世界最強の素材が生まれた経緯


極寒のグリーンランドを1000km走破する“スカンジナビア探検隊”のためのバックパック&テント作りから得た意見をもとに、G-1000Ⓡ素材のウエアを開発したそうで「世界最強の素材」とも呼ばれるに至りました。

テントの生地からウェアを開発


スキージャンプの経験がワックスを誕生させた

オッケは、スキー板にワックスを浸透させるとともに、パンツのおしり部分にもワックスを塗って濡れを防いでいたのだとか。そこで、環境にやさしいミツロウとパラフィンを混合した「グリーンランドワックス」を生み、素材に防水、防風性を高めることができたんです。

世界のマーケットを見据えて開発したAir
ただし、高密度で織り上げたG-1000Ⓡ素材のウエアは、日本の夏ではちょっとヘビー。世界最強の素材でも、真夏はちょっとね……と敬遠されがちでした。でも、2017年の夏は違います!フェールラーベンを扱うワイエスインターナショナルによると
近年、フェールラーベンはアメリカやアジアなど積極的にグローバル展開を行っております。そのため、スカンジナビアの夏でも涼しい気候だけでなく、蒸し暑い気候にも適したプロダクトが必要になりました。そこで、フェールラーベンの代表素材であるG-1000Ⓡの特徴を維持したまま、蒸し暑い気候でも快適に過ごせる素材の開発を始めたのです。それが、G-1000ⓇAir。
こうして、G-1000Ⓡ素材が生まれてから半世紀を超えた今、待望の、風通しのいい夏向き「G-1000ⓇAir」が仲間入りしたんです。
耐久性、軽さ、通気性を共存させる難しさ
Air開発にあたり苦心したのは、G-1000Ⓡの一番の特徴である耐久性を保ちながら、同時に軽さと通気性を持ち合わせること。100回以上のテストを繰り返し、改良を重ねた末、G-1000Ⓡ史上最も軽量・速乾で通気性の高いモデルが誕生しました。
リップストップを絶妙に配置して織りあげているので、G-1000Ⓡとしての耐久性は損なわず、UPFも+45と夏の暑い日のアウトドアでも快適に過ごせるフェールラーベン独自の素材になっています(ワイエスインターナショナルより)
「G-1000ⓇAir」を利用した第一弾のプロダクトは、今どきらしいクリーンなシルエットの「アビスコ シェードジャケット」。袖はロールアップしたときにボタンで留めることができます。脇など大きな動きが必要なパーツはストレッチ素材となっているので、キャンプはもちろん、ワンデイトレッキングなどにも対応しています。
アビスコ シェードジャケット 2万1600円(税込)

問い合わせ
ワイエスインターナショナル 03-6418-9339
http://fjallraven.jp/
最強素材のG-1000Ⓡ 1年を通して使える5種類に

G-1000ⓇAirのジャケットがあれば、夏のキャンプや旅行がよりアクティブで思い出深いものになりそうです。
Let’s do the outdoor with FJALL RAVEN jacket!
フェールラーベンのジャケットでアウトドアへ行こう!