他の機能性フリースと比べると…

普段からオクタ素材のウェアを愛用していますが、価格が高めで、なかなか買い足せないのが正直なところ。そこで気になるのが、同じような使い方ができて、より手に取りやすいクリマエア ライトとの違いです。
並べて比べてみると、見た目はかなり似ています。どちらも毛足のある生地で、ふわっとした質感。ただ、実際に手に取ってみると、クリマエア ライトのほうが生地が薄く、透け感もあります。
暖かさを生み出す仕組みが違う

実は、この生地の質感の違いには、素材の構造が関係しているんです。クリマエア ライトは、毛足の長い繊維を粗めに編んだフリース素材。繊維の間に暖かい空気をため込みながら、編み目から熱や湿気を逃がします。
一方、オクタは特殊な断面形状を持つポリエステル繊維を使った素材。繊維自体の構造によって軽さや保温性を確保し、通気性や吸汗速乾性にも優れています。
どちらも軽量で、行動中に着やすいアクティブインサレーションですが、暖かさを生み出す仕組みが異なるんですね。

暖かさの仕組みが異なるぶん、シチュエーションによって防寒性にも違いがありそう。とはいえ、オクタよりも軽さが際立つのはクリマエア ライトの大きなメリットです。
比較してみて感じたのは、携行性と価格を重視して防寒着を選びたい人には、クリマエア ライトがおすすめ。普段から愛用しているオクタ素材のウェアと比較することで、クリマエア ライトならではの魅力が見えてきました。
ちょっと惜しい点と対策
強風が吹くと寒い。こういうことか…

風のない穏やかな日にはじんわりとした暖かさを感じましたが、風が強く吹くと、生地を風がすっと通り抜けて結構寒いんです。そよ風程度でも肌寒く感じ、これ一枚では思ったほど暖かさを保てませんでした。
なるほど、こういうことか……と懸念点を実感。通気性のよさは、風がある場所では弱点になるようです。
一旦マウンテンパーカーの重ね着で対応

そこで、上からマウンテンパーカーを羽織ってみました。すると風が通り抜ける感覚がなくなり、かなり暖かい。
イメージとしては、裏地がフリースになったジャケットを、外側のシェルと内側のフリースに分けて着ているような感覚です。
別々に着られるので、暑くなったらマウンテンパーカーを脱ぎ、風が出てきたらまた羽織る。単体では少し頼りなく感じましたが、重ね着することで使いどころが見えてきました。
逆に熱いときは、前を開けて風を通せばOK

体が熱くなってきたら、風を通してこもった熱を逃がす。中間着をいちいち脱がなくても温度調節ができるのは、やっぱりラクですね。
軽さを活かしながら暖かさを強化するなら…

マウンテンパーカーを羽織れば暖かいことは当然なのですが、せっかくの軽やかさが帳消しになってしまうのが惜しい! というわけで、あわせて買って本当に良かったと感じたのが、ベストです。
ベストをインナーに重ねてみると、こんな感じ。身長168cm、痩せ型の僕はLサイズをチョイス。少しゆとりのある着こなしにしたせいもあり、着ぶくれ感はなくすっきりとしたシルエットになりました。
動きやすさも申し分なく、ベストを重ねることで、胸元に風が抜けてもスースーする感じはナシ。クリマエア ライトの軽さを実感しつつ暖かく着るには、ベストとのセット使いが正解という気がしました。

日中の気温が20℃くらいまで上がる日には、半袖Tシャツにベストを重ねるだけでも快適に過ごせました。
シチュエーションによって単体でも使えるベストは、カーディガンとセットでも10,200円! コストパフォーマンスも抜群なこの組み合わせは、厚手のアウターを着るほどではないけれど、Tシャツ一枚だと少し心もとない。そんな気温の日にちょうどいいと感じました。
動きながら防寒したい。そんな人にドンピシャ

着たままでも圧倒的に動きやすく、温もりもあるので、もはや着っぱなしを想定してコーディネートしていくのが良さそうです。「しっかり防寒する服」というより、「動いているときの快適さを保つ服」という認識がしっくりくるかも。
キャンプなら、マウンテンパーカーやダウンジャケットなどとセットで持っておくのがおすすめです。
何より、この価格にしてこの使い勝手の良さは、間違いなくコストパフォーマンスが光る一着。みなさんも、秋冬の寒さ対策に取り入れてみてはいかがでしょうか。
モンベル クリマエア ライト カーディガン Men's
| サイズ | S、M、L、XL |
|---|---|
| 平均重量 | 119g |
| 素材 | クリマエア®ライト[ポリエステル100%] |
モンベル クリマエア ライト ベスト Men's
| サイズ | S、M、L、XL |
|---|---|
| 平均重量 | 70g |
| 素材 | クリマエア®ライト[ポリエステル100%] |



