し、ガス漏れがないことを確認したうえで使用しましたが、使用の際は注意が必要です。
また、光量を調整する際はレバーが少し硬く微調整がしにくかったのと、構造的に中に風が吹き込むのか火を小さくすると消えてしまうことも……。風が強い日は火を大きめにしておいたほうが良いでしょう。
キャンピングムーン ガスキャンドル ランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.2
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★3
- サイズ ★3
- コスパ ★4
サイズ | 7.5×3×16cm |
---|---|
重量 | 520g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 1〜2時間(充填式専用タンク使用時) |
ガス消費量 | 7g/h |
ガス缶の種類 | 充填式専用タンク、OD缶 |
付属品 | 木製ケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
おしゃれな木製の収納ケースと、ガスを補充するためのタンクがセット
同率5位5つ目は「キャンピングムーン ガスキャンドル ランタン」。SOTO ひのと SOD-260と同じく、充填用タンクがセットになったランタンです。
木製の収納ケースと、CB缶・ライターガス・OD缶(※別途マルチアダプターが必要)からガスが補充できる補充用タンクがセットで値段は6,500円ほど。
サイズは7.5×3×16cmと、サブランタンのなかでは平均的な大きさです。
明るさは控えめながらも燃焼時間が長め
明るさは平均2.0ルクスと、サブランタンのなかでも控えめの部類。
補充タンクを使用した際も平均2.0ルクスで、明るさに違いはありませんでした。その代わり燃焼時間は230g缶で約33時間(ガス消費量7g/hから換算)とサブランタンのなかでも長め。
なお、充填用タンクを使用した際の燃焼時間は1〜2時間なので、補充しながら使う必要があります。
コスパの良さが光るが、着火や光量調節がしにくい
コスパの良さが魅力ですが、着火がしづらかった点は残念に感じたポイント。ライターに火を点けてグローブの上に近づけた状態で器具栓レバーを回すというシンプルな着火方法ですが、器具栓レバーの回し始めが硬く、片手でくるくると回すのは至難の業。
逆に光量を大きくするために器具栓レバーを回すと緩くなりすぎて、すぐに火が大きくなってしまいました。
イワタニ FORE WINDS マイクロキャンプランタン FW-ML01
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 明るさ ★4
- 燃焼時間 ★2
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★2
- コスパ ★3
サイズ | 7.7×9.2×13.3cm |
---|---|
重量 | 208g |
明るさ(照度) | 150ルクス |
燃焼持続時間 | 7.5時間(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | CB缶 |
付属品 | EVAケース |
圧電点火装置 | ○ |
マントル | ○ |
燃料に入手しやすいCB缶を使用する、マントル式ランタン
同率10位1つ目は「イワタニ FORE WINDS マイクロキャンプランタン FW-ML01」。ガス機器でお馴染みのイワタニが展開する、アウトドアラインのCB缶を接続するマントル式ランタンです。
ソフトタイプの収納ケース付きで、値段は9,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは真ん中くらいの価格。サイズは7.7×9.2×13.3cmと、サブランタンのなかでは少し大きめです。
マントル式でトップクラスの明るさ
マントルを取り付けて空焼きする必要があるのは少し面倒ですが、明るさは平均34.6ルクスとトップクラスでテーブルの上をしっかりと照らしてくれました。
燃焼時間は7.5時間(※カセットガスFORE WINDSノルマル(250g缶)使用時)と、サブランタンのなかでは少し短めです。
サイズ感は少し大きめで点火がしにくい
CB缶を使用することもあり、横置きでしか使用できないのがシチュエーションによってはデメリットになる場合も。縦置きが多いOD缶のカスランタンと比較すると、どうしてもスペースを大きく取ってしまいます。
着火は器具栓レバーを回してガスを出すだけと簡単なものの、風の影響なのか点灯レバーを押してもうまく着火しませんでした。
何度かボタンを押したら着火したものの、うまく作動しないことも念頭に置いてライターは持っておいたほうがいいかもしれません。
ミニマルワークス エジソンランタン
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 明るさ ★2
- 燃焼時間 ★4
- 使いやすさ ★2
- サイズ ★3
- コスパ ★2
サイズ | 5×5×12.5cm |
---|---|
重量 | 82g |
明るさ(照度) | - |
燃焼持続時間 | 31時間(230g缶) |
ガス消費量 | - |
ガス缶の種類 | OD缶 |
付属品 | 収納ケース |
圧電点火装置 | × |
マントル | × |
ヴィンテージ調のデザインで、おしゃれな木製ケースも付属
同率10位2つ目は「ミニマルワークス エジソンランタン」。電球のようなグローブの形が特徴的なランタンです。
木製の収納ケース付きで、値段は10,000円ほどと今回比較したテーブルランタンのなかでは少し高めの価格。サイズは5×5×12.5cmと、サブランタンのなかでは真ん中くらいの大きさです。
燃焼時間は長いが、明るさは控えめで光量調節がしにくい
明るさは平均1.8ルクスとかなり控えめ。グローブの上部が大きく開いている構造上風に干渉されやすく、消えてしまうこともありました。その代わり燃焼時間は31時間(※230g缶使用時)と長めで、2泊以上のキャンプでも機能してくれそうです。
光量調節は、火力調整ダイアルを回すだけと簡単なものの、ダイアルを締めすぎると火が消えてしまうこともあるなど、調整が難しく感じました。
そもそもガスが出過ぎていると火力調整ダイアルだけでは光量調節しきれない場合もあるため、器具栓レバーでガスの量も合わせて調整する必要があります。
点火方法に一癖あって、コツがいる
点火も癖があり、点火口が狭くなかなか火がつかず10回目くらいでやっと点灯しました……。さらに、風が吹いているとライターの火も消えてしまうため難易度が上がります。
何度も繰り返していると火力調整レバーや器具栓レバーまで熱されて光量調整ができなくなってしまうため、公式の点灯方法ではありませんが、安全性には十分配慮したうえでガスを出したあとでグローブの上部から点灯したほうが簡単かもしれません。
▼エジソンランタンを詳しく解説した記事はこちら!
ガスランタン21選を比較検証
今回は通販サイトの人気売れ筋商品から定番のアウトドアブランドのアイテム、、気になるロープライス品まで総勢21台をメインランタン10台、サブランタン11台に分けて屋外で検証を行いました。
検証ポイント
検証ポイント
- 明るさ
- 燃焼時間
- 使いやすさ
- サイズ
- 価格(コストパフォーマンス)
1:明るさ
照度計を用いて、一定距離を離した場所の光に照らされた面の明るさ(ルクス)を計測しました。各検証条件は次のとおり。
メインランタン
3m四方に区画したスペースの中心に置いたランタンハンガー(ゼインアーツ オズハンガー)にランタンを吊るし、光源の高さを200cmに固定。
その後、区画したスペースの四隅に、筆者の胸の位置(100cm)で照度を計測したうえで、平均値を割り出して順位づけをしています。
サブランタン
70×90cmのテーブル(コールマン バタフライテーブル90)の中心に光源を設置。テーブルの四隅の照度を計測したうえで、平均値を割り出して順位づけをしています。
2:燃焼時間
燃焼時間を公式発表の数値から比較しました。なお、メーカーが推奨している燃料によってガス缶の容量が違い、なかには燃焼時間を公表していないメーカーもあるため、ガスの消費量を割り出し順位づけを行いました。
3:使いやすさ
実際に点灯をして、着火の簡単さ・複雑さのほか、光量調整のしやすさを確かめました。
4:サイズ
メーカー公式発表の数値から比較しました。また、メインランタンはランタンハンガーに吊るして、サブランタンはテーブルの上に置き、実際にキャンプで使用が想定されるアイテムと一緒に配置したうえでサイズ感を確かめています。
5:価格(コストパフォーマンス)
コストパフォーマンスは、記事執筆時点における販売価格と品質のバランスを総合的に考慮して評価しています。
持ち運びに便利!ケースも要チェック
ガスランタンの持ち運びにはケースがあるととっても便利! もともとケースが付属している場合でも、サイトの雰囲気を損なわないおしゃれなデザインのものもあるので要チェックです。
大型ランタン用
アミカルシュラフ ランタンケース
サイズ | 17×27×20cm |
---|---|
重量 | - |
素材 | - |
おすすめポイント
●コールマンノーススターの収納にジャストサイズ
●メッシュポケット付きで、マントルなどの消耗品を入れることができる
●蓋が大きく開くので出し入れがしやすい
小型ランタン用
BATOT キャンプランタン専用ケース
サイズ | 17×18×3cm |
---|---|
重量 | 169g |
素材 | ナイロン |
おすすめポイント
●ゴールゼロのLEDランタンや小型ランタンを収納するのにぴったり
●三脚やリフレクターもまとめて収納できる
●モールシステムを搭載しているためザックなどに外付けできる
▼ランタンケースを詳しく紹介している記事はこちら!
ガスランタンのよくある質問
ガソリンランタンとは何が違う?
着火式のランタンには、ガスのほかにガソリンを使用するタイプがあります。どちらも光量が強く周囲を十分照らせるのがメリットですが、そうなるとどちらを選ぶかも迷いどころ。2つのタイプには、次のような特徴があります。
ガソリンランタンは長時間の点灯に向いているほか、ガスと違い気温に左右されにくいため冬季でも安定した火力で点灯することができます。
しかし、タンク内の圧力を高めて点灯させる仕組みのガソリンランタンは、点灯前にポンピングが必要な他、各パーツに注油したり、定期的な分解清掃が必要だったりとメンテナンスに気を使うことが多いタイプです。
対してガスランタンはワンタッチで点灯できたり、メンテナンスが簡単だったりと操作性の高さと管理のしやすさから特に初心者におすすめしたいタイプです。
ガスランタンを使う際の注意点はある?
気温が低いと使えない場合もある
ガスは寒くなると内圧が下がるため性能が落ち、寒いほど光量が安定せず最悪の場合は火が点かなくなることも。ガス缶の使用環境はノーマルタイプの場合が10度が目安で、パワータイプなら0度が目安です。
-10度まで耐えられる寒冷地用もありますが、値段が高めで店舗によっては取り扱っていない場合も。ガス缶は、使用する場所の環境に合わせて選びましょう。
ガス缶とランタンのメーカーは揃える
ガス缶を燃料とするランタンやバーナーを使う場合、基本的に熱源と燃料は同じメーカーで揃えましょう。メーカーが異なると不具合が起こったり火が点かなくなったりする可能性があり、故障の原因にもなるため同じメーカーで揃えることを覚えておきましょう。
テント内では使わない!
ガスランタンは火器なのでテント内での使用はNG。ふとした拍子にテントに燃え移り大惨事になってしまったり、一酸化中毒になる危険性も。ガスランタンはあくまで外用の照明器具とし、テント内で灯りが欲しいときはがLEDランタンがおすすめです。
▼LEDランタンを詳しく紹介している記事はこちら!
お気に入りのガスランタンを見つけよう!
電気のLEDランタンとはまた違った趣があり、アウトドアらしい雰囲気でキャンプを盛り上げてくれるガスランタン。
キャンプサイト・テーブルそれぞれの場所でどれくらいの明るさが欲しいのかはもちろん、光量調整のしやすさや点火の手間など細かい部分にもこだわって、ぜひお気に入りのガスランタンを見つけてくださいね。
ガスランタンの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるガスランタンの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCAMP HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。
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