テントの生地からウェアを開発
世界最強の素材を開発したフェールラーベンは、スカンジナビア探検隊のために、バックパックとサーモテントを製作。そして、探検成功後、隊員たちの「軽くて上部で防風・防水にすぐれたウエアもほしい」という意見を元に、テント生地でウエアを作ったのがウエア開発のはじまりです。
スキージャンプの経験がワックスを誕生させた
フェールラーベンの創業者であるオッケ・ノルディンは、自身が子どものころにあそんだスキージャンプからヒントを得ます。
オッケは、スキー板にワックスを浸透させるとともに、パンツのおしり部分にもワックスを塗って濡れを防いでいたのだとか。そこで、環境にやさしいミツロウとパラフィンを混合した「グリーンランドワックス」を生み、素材に防水、防風性を高めることができたんです。
ワックスは匂いがなく、あたたかい気候になったら洗濯して、ワックスを落として通気性を高めるなど、自分で機能を調整できるのもポイント。