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焚き火をするうえで必要なアイテム

キャンプの醍醐味ともいえる焚き火。安全に楽しむために、まずは最低限そろえておきたいアイテムをチェックしましょう。
焚火台![]() | 火を安全に燃やすための土台。地面へのダメージも防げる |
焚き火シート![]() | 火の粉や熱から地面を守る。芝生サイトでは特に重宝する |
耐熱グローブ![]() | 火から手を守る。火傷をしないために必須 |
着火剤![]() | 薪に火をつけやすくする。初心者はあると安心 |
バーナー(ライター)![]() | 着火の道具。風のある場所でも火をつけやすい |
火挟![]() | 火のついた薪をつかむ |
火吹棒![]() | 息を吹き込んで空気を送り、火力を調整する |
火消し壺![]() | 燃え残りの薪や炭を安全に消火・持ち帰るためのアイテム |
それでは早速、焚き火の手順を詳しく見ていきましょう。
焚き火のやり方・手順とおすすめアイテム

焚き火は、手順さえ押さえれば初心者でも安全に楽しめます。ここでは、準備から片付けまでの流れを5つのステップで解説します。
①焚き火シート・焚き火台をセットする

まずは、焚き火をする場所に焚き火シートを広げ、その上に焚き火台を設置します。焚き火台を使っていても、熱や火の粉は地面に伝わるため、シートを併用すると安心です。特に芝生サイトでは、シートがないと芝を傷めてしまうおそれがあります。
キャンプ場によっては、焚き火シートの使用が必須とされているところも少なくありません。ルールは事前にチェックしておき、持っていくのを忘れないようにしましょう。
設置する場所は、焚き火台がぐらつかない平らな地面が理想。風向きにも気を配り、テントやタープから十分に距離をとって設置するのがポイントです。
コールマン ファイアーディスク(TM)ソロ
| 材質 | ステンレス |
|---|---|
| サイズ(cm) | 30×30×16 |
| 重量(kg) | 0.62 |
広げるだけで数秒設営。ダッチオーブンも載せられる安定感

コールマン「ファイアーディスク(TM)ソロ」は、円盤状の本体を広げて脚を立てるだけで組み上がる焚き火台です。慣れれば数秒で設営でき、撤収にも手間がかかりません。
直径30cmの炉は、大きめの薪もそのまま載せられます。本体は錆びにくいステンレス製です。

重心が低く作られているので、薪をくべても安定して使えます。耐荷重は約25kgで、10インチまでのダッチオーブンを載せた調理にも対応。付属の焼き網を使えば炭火で焼き物もでき、焚き火と調理を一台で楽しめます。
おすすめポイント
●広げて脚を立てるだけで、慣れれば数秒で設営できる
●重心が低く安定し、耐荷重約25kgで10インチのダッチオーブンも載せられる
●焼き網と収納ケースが付属し、焚き火から調理まで一台で完結する
ユニフレーム ファイアグリル
| 材質 | 鉄 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 43×43×33 |
| 重量(kg) | 2.7 |
網の下の四隅で炭を動かして火加減を調整できる、焚き火・BBQ・調理兼用
ユニフレーム「ファイアグリル」は、焚き火・BBQ・ダッチオーブン料理を1台でこなせる焚火台です。焼き網は炉の縁にあるツメに載せる仕組みで、炉の四隅にスペースが生まれます。炭を動かして火加減を調整しやすいのが特徴。
網の四隅は火が弱くなるため、焼けた食材を置いておく保温スペースとしても使えます。

炉の四隅には隙間があり、熱による変形を逃がしながら、そこから空気を取り込んで炭をよく燃やします。ウェイトバランスのよい頑丈な作りで、重いダッチオーブンを載せてもぐらつきにくく、耐荷重は約20kgです。
おすすめポイント
●網を炉のツメに載せる構造で、四隅のスペースを使って炭の位置を調整しやすい
●炉の四隅の隙間が熱による変形を逃がし、空気も取り込んで炭をよく燃やす
●分散耐荷重約20kgで、重いダッチオーブンを載せた調理も安心
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コールマン ファイアープレイスシート
| 材質 | グラスファイバー |
|---|---|
| サイズ(cm) | 80×80 |
| 重量(kg) | 0.33 |
80×80cmの広さと耐熱600℃で、焚き火台の足元の地面をしっかり守る

コールマン「ファイアープレイスシート」は、焚き火台の下に敷いて地面を守る耐熱シート。焚き火台から落ちる灰や小さな火の粉が地面に直接触れないため、芝生や土への負担を減らして焚き火を楽しめます。
80×80cmと広めのサイズで、焚き火台の足元までしっかり覆えます。

生地にはグラスファイバーを使っており、耐熱温度は600度。ハトメが付いているので、ペグで地面に固定でき、使用中もずれにくくなっています。重さは330gと軽く、小さなサイズに畳めるため、焚き火台と一緒にまとめて持ち運べます。
おすすめポイント
●耐熱600度のグラスファイバー生地で、灰や火の粉から地面を守る
●ハトメ付きでペグ固定でき、焚き火台の足元でずれにくい
●330gと軽く、22×22×4cmに畳めて持ち運びやすい
CARBABY 焚き火シート
| 材質 | ガラス繊維(両面シリコンコーティング) |
|---|---|
| サイズ(cm) | 100×145 |
| 重量(kg) | - |
100×145cmの大判と高い耐熱性で、焚き火台まわりの地面を広く守る
CARBABY「焚き火シート」は、焚き火台や薪ストーブの下を広くカバーできる大判の耐熱シートです。高密度のガラス繊維に両面シリコンコーティングを施した3層構造で、熱が地面に伝わりにくく、落ちた火の粉や燃えかすも受け止めます。
作業時の耐熱温度は700度、瞬間的には1500度まで耐えられます。

縫い糸にも燃えにくい素材が使われているため、縫い目がほつれにくく、繰り返し使い続けられます。四隅にはハトメがあり、ペグで地面に固定可能。汚れたら水洗いでき、収納袋も付属しているので、撤収時の手間もかかりません。
おすすめポイント
●両面シリコン加工の3層ガラス繊維で、地面への熱と火の粉をしっかり遮る
●作業時耐熱700度・瞬間1500度で、縫い糸まで燃えにくく繰り返し使える
●四隅のハトメでペグ固定もできる
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東和コーポレーション EXTRAGUARD TAKIBI
| 材質 | 牛床革 |
|---|---|
| サイズ(cm) | フリー |
| 重量(kg) | - |
厚手の牛床革で薪も安心してつかめる、指の股を補強した5本指の革手袋

東和コーポレーション「EXTRAGUARD TAKIBI」は、薪をつかんだり火のそばで作業したりするのに向いた5本指の革手袋です。耐久性と耐熱性に優れた厚みのある牛床革を使っているため、熱を持った薪や焚き火台のパーツも扱いやすくなっています。
傷みやすい指と指の間には表革を当てて補強しています。

革にはオイル加工が施されていてやわらかく、5本指なので薪の位置をこまめに直すような細かな作業もしやすい作り。裏地は綿で、洗濯もできるため、煤や汚れがついても手入れが簡単です。
フリーサイズで、焚き火のほか、ランタンなど熱を帯びるギアを扱うときにも使えます。
おすすめポイント
●厚みのある牛床革で、熱を持った薪や焚き火台も扱いやすい
●傷みやすい指の股に表革を当てて補強している
●オイル加工でやわらかく、洗濯もできて手入れしやすい
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②焚き付けを準備する

薪に直接火をつけるのは意外と難しいので、先に「焚き付け」を用意しておきます。焚き付けとは、火を大きな薪へ燃え移らせるための着火用の燃料のこと。細い枯れ枝や小割りにした薪、乾燥した松ぼっくりなどが代表的で、太い薪よりも火がつきやすく、安定した炎を育てる土台になります。
用意する量は、片手でひとつかみ程度が目安。湿気を含んでいると火がつきにくくなるため、しっかり乾いたものを選びましょう。
ただし、キャンプ場で枯れ枝を拾えるとも限りません。確実に準備したいなら、焚き付け用のアイテムを自宅から持っていくのがおすすめです。
丸実富士屋商店 文化たきつけ
| 内容量 | 18本 |
|---|
板を割って必要な分だけ使える、数分間燃え続ける灯油入りの板状着火剤
丸実富士屋商店「文化たきつけ」は、木材繊維の板に灯油を染み込ませた昔ながらの着火剤です。板には切り込みが入っていて、必要な分だけパキッと割って使えます。
薪や炭の隙間に1〜2本入れて火をつければ、数分間しっかりした炎が続き、炭や薪に火が移るまでを支えてくれます。

割る量で火の大きさを調整できるので、少量の炭起こしから薪ストーブの着火まで使い分けられます。板状でかさばらず、使い切れなかった分は密閉容器に入れて涼しい場所で保管すれば、次のシーズンまで持ち越せます。
おすすめポイント
●切り込み入りの板を割って使え、必要な量だけ火力を調整できる
●灯油を染み込ませた板で、1〜2本で数分間しっかり燃え続ける
●板状でかさばらず、密閉保管すれば次のシーズンにも持ち越せる
③着火剤と薪を配置する

配置の基本は、一番下に着火剤、その上に焚き付け、いちばん上に薪の順で重ねていくこと。火は下から上へ燃え広がるため、この順番にしておけば、着火剤の炎が焚き付け、薪へと自然に燃え移っていきます。
このとき意識したいのが、空気の通り道をつくっておくこと。薪をぎっしり詰め込むと酸素が行き渡らず、なかなか火が育ちません。薪同士のあいだに隙間を残し、下から空気が抜けるように組むと火がつきやすくなります。
薪の種類:焚き付けには針葉樹、長く燃やすなら広葉樹が◎
薪は大きく針葉樹と広葉樹に分かれ、それぞれ燃え方が異なります。火をおこす段階と、安定してから長く楽しむ段階で使い分けるのがポイントです。
| 針葉樹 | 広葉樹 | |
| 代表的な樹種 | スギ、ヒノキ、マツ | ナラ、クヌギ、カシ、サクラ |
| 火のつきやすさ | 油分を含み火がつきやすい | 火がつくまで時間がかかる |
| 火持ち | 燃え尽きるのが早い | 一度燃え始めると長持ち |
| 注意点 | 火の粉が飛びやすい | 太いものは着火に手間がかかる |
| 向いている使い方 | 焚き付け、火おこしの初期 | メインの薪、長時間の焚き火 |
どちらを使う場合も、大切なのは「よく乾燥していること」。湿気を含んだ薪は火がつきにくく、煙もたくさん出てしまいます。手に持って軽く、樹皮が浮いていて、叩くと乾いた高い音がするものを選びましょう。
ちなみに、薪は細くて軽いものから先に燃え始め、太い薪へと燃え移っていきます。薪が針葉樹か広葉樹かは、購入時に確認しておくと安心です。
薪の組み方が火のつきやすさを左右する!
薪は組み方によって空気の通り道が変わり、火のつきやすさや火力、燃える時間も大きく変わります。代表的な組み方を、用途別にまとめました。
| 組み方 | 特徴 | おすすめの用途 |
並列型![]() | 簡単で火力が安定。薪も足しやすい | 調理、初心者 |
井桁(いげた)型![]() | 煙突効果で火力が強く、大きな火柱が立つ | 暖をとる、キャンプファイヤー |
合掌型(開き傘)![]() | 火力は控えめだが長持ち。鍋も置きやすい | のんびり楽しむ、煮込み料理 |
合掌型(閉じ傘)![]() | 大きな炎になるが崩れやすく、短時間で燃える | 短時間で火を大きくしたいとき |
初心者は、扱いやすい並列型から試すのがおすすめです。火がついたあとは、火の流れをじゃましないよう、しばらく薪を動かさずに見守りましょう。
▼火おこしの方法をを紹介している記事はこちら
ニチネン チャッカネン
| 内容量 | 240g |
|---|
炭に出して火をつけるだけ。逆止弁付きで使いやすいゼリー燃料
ニチネン「チャッカネン」は、木炭への着火に使う容器入りのゼリー燃料です。炭の上に必要な量を出して火をつけるだけで、薪に火が移ります。ゼリー状なので炭の表面にとどまりやすく、着火したい場所にしっかり置けるのが特徴です。
容器には逆止弁が付いており、一度出した燃料は容器内に戻りません。出す量を加減しやすいのもうれしい点です。炎は赤色なので、火がついたかどうかを目で確認できます。
おすすめポイント
●ゼリー状の燃料を炭に出して火をつけるだけで、炭に着火できる
●逆止弁付きで、一度出た燃料が容器内に戻らない
●赤色の炎で、着火の状態を目で確認しやすい
オノエ ハイチャッカー・S
| 内容量 | 9片 |
|---|
手でちぎって必要な分だけ使える、手が汚れず臭いも気にならない
オノエ「ハイチャッカー・S」は、パラフィンワックスを固めた板状の着火剤です。使いたい分だけ手でちぎって使えるので、炭の量や焚き火の規模に合わせて量を決められます。
アルコールなどは使っていないため、手が汚れにくく、燃やしたときの嫌な臭いも気になりません。平らな板状で、荷物のすき間にも収まる手軽さが魅力。
炭や薪の下に置いて火をつければ、ワックスの炎が燃え移っていきます。ちぎる大きさを変えれば、少量の炭起こしから焚き火の着火まで使い分けられます。
おすすめポイント
●手でちぎって使えるので、必要な量だけ着火剤を使える
●アルコールなどを使っておらず、手が汚れにくく嫌な臭いもしない
●炭や薪の下に置いて火をつけるだけで、ちぎる大きさで炎の大きさを調整できる
▼おすすめの着火剤を紹介している記事はこちら
トヨトミ GEAR MISSION VERSAGRIP VG-GM1
| 材質 | 黒皮鉄 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 43.5 |
| 重量(kg) | 0.29 |
薪をつかむだけでなく、調理器具の持ち上げやペグ抜きまでこなす多機能な火ばさみ

トヨトミ「VERSAGRIP」は、薪をつかむだけでなく、焚き火まわりのさまざまな作業を一本でこなせる火ばさみです。
ケトルや鍋の取っ手を上部のスリットに引っかけて持ち上げたり、先端のスリットで熱い鉄板を挟んで動かしたりと、調理中の道具の扱いにも役立ちます。

返しの形をした部分は、薪を束ねているPPバンドを切ったり、散らばった薪や燃え残りを引き寄せたりするのに使えます。フック部分は、テントペグを抜くときにも便利。
使い終わったらスリットを焚き火台の側面に差し込んで固定でき、フックでハンガーにかけることもできるので、置き場所に迷いません。素材は黒皮鉄で、使い込むほどに風合いが増していきます。
おすすめポイント
●ケトルや鍋の取っ手、熱い鉄板を引っかけたり挟んだりして安全に持ち上げられる
●PPバンドの切断、薪の引き寄せ、ペグ抜きまで一本でこなせる
●焚き火台の側面に差し込んで固定でき、持ち手の穴でカスタマイズもできる
▼トヨトミ「VERSAGRIP」を紹介している記事はこちら
④着火して火を育てる

組んだ薪の下にある着火剤に、バーナーやライターで火をつけます。着火剤から焚き付け、薪へと火が移っていくので、風下側から点火すると安全です。
火がついたら、まずはしばらく動かさずに様子を見ましょう。薪は細くて軽いものから先に燃え始め、徐々に太い薪へと燃え移っていきます。焦って薪を動かしたり、いきなり大きな薪を足したりすると、せっかくの火の流れをじゃましてしまいます。
なかなか火が広がらないときは、火吹棒で根元に空気を送りましょう。ただし、強く吹きすぎると火の粉が飛ぶので、周りに注意しながら少しずつ送るのがポイン。炎が安定して太い薪にも火が移ったら、追加の薪を足していきます。
SOTO スライドガストーチ
| サイズ(cm) | 4×1.7×11.7〜18.5 |
|---|---|
| 重量(kg) | 0.057 |
火口が伸びて奥まで届く。風に強い炎で焚き火も炭も着火しやすい

SOTO「スライドガストーチ」は、火口が約6.8cm伸び縮みする小型のガストーチです。使うときは火口を伸ばして手元から炎までの距離を取れるため、炭や焚き火台の奥にも安全に着火できます。炎は温度1,300度の極細集中炎で、風のある屋外でも消えにくい耐風設計です。

燃料は充てん式で、カセットガスやライターガスが使えるのも嬉しいところ。火口にはキャップが付いており、ポケットや荷物の中での誤作動も、ほこりの侵入による点火不良も起こりにくくなっています。
燃料タンクには不純物を吸着する活性炭を内蔵し、吸気口も火口から遠い本体下部に配置しているため、ノズルが詰まりにくい作りです。
おすすめポイント
●火口が約6.8cm伸びて、手元から離れた場所に安全に着火できる
●炎温度1,300度の極細集中炎で、風のある屋外でも消えにくい
●火口キャップ付きで、荷物の中での誤作動やほこりの侵入を防げる
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VASTLAND ふいご 火吹き棒
| 材質 | ステンレス |
|---|---|
| サイズ(cm) | 1×13〜62 |
| 重量(kg) | 0.022 |
ピンポイントで風を送れて灰が舞いにくい、6段階に伸びるステンレスの火吹き棒
VASTLAND「ふいご 火吹き棒」は、弱ってきた炎に空気を送り込んで、勢いを取り戻すための細身のステンレス製火吹き棒です。炭や薪のすき間に先端を差し込めば、空気を送りたい場所へピンポイントに風を当てられます。
送風機のように周囲へ風が広がらないので、燃えた灰も舞い上がりにくいのが魅力です。

6段階に伸縮する作りで、短いときは約13cm、いっぱいに伸ばすと約62cmまで届くため、火との距離を保ったまま作業できます。付属の収納ケースにはカラビナが付いていて、ベルトフックにかけておけばすぐ手に取れます。
おすすめポイント
●炭や薪のすき間に差し込んで、狙った場所にピンポイントで空気を送れる
●6段階に伸縮し、火との距離に合わせて長さを調整できる
●カラビナ付きの収納ケースで、ベルトフックにかけて持ち運べる
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⑤薪は燃やし尽くして片付けをする

焚き火を終えるときの理想は、薪を最後まで燃やし尽くして灰にすること。燃え残りが少ないほど片付けがラクになり、消火も確実になります。就寝や撤収の時間から逆算して、薪の足し方を調整しておきましょう。
気をつけたいのが、炎が上がらなくなった「熾火(おきび)」の状態です。「このまま自然に消えるだろう」と放置するのはNG。熾火は見た目以上に高温で、灰や火の粉が風で飛ばされると、周囲のものに引火するおそれも。火が完全に消えるまで、その場を離れないようにしてください。
火が消えて灰が冷めたら、片付けに移ります。灰は焚き火台やその周辺に残さず、キャンプ場の灰捨て場へ持っていきましょう。灰捨て場の場所やルールはキャンプ場によって異なるので、受付などで事前に確認しておくと安心です。
燃え残りは火消し壺に。水をかけて消火はNG

燃え切らずに残った薪や炭は、火消し壺に入れて消火します。蓋を閉めて密閉すると酸素が遮断され、火が自然に消える仕組みです。水を使わないので灰が飛び散る心配もなく、安全に持ち運べます。
手軽に済ませようと、水をかけて消火するのはNG。高温の焚き火台に水をかけると、水蒸気とともに熱い灰が舞い上がり、やけどのおそれがあります。また、急激な温度変化で焚き火台が歪んでしまうことも。
さらに、水を含んだ灰は固まって処理しにくくなり、燃え残りの薪や炭も湿ってしまうため、次回に再利用できません。火消し壺なら、消した薪や炭を「消し炭」として次回の焚き付けに使えます。
バンドック チャコール 缶
| 材質 | 表面処理鋼板 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 25.5×18.5×27 |
| 重量(kg) | 0.94 |
炭を入れて蓋をするだけ。水を使わず消火して、炭を再利用できる
バンドック「チャコール缶」は、使い終わった炭を入れて蓋をするだけで消火できる火消し缶です。缶の中を密閉して火を消すため水は必要なく、炭が濡れることもありません。消えた炭はそのまま取っておけば、次のキャンプやBBQでもう一度使えます。
缶は直径約18.5cmの蓋付きで、まとまった量の炭を入れておける大きさです。鋼板でできているので、熱を持った炭を入れる用途にも向いています。
おすすめポイント
●水を使わず、炭を入れて蓋をするだけで密閉して消火できる
●炭が濡れないので、消した炭を次回も再利用できる
●蓋付きで直径約18.5cm、まとまった量の炭を入れられる
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薪を自分で作るなら!プラスαであると便利なグッズ

焚き火の基本は、市販の薪を使えば十分に楽しめます。ただ、太い薪を細く割ったり、焚き付け用に小さく整えたりできると、火のつきやすさや火力の調整がぐっと自在になります。
そこでここでは、薪づくりに役立つ斧や鉈、ナイフ、楔といったアイテムを紹介します。焚き火をもっと本格的に楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
斧

太い薪を割るなら、まず用意したいのが斧。重みを利用して一気に割れるので、力に自信がない人でも効率よく薪を作れます。
使い方は、安定した切り株などの台の上に薪を立てて置き、足を肩幅に開いて、斧の刃を薪の中心に当てるように構えます。
そのまま斧の重みを利用して、まっすぐ振り下ろして割りましょう。力任せに振るよりも、刃の重さに任せるイメージのほうが、狙いが定まって安全です。

ひと振りで割れなくても、刃が食い込めば次の一撃で割れていきます。割った薪をさらに半分や4分の1に割っていくと、焚き付けに使いやすいサイズになります。
ケガを防ぐため、周囲に人がいないことを確認し、軍手や丈夫な靴を着用してから使ってください。
ハスクバーナ 手斧 38cm
| 材質 | スウェーデン鋼 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 全長37.5 |
| 重量(kg) | 0.98 |
スウェーデン鋼の刃とヒッコリーの柄。革ケース付きで持ち運べる
おすすめポイント
●刃にスウェーデン鋼、柄にヒッコリー材を使った手斧
●専用の革ケース付きで、刃を覆ったまま持ち運べる
●ヘッド600gの重みで、薪に刃を落としやすい
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鉈

斧ほど大きな力はいらず、扱いやすいのが鉈です。刃が厚くて丈夫なので、細めの薪を割ったり、枝を払ったりと、焚き付けづくりに向いています。
使い方は、割りたい薪の上に鉈の刃を当て、背の部分を別の木の棒(バトン)で叩いて、刃を薪に食い込ませていきます。「バトニング」と呼ばれる方法で、振りかぶらずに済むため、狭い場所でも安全に作業できます。
刃が薪の下まで抜けるまで、棒で少しずつ叩き進めましょう。

割った薪をさらに細く割っていけば、焚き付けにちょうどいいサイズになります。枝の先を払って整えるのにも便利です。ケガを防ぐため、薪は安定した平らな台の上に置き、刃の向かう先に手や足がないか確認してから叩いてください。
ベアボーンズ ジャパニーズ ナタハチェット
| 材質 | 4CR14メタル |
|---|---|
| サイズ(cm) | 40 |
| 重量(kg) | - |
厚み5mmの肉厚ブレードで、鉈のように使えるハチェット
おすすめポイント
●鉈のように使える、厚み5mmの肉厚ブレード
●ブレードは4CR14メタル、柄はウォールナット材の組み合わせ
●シース付きで、刃を覆ったまま持ち運べる
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ナイフ

細かい作業を担当するのがナイフです。太い薪を割るのには向いていませんが、焚き付けを仕上げるうえでは頼れる存在になります。
代表的な使い方が、細い薪や枝の表面を薄く削って「フェザースティック」を作る方法です。薪の側面にナイフの刃を当て、手前に引くように薄く削り、先端に向かって羽根のような削りくずを何枚も作ります。
表面積が増えて火がつきやすくなるので、湿気が気になる日の火おこしにも重宝します。

薪を割る場合は、鉈と同じようにバトニングで割ることもできます。その場合は、刃が厚くて柄までしっかり刃が通った「フルタング」構造のナイフを選ぶと安心です。削るときは刃の進む先に手や足がないか確認し、安全な向きで作業してください。
ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフ
| 材質 | ステンレス刃物鋼 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 全長23 |
| 重量(kg) | 0.15 |
バトニングにも耐える頑丈さに、メタルマッチ対応の背。火起こしまで一本でこなす
おすすめポイント
●厚さ3.5mmのステンレス刃物鋼とフルタング構造で、バトニングにも耐える
●刃の背に角が立っており、メタルマッチで火花を飛ばせる
●ベルトループ付きのシースで、腰に下げて持ち運べる
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くさび

斧だけでは割りにくい太い薪や、節が多くて硬い薪の強い味方になるのが、くさびです。金属製の楔型のパーツで、薪の割れ目に打ち込んで、じわじわと押し広げて割っていきます。

使い方は、薪の上面にできているひび割れや、斧で入れた切り込みにくさびを立て、ハンマーで真上から叩き込むだけ。一度で割れなければ、くさびをもう1本追加したり、ずらして打ち込んだりして、割れ目を少しずつ広げていきましょう。
斧が薪に食い込んで抜けなくなったときも、すき間にくさびを打てば割れて外せます。
力任せに振りかぶる必要がなく、斧の扱いに不安がある人でも安全に使えるのが魅力です。ただし、叩いたときにくさびの頭が欠けて飛ぶことがあるので、作業時は保護メガネや軍手を着用しましょう。斧の背で叩けるモデルもありますが、基本はハンマーを使うのがおすすめです。
尾張の大うつけ 先鋒
| 材質 | ステンレス |
|---|---|
| サイズ(cm) | 2.5×2.5×18 |
| 重量(kg) | 0.515 |
ペグハンマーで叩くだけで薪が割れる、サビにくいステンレス製の薪割りクサビ
おすすめポイント
●斧やナタを振り下ろさず、ペグハンマーで叩くだけで薪を割れる
●先端はクサビ、握る部分は平タガネのような握りやすい形状
●ステンレス(SUS303)の鋼材で、サビにくく手入れしやすい
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薪スタンド

薪スタンドがあると、焚き火のそばに薪をすっきり置いておけます。地面から浮かせて置けるので、湿気や雨上がりの濡れた地面から薪を守れるのが一番のメリット。薪が湿ると火がつきにくくなり、煙も増えてしまうため、乾いた状態をキープできるのは大きな利点です。
使いたいときにすぐ手に取れるので、焚き火中の薪の追加もスムーズ。ダンボール箱に入れっぱなしにするよりも見た目がすっきりして、サイトの雰囲気を壊しません。
DOD となりのまきちゃん
| 材質 | アルミ合金、綿 |
|---|---|
| サイズ(cm) | 66×41×51 |
| 重量(kg) | 1.3 |
薪の運搬から保管まで一つで完結。30kgまで載せられる薪バッグ&スタンド
おすすめポイント
●最大30kgの薪を載せられるスタンドで、薪を濡らさずに保管できる
●スタンドの生地がそのまま薪バッグになり、運搬から保管までこれ一つで完結する
●綿100%の帆布で火の粉に強く、2Lペットボトル2本ほどの大きさに折りたためる
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