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【コレは惚れる…】おもちゃみたいだけど1300℃!? 老舗の75mm極小バーナーが、小物ギア好きに刺さる(2ページ目)

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バーナー部をキャップで保護

プリンスPB-01の火口

バーナー部を覗いてみました。ここから1300℃(!)の炎が飛び出すとのことです。

火口は中央に大きめの穴があり、そのまわりを小さな穴が取り囲んでいます。この穴にゴミが詰まったりすると、故障の原因になるんでしょうね。

……しかしご安心ください。

プリンスPB-01のカバー

PB-01にはカバーが付属します。しかも嬉しいチェーン付き。

これならポケットに入れておいても、ホコリや小さなゴミが侵入できません。

燃料タンクはスケルトン

プリンスPB-01を手に持つ

本製品の最大の特徴が、スケルトンの燃料タンク。入っている燃料の量が一目瞭然です。小さなボディでもしっかり見やすく、ありがたい仕様だと感じました。

プリンスPB-01ガス注入口

ちなみにガスの注入は、底部から。このポートにガスボンベの先端を押し付け、プシューッと注入します。

ガス重鎮

ガスがなくなってきた後日、手持ちのガスライター用ボンベで補充しました。

公式には「GB-2001 ガスボンベ」という商品が推奨されているのですが、画像のボンベでも問題はなかったです。

立てた状態でも使用可能

プリンスPB-01ロックレバー

さて炎がついた状態でロックできるのも、本製品の大きなメリット。点火スイッチを押し下げた状態で、中央の赤いレバーをON側にスライドさせると、炎が出っぱなしになります。

プリンスPB-01のスタンド装着

付属のシリコンスタンドを併用すれば、炎が出た状態をキープしつつ、両手を使うことが可能に。

筆者は工作を趣味としてはいないので、使い道がぱっと思い浮かびませんでしたが、「これは便利!」と用途が思い浮かぶ人もいることでしょう。

プリンスPB-01の火力調整レバー

ちなみに裏面には火力調整のスライドレバーが。火力を無段階に調節できる……んですが、筆者が手に入れた個体はうまくできませんでした。

のちほど「気になった点」の項目で説明します。

実際にキャンプで使ってみた

プリンスPB-01の点火

それではキャンプで実際に使ってみましょう。キャンプ中、何かに着火しなくてはならない場面は、ほぼ確実に存在します。

着火ギアがよく使われそうなシーンを挙げ、実践していきます。

アルコールへの着火

アルコールストーブへの着火

まずはアルコールストーブへの着火。アルコールに向けて……つまり下に向けて炎を出すことのできるトーチバーナーが本領を発揮する瞬間です。これは固形燃料への着火でも同様ですね。

コンパクトなアルストに小型のバーナーでサッと着火する……ゴツいバーナーでも着火はできますが、手のひらサイズの本製品なら、グッとスマートな着火シーンとなります。

パラコードのカット

パラコードをトーチで炙る

アウトドアにおいてパラコードは何かと便利。ただし長さがちょうどよくないと扱いにくいものです。

ということで筆者は現地でカットすることがよくあるんですが、パラコードはカットしただけだとほつれてしまうので、炙って固めてやる必要が。

本製品はコンパクトながら妙に握りやすいので、こうした細かい炙り作業が大得意でした。

パラコードでライトを吊るす

ちょうどいい長さにカットできたことで、ポールの途中にLEDランタンを吊るせるように。

話が逸れますが、パラコードを使ったこういった工夫は楽しいものです。興味があったらHOW TO系の記事も読んでみてください。

プリンスPB-01スタンド装着

さてパラコードといえば、色違いの2本のパラコードを溶接するテクニックがあります。そうしてブレスレットを編むと、オシャレに仕上がるんですよね。

その溶接において、本製品は最高峰レベルに有能。炎が出た状態で両手がフリーになるので、2本のパラコードを同時に炙って溶かすことができ、スムーズに溶接できます。

着火剤への着火

着火剤への点火

キャンプでは焚き火や炭火焼きのスタート時に、着火剤を使うことも多いですよね。そんなときはもちろん本製品の出番……なんですが着火剤への着火は普通のライターでもこなせるので、あまりいい例ではないかもしれません。

ただし着火剤の仕込まれた成形炭への着火なら、ライターよりも格段に快適でしょう。風に強く、着火ポイントを狙いやすい利点があります。

焚付(たきつけ)への着火

焚きつけへの着火

1300°Cの炎が勢いよく出続けるので、ちょっとした小枝があれば焚付に使うことができます。枯れ葉などをそれほど熱心に集めなくてもいいのは、時短になって助かりますよね。

燃えるまで当て続ける……ある程度は強引な着火が可能です。

プリンスPB-01を手に持つ

ひと目見たときから可愛らしいアイテムだと思っていましたが、実際にいろいろと使ってみた結果、ますます愛着が沸きました。可愛い見た目なのに実力も充分、というギャップ萌えもあります。

……しかし気になった部分もありました。

気になった点も

筆者が手にした個体は、火力調整のレバーをプラス側いっぱいにしておかないと、点火できません。

正直なところぜんぜん困ってはいないんですが、調節レバーがまるっきり無駄装備になってしまっていることに、軽いモヤモヤが残ります。

おやじ世代にオススメしたい極小バーナー

プリンスPB-01

小型ゆえの携帯性のよさにより、日常的に使いやすいのが本製品。たとえば墓参りのときには、線香に着火するのに役立ちます。

チャッカマンや普通のライターがそよ風でも四苦八苦するなか、キャンパーが家族の役に立つ、数少ない機会となるでしょう。

プリンスPB-01

本製品を使ってみて、燃料の残量が見やすいのが、もっとも嬉しいポイントでした。読者のなかには老眼の始まっているおやじキャンパーもいると思います。筆者もそうなんですが、小型のギアを使うのって、見にくさとの戦いでもあるんですよね。

その点、本製品の一目瞭然タンクは、おやじキャンパーに優しい仕様でした。

プリンスPB-01

ということで今回は、小さいボディで大きな実力……小物好きを惹きつけそうなプリンスの「PB-01」を紹介しました。

ちなみにプリンスが最初に手がけたトーチバーナー「GB-2001」は、1984年に登場して以来、いまだ売れ続けているロングセラー。歴史あるブランド発という事実がまた、小さなPB-01を大きく見せてくれます。

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