「ツインピルツフォーク」と「ランステpro.M」を比較!
デイキャンプではタープ、インナーをつければテントにもなるなど、フレキシブルで使い勝手が良いシェルター。
なかでも中~上級キャンパーには、いろいろな設営アレンジを楽しめるツーポールシェルターが人気です。
その人気シェルターの二大定番が、スノーピークの「ランドステーションpro.M」と、キャンパルジャパンの「ツインピルツフォーク」。
どちらもサイトで圧倒的なオーラを放つカッコいいルックスですが、実際の細かな違いはどうなっているのでしょうか? サイズ感とアレンジの自由度、価格を中心にチェックしていきましょう。
比較ポイント1:サイズ感
ツインピルツフォークの高さは、355×630×210cm。前モデルの「ツインピルツ7プラス」より高さ・横幅ともにスケールアップし、180cm以上の男性でも余裕で直立可能。
もちろん空間の取り方は張り方次第、もっと開放感のあるレイアウトも可能です。
一方のランステpro.Mは、460×740×210cm。ツインピルツフォークと高さは変わらないものの、横幅と長さはこちらのほうが1mほど上回っています。
スノーピークのホームページによると3~4人家族に最適となっていますが、張り方次第ではもっと大人数でも対応できそうなサイズ感です。
比較ポイント2:アレンジの自由度
基本はポール二本での設営で、スタンディングテープ採用により設営もより簡単。そしてツインピルツフォークの”売り”は、オプションパーツの豊富さ! 内部空間を有効活用できる二又ポールに、インナーもハーフ・フルの2種類。
純正のオプションがしっかりと揃えられているのは、安心ですね。フルクローズした時の出入り口がわかりやすいのもポイント高し。
基本の立て方はツインピルツフォークと同じですが、取り付けられているループの数も多い分、展開バリエーションはランステpro.Mのほうが豊富。
ポールを軸にいろいろな張り方が可能ですが、その分ペグ打ちの数も多くなるため、凝った設営には時間がかかるのとビギナーには難易度が高いという声も。
比較ポイント3:価格
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スノーピークのオンラインストアによると、ランステpro.Mは120,960円(税込み)。
アレンジ自在で耐水圧もミニマムで3,000mm。これは納得のお値段ではないでしょうか。※スノーピークの「ミニマム」という表現の意味は「生地のどの場所でもその耐水圧を満たしている」という事。
ツインピルツフォークは91,800円(税込)。
2017年春にはコットン混紡生地の素材感をプラスした「ツインピルツフォークT/C」も登場。こちらは102,600円とお値段やや増しながら、心地よい肌触りと通気性アップで魅力的です。
キャンパルジャパン ツインピルツフォーク
スノーピーク ランドステーションPro.M
これぞシェルター!な張り姿から比較
ツインピルツフォーク
両サイドを跳ね上げれば、出入りもスムーズな快適リビングに。うまく日陰も取れています。
二又フレームで補強&スペースをしっかり確保しつつ、MSRのハバハバをインナーに。
フルインナーでリビング+寝室の2ルーム仕様に。純正オプションなのでスッキリとおさまります。
ランドステーションpro.M
シェルターでありながら耐水圧は3,000mm。4シーズン対応の使い勝手の良さはポイント高し!
チェアやテーブルを数脚置いても広々としています。サイトをしっかりと囲みつつ視界も確保できるのは、変幻自在のシェルターならでは。
寝室部分はアメニティドームSのインナーテントで対応。ランステにはインナーテントや二又ポールのオプションが無い分、工夫されている方が多いようです。
シェルターで、オーラ出しちゃおう!
比較をまとめると、初心者向けの使いやすさとオプションパーツで選ぶならツインピルツフォーク。耐性と、より本格的な設営アレンジに挑戦したいならランドステーションpro.Mといったところでしょうか。
どちらにしてもパリッとカッコよく張って、キャンプサイトでオーラを放っちゃいましょう!
Twin Piltz Folk or Land Station pro.?
ツインピルツフォークとランステプロ、どっちにする?