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ガスランタンとは?
ガスランタンは文字通りガスを燃料にしたランタン。火を使っているので明るく、光量が大きい物であればサイト全体を照らすメインランタンとしても使うことができます。

一方でテーブルに置いて揺らぐ炎を楽しめるコンパクトなタイプも。いずれも扱いやすく初心者からベテランまで全てのキャンパーにオススメできるタイプのライトです。
この記事で紹介するランタンは次の3つ!
キャンプで役立ついろいろなガスランタンを上記3つのカテゴリーでご紹介。まずは種類からチェックしていきましょう。
「直接点灯式」と「マントル式」の2つがある
ガスランタンの種類は、直接点灯タイプとマントルタイプの2種類。それぞれ次のような特徴があります。
直接点灯タイプ
◎ 火力調整用のツマミを回してガスを出し、ライターで着火するだけと簡単
○ 近くに置いても眩しくなく、手元を照らすテーブルライトに最適
△ 噴出するガスに火が点いているだけなので、光量は控えめ
マントルタイプ

出典:snowpeak
◎ マントル(光源となる網目状の袋)を使う
○ ガスをためて燃やすので明るく、メインライトにオススメ
△ 慣れるまではマントルの空焼き(炭化)にコツが要る
最大の違いは光量で、サイト全体を照らすのか? テーブルライトとして使うのか? など目的によって選びましょう。
ところで、ガソリンランタンと比べるとどんなメリットが?

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着火式のランタンには、ガスのほかにガソリンを使用するタイプもありますよね。
どちらも光量が強く周囲を十分照らせるのがメリットですが、そうなるとどちらを選ぶかも迷いどころ。2つのタイプには、次のような特徴があります。
ガソリンランタンの特徴
◎ 光量はガスより強いモデルが多い
◯ 燃焼時間が7~14時間程度と他のランタンよりも長い
△ 燃料が入手しにくく充填や管理にも気を遣う
△ ポンピングが必要
ガスランタンの特徴
◎ 面倒なポンピング(シュポシュポする作業)がいらない
◎ ガス缶はガソリンに比べると買いやすい
◯ ガソリンランタンより暗いがメインで使うには十分明るい
◯ 燃料を合わせたら荷物が少なくなる
△ 燃焼時間が短め
△ 燃料のコスパはイマイチ
手軽に十分な明るさを得られるガスランタンは、アウトドアのほかに停電時や災害時など、
緊急事態の備えにもオススメです。
いろいろあるガスランタン、選び方は?

出典:PIXTA
メインかサブかの中でもさらにいろいろな種類があるガスランタン。ここからは選ぶ際に注目すべきポイントを解説します!
ガスランタンの選び方
1:用途に応じた明るさがあるか?

ランタンの明るさは、ルーメン(lm)またはワット(w)で表されます。ルーメンは
光源から放たれる光の量を数値化したもので、ワットは電力を表す単位です。

撮影:編集部
光量のポイントでも関わってくるのが、使う場所。シチュエーションとランタンの持つ明るさが釣り合っていないと、眩しくて見えにかったり逆に薄暗かったりと不便になってしまいます。最適な光量は目的で変わるので、下記を目安に選ぶのがおすすめです。
メイン |
40ワット(170ルーメン)〜60ワット(810ルーメン)程度 |
テーブル(サブ) |
60ワット(810ルーメン)以上 |
2:CB缶とOD缶どちらを選ぶ?

画像作成:出典:筆者
ガスランタンに使用されるガス缶の種類は、OD缶とCB缶の2種類です。
OD缶とは
火力が安定しやすく気温が低くても使用できる寒冷地仕様もあるなど、アウトドア用に開発されたガス缶。価格は高めでアウトドア用品店やホームセンターなどの専門店でしか購入できない。
CB缶とは
カセットガスやカセットボンベと呼ばれ、家庭用のカセットコンロで使用されているガス缶。OD缶より価格が安くコンビニやスーパーなどで手軽に入手できるが、OD缶よりも内圧が弱くアウトドアでは不安定なシーンも。

どちらを選ぶかは寒冷地での安定性や燃料の入手のしやすさが決め手になりますが、バーナーなどランタン以外でガスを使う手持ちのアイテムにも注目を。
複数のアイテムでガス缶の種類を統一すると荷物が減らせて快適です。3:燃焼時間はどれくらい?

夜のアウトドアシーンでガスランタンの灯りが突然消えたら困りますよね。そこで、チェックしておきたいのが燃焼時間。燃焼時間の長いガスランタンほどガス缶の交換回数は減りますが、光量が大きい
ほどガスの消費量が多いため燃焼時間は短くなります。特にメインランタンは光量が大きいので注意が必要です。

たとえばメインランタンとして定番の「コールマン ノーススターLPガスランタン」の燃焼時間は、約4~8時間(※470g缶使用時)。このようにメーカーサイトなどに記載がありますが、あくまで目安であり消費量は使用状況や環境にも左右されます。ガス切れで慌てないよう、燃焼時間の長いガスランタンでも
予備のガス缶を持っていくと安心です。
4:嵩張らずに持ち運べる?

収納サイズがコンパクトなガスランタンほどパッキングしやすく、軽いものは車からキャンプ地までも楽に移動できます。
ガスランタンはガラス製パーツを使用している場合が多いため、心配なのは移動中の振動や衝撃による破損。収納ケースがあると本体を保護できるため、
移動時の破損も抑えられますよ。
▼おすすめのランタンケースはこちら!
5:虫が苦手なら、虫よけ効果のあるタイプを選ぼう

アウトドアでの虫刺されが気になったり虫が苦手な人は、
虫が感じにくい波長の光で照らしたり蚊取りマットが装着できる虫除け機能つきのランタンがおすすめ。蚊取り線香や虫除けスプレーとの併用で、さらに高い効果が期待できます。
どれを選ぶ?おすすめ20モデルを厳選!

ここからはおすすめのガスランタンをご紹介。メインサイト級の明るさを持つパワフルタイプからテーブルライトにちょうどいいモデル、さらに手軽に入手できるCB缶タイプをピックアップしました!
【メインに】明るいおすすめガスランタン

まずはパワフルな光量でキャンプサイトを照らす
、メインにオススメのガスランタン。ひとつあるだけでテントサイト全体から足元までしっかりと照らしてくれますよ。
コールマン ノーザンノバ
コールマン ノーザンノバ
●サイズ:約38×33×45cm
●重さ:約1.9kg
●燃焼時間:約2~4時間(470gレギュラー缶使用時)
おすすめポイント
●明るさは、コールマン史上で最高の3,000ルーメン
●30メートル先まで照らせるパワー
●メタルガードでグローブの割れを防ぐ
コールマン 2500ノーススターLPガスランタン
コールマン 2500ノーススターLPガスランタン
●サイズ:約φ14.5×26cm
●重さ:約1.3kg
●明るさ:約1,543ルーメン
●燃焼時間:約4~8時間(470g缶使用時)
おすすめポイント
●レギュラーガスの使用で、1,543ルーメンの明るさを確保
●470g缶の使用で、4~8時間の燃焼が可能
●器具栓ツマミで点火・消火・光量調整ができる
▼コールマン ノーススターについて、詳しくはこちら!
コールマン フロンティアPZランタン
コールマン フロンティアPZランタン
●サイズ:約10×7.5×13cm
●重さ:約200g
●明るさ:約273ルーメン
●燃焼時間:約6~12時間(230g缶使用時)
おすすめポイント
●レギュラーガスの使用で、光量は273ルーメン
●230g缶で、燃焼時間は6~12時間
●光量調節ツマミを熱から守るヒートガードは、長時間使用に便利
スノーピーク ギガパワー BFランタン
スノーピーク ギガパワー BFランタン
●サイズ:φ130×235(h)mm
●重さ:1,025g(ヘッドのみ)
●明るさ:最大170W
おすすめポイント
●170w相当の明るさで、テントサイトを照らす
●2分割のグローブで、スムーズなメンテナンスが可能
●光量調節には、少ない力で回せるワイヤー式ハンドルを採用
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート
●サイズ:φ59×95mm
●重さ:125g
●明るさ:最大80W
おすすめポイント
●80w相当の光量は、テントの出入り口を照らすのにちょうど良い明るさ
●コンパクトなサイズなので、収納スペースを節約できる
●125gの軽量ボディは、自転車や徒歩での持ち運びにオススメ
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
●サイズ:φ136×高さ375mm
●重さ:1.3kg(本体のみ)
●明るさ:ST-760使用時:230W相当/ST-700使用時:210W相当
●燃焼時間:ST-760使用時:約3.0時間/ST-700使用時:約3.5時間
おすすめポイント
●210~230w相当の明るさ
●虫が感じにくい波長のオレンジ発光で、虫が光に気づきにくい
●市販の蚊取りマットを装着できる
イワタニ プリムス 2245ランタン
イワタニ プリムス 2245ランタン
●サイズ:8.3×8.3×12.7cm
●重さ:200g
●燃焼時間:約8時間(IP-250タイプガス使用時)
おすすめポイント
●長年愛さえ続けているマントルランタンの定番
●30g/hのガス消費量で、約8時間の燃焼する
●すりガラス製のグローブが光の眩しさを軽減
イワタニ プリムス 541マイクロンランタン
イワタニ プリムス 541マイクロンランタン
●サイズ:6.1×6.2×10.6cm
●重さ:115g
●燃焼時間:約8時間(IP-250タイプガス使用時)
おすすめポイント
●プリムス 2245ランタンよりも一回り小さいランタン
●軽いのでソロキャンや山行にオススメ
●ホヤがメタルメッシュなので割れない
キャプテンスタッグ フィールドガスランタン〈L〉UF-8
キャプテンスタッグ フィールドガスランタン〈L〉UF-8
●サイズ:約130×120×215mm
●重さ:約970g(ガスランタンのみ:約720g)
●明るさ:150W相当(点火から3分後の最高照度)
おすすめポイント
●最高照度は150w相当
●持ち手付きの専用ケースで持ち運びがらく
●半分すりガラス・半分透明のグローブは、どちらを上にするかで雰囲気を変えられる
キャプテンスタッグ フィールド ガスランタン<M> UF-9
キャプテンスタッグ フィールド ガスランタン<M> UF-9
●サイズ:約105×100×155mm(ハンドル含まず)
●重さ:約610g(ガスランタンのみ:510g)
●燃焼時間:60W相当(点火から3分後の最高照度)
おすすめポイント
●点火から30分後の明るさは60w相当
●ガス消費量は45g/hの省エネタイプ
●性能と価格のバランスが取れていてコスパが良い
【マントル不要】サブにオススメテーブルにも置けるガスランタン
着火に手間がかからないマントル不要タイプは、手軽で初心者にも◎。テーブルに置くと炎が揺れてオシャレですね。サッとつけることができるので停電時の備えにもオススメですよ。
コールマン ルミエールランタン
コールマン ルミエールランタン
●サイズ:約φ7.3×6×18.3cm
●重さ:約210g
●燃焼時間:約28~38時間(230g缶使用時)
おすすめポイント
●230g缶の使用で、燃焼時間は28~38時間
●キャンドル風のデザインと揺れる灯火に趣がある
●背面のスライド式レバーで、かんたんに光量調節ができる
スノーピーク リトルランプ ノクターン
スノーピーク リトルランプ ノクターン
●サイズ:42×40×105mm
●重さ:102g
おすすめポイント
●ガス消費量は、1時間にわずか7g
●優秀な燃焼効率により、残量が少ないガス缶でも長時間の燃焼が可能
●煙突効果で着火がスムーズ
▼ルミエールランタンとノクターンについて、詳しくはこちら!
SOTO ひのと SOD-251
SOTO ひのと SOD-251
●サイズ:38×38×156mm
●重さ:232g
●燃焼時間:充てん式専用タンクで1〜2時間 (タンク充てん状況や火力により変動します)
おすすめポイント
●ライターガス、CB缶、OD缶から、専用タンクへガスの注入が可能
●直径38mmのコンパクトサイズで、設置・収納スペースを節約できる
●グローブを保護するカバー付き
▼ひのとについて、詳しくはこちら!
SOTO プラチナランタン SOD-250
SOTO プラチナランタン SOD-250
●サイズ:77×65×110mm
●重さ:210g(本体のみ)
●明るさ:80W相当(SOD-725T、SOD-710T使用時)
●燃焼時間:SOD-725T1本使用時:約6.0時間/SOD-710T1本使用時:約2.0時間
おすすめポイント
●プラチナの触媒作用を利用した新発行方式で風に強い
●SOD-725Tガス缶の使用で、約6時間の燃焼が可能
●グローブ不要だから割れの心配が無く、初心者も安心
キャプテンスタッグ キャンドルガスランタン UF-19
キャプテンスタッグ キャンドルガスランタン UF-19
●サイズ:約46×156mm(つまみ含まず)
●重さ:約155g(ガスランタンのみ約110g)
●燃焼時間::キャプテンスタッグレギュラガスカートリッジCS-250使用時(全開):約32時間(但し、使用状況(天候、気温等)により異なります。)
おすすめポイント
●CS−250ガス缶使用時は、バルブ全開でも燃焼時間は約32時間
●安い価格で長時間燃焼。コスパが優秀
●ハードケースで移動時の破損を防ぐ
ミニマルワークス エジソンランタン
ミニマルワークス エジソンランタン
●サイズ:50×50×125mm
●重さ:約115g
おすすめポイント
●230gのガス缶で約31時間、450gのガス缶なら約61時間の燃焼が可能
●ノスタルジックな灯火は、雰囲気重視のソロキャンパーにオススメ
●木製ハードケースがかっこいい
▼エジソンランタンについて、詳しくはこちら!
ミニマルワークス ギャレットランタン
ミニマルワークス ギャレットランタン
●サイズ:本体(フック含まず):約φ9.2×21.5cm/フック:約4×5.5cm/ウッドケース:約13.6×29×9cm
●重さ:約380g
おすすめポイント
●使うほど味わい深くなる銅とシリアルナンバーの刻印で、世界にひとつのオリジナル
●付属のガス缶カバーでより一層、趣が増す
●クラシックなデザインは、アンティークファンにオススメ
【燃料が調達しやすい!】CB缶で使えるガスランタン

CB缶は
カセットコンロと共有できるのでとっても便利です。調理器具でCB缶を使っている方は注目です!
SOTO レギュレーターランタン ST-260
SOTO レギュレーターランタン ST-260
●サイズ:100×130×150mm
●重さ:247g(本体のみ)
●明るさ:ST-760:ST-700使用時:80W相当
●燃焼時間:ST-760:ST-700使用時:約4.5時間
おすすめポイント
●ST-700ガス缶の使用で、80w相当の明るさ
●ST-760・ST-700のガス缶使用時で、燃焼時間は約4.5時間
●マイクロレギュレーターの採用により、連続使用や低温時の圧力低下に影響されにくい
▼ガス缶はこちら!
SOTO レギュラーガス ST-700
●サイズ:φ68×198mm
●重さ:約350g
●成分:液化ブタン
イワタニ FORE WINDS マイクロキャンプランタン FW-ML01
イワタニ FORE WINDS マイクロキャンプランタン FW-ML01
●サイズ:幅77×92×133mm
●重さ:約208g
●燃焼時間:カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時:約450分(気温20-25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値)
おすすめポイント
●本体は手に収まるコンパクトサイズで、収納スペースを節約できる
●カセットガスで約2時間の燃焼
●やさしい灯でテーブルを照らしてくれる
▼ガス缶はこちら!
イワタニ カセットガス FORE WINDS ノルマル FW-250-NR
●サイズ:φ68×198mm
●内容物:液化ブタン
●パック数:3本
▼マイクロキャンプランタンについて、詳しくはこちら!
ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-X
ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-X
●サイズ:約13.5×12×35.5cm
●重さ:約1.4kg
●明るさ:プレミアムガス:240W相当/レギュラーガス:210W相当
●燃焼時間:プレミアムガス:約4時間/レギュラーガス:約5時間(※燃焼時間は火力調整により変わります。)
おすすめポイント
●グローブを本体内部に収納できるため、コンパクトサイズで安全に移動できる
●熱をボンベに伝えるパワーブースター搭載で、出力ダウンを防止する
●レギュラーガスで210w相当の明るさを確保し、約5時間の燃焼が可能
▼ガス缶はこちら!
ユニフレーム レギュラーガス
●サイズ:φ68×198mm
おしゃれにガスランタンを使いたければ、これを揃えよう!

ガスランタンはカスタマイズすることでさらにおしゃれにできますよ。ここからは見た目にもこだわって気分良くガスランタンを使える関連グッズをご紹介!
見た目の良さもアップ!ガスランタンを使いこなすアイテム
ガスカバー

ランタンをドレスアップしたい人は、ガス缶カバーをチェック。レザーや木目でぬくもりのある雰囲気が出るほか、低温が苦手というガス缶ならではのデメリットもカバーしてくれますよ。
What will be will be 本革レザーOD缶
●サイズ:小/中/大
●材質:本革レザー
おすすめポイント
●機械加工では出せない、ハンドメイドならではの質感がおしゃれ
●硬式野球ボールのような縫い目が、十分な存在感を出す
●レザーの質感がガスランタンの雰囲気を損なわない
Hang Out×Mikan コラボ OD缶ウッドカバー
●サイズ:約Φ124×88mm
●材質:天然木
おすすめポイント
●木目の風合いが、どのようなシーンにもマッチする
●同じ木目が存在しない天然木だから、オリジナルの木目でドレスアップができる
●ガスランタンを部屋のインテリアとして飾りたい人にもオススメ
▼ガス缶カバーのおすすめとDIY方法はこちら!
二股化パーツ

中世ヨーロッパのお城で使われていたキャンドルやランプのようにガスランタンを飾れるのが、
二股化パーツ。
上級者になると、三股・四股パーツでさらにドレスアップするケースもありますが、股の数だけガスランタンが必要でガスの消費量も多くなるため注意しましょう。
Jeebel Camp ランタン用アクセサリーOD缶2分岐
●材質:アルミニウム合金
おすすめポイント
●ガスランタンのフォルムに合わせて、二股・三股・カラーを選んで購入できる
●ガスランタンとしっかり密着していない場合、ガス漏れ防止で自動オフになる
●お部屋のインテリアとして、ガスランタンを飾りたい人にもオススメ
Thous Winds ガスランタンアクセサリー TW2062
●材質:銅、真ちゅう
おすすめポイント
●キャンドルを連想させるスリムなガスランタンに似合う
●二股タイプのほかに、三股タイプもある
●OD缶とCB缶の両方に対応可能
改めておさらい!ガスランタンの使い方と注意点

ここからは
2種類あるガスランタンの使い方をご紹介。さらにガスならではの注意点も確認しておきましょう。
ガスランタンの着火・明るさ調整・消火方法
マントル不要タイプ
使い方
1.ガスランタンの本体をガス缶と接続する
2.器具栓を開いて、ランタン・バーナーからガスを出す
3.ランタン・バーナーから出ているガスにライターで着火する
4.火力調整ツマミで明るさを調節する
5.火力調整ツマミをOFFにして消火
マントルがあるタイプ
使い方
1.ランタン・バーナーの先端に、マントルを取り付ける
2.マントルの下部から上部に向かって、灰になるまで均等に燃やす
3.グローブやベンチレーターなどのパーツを本体に正しく取り付ける
4.器具栓ツマミを回してガスを出す
5.ライター、または点火ボタンで着火する
6.火力調整ツマミで明るさを調節する
7.火力調整ツマミをOFFにして消火
空焼きをしたマントルは、灰の状態。とてもデリケートで破れやすいため、念のため
予備のマントルを用意しておくと安心ですね。
ガスランタンを使う注意点
気温が低いと使えない可能性もある

ガスは寒くなると内圧が下がるため性能が落ち、寒いほど光量が安定せず最悪の場合は灯りが点かなくなることも。ガス缶の使用環境は
ノーマルタイプが10℃が目安で、
パワータイプなら0℃が目安です。
-10℃まで耐えられる寒冷地用もありますが、値段が高めで店舗によっては取り扱っていない場合も。ガス缶は、使用する場所の環境に合わせて選びましょう。
ガス缶とランタンのメーカーは揃える

ガス缶を燃料とするランタンやバーナーを使う場合、基本的に熱源と燃料は
同じメーカーで揃えます。メーカーが異なると不具合が起こったり灯りが点かない可能性や、故障の原因にもなるため同じメーカーで揃えることを覚えておきましょう。
テント内では使わない!

ガスランタンは火器なのでテント内での使用はNGです。ふとした拍子にテントに燃え移り大惨事になってしまったり、最悪一酸化中毒になる可能性も。ガスランタンはあくまで
外用の照明器具とし、テント内で灯りが欲しいときはLEDランタンがオススメです。
ガスランタンで明かりを灯そう!

マントル式ガスランタンの穏やかな灯りや、直接点灯タイプの揺れる灯火には趣があり、どちらも多くのアウトドアファンに愛用されています。光量も強く、手元やキャンプサイトを十分な明るさで照らすのも人気の理由ですね。
ガスランタンの灯りで、日常とは違うノスタルジックな雰囲気をキャンプで味わってみませんか?
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