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駒ヶ根アウトドアライフ#04:焚き火の薪づくり(2ページ目)

薪づくりの方法

山から運び込んだ腕の太さほどの枝は、それほど特別な道具は必要ありません。

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ノコギリと、斧(おの)もしくは鉈(なた)のどちらか。そしてグローブは必ず着用します。
斧と鉈の使い分けですが、山に入るときは携帯性のよい鉈と折り畳み式ノコギリを持参します。
斧は大きく分けて枝払い用(キンドリングアックス)と薪割り用(スプリッティングアックス)の2種類があります。
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枝払い用(左)は斧身が薄く鋭いエッジが特徴で、小枝の切断に向いています。
薪割り用(右)は斧身に厚みがあり、その形状と重さで食い込むように割れます。
今回は折れ枝などを処理するための斧ですので、枝払い用斧を使用しています。
太い原木にはチェンソーや薪割り斧を使いますが、ここでは専門的になるので割愛します。

拾い集めた原木は斧(または鉈)で枝を払い、太さ毎に分類します。
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その際、斧を真下に振り下ろすと危険ですので、自分の身体がない方向に払っていきます。
払い落とした小枝は適度な長さに叩き切ります。
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地面や石に刃先が当たらないよう、枕木や丸太を利用します。

腕の太さほどの枝はノコギリを使います。
その際、枕木を利用しますが、下の写真の位置では伐り口が徐々に圧迫されて切りづらくなります。

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