「レジャーイス(ハイバック)」の場合

筆者のテントサイトに配置してみました。周囲のテーブルや焚き火台は、いつもキャンプしているときのものです。筆者はアースカラーのキャンプ道具を好むのですが、こうして見るとカラー的に違和感はありませんね。
ブラックは無骨方向にもオシャレ方向にもなじむので、ビジュアル面での汎用性は高いと思います。

実際に座って四方に手を伸ばしてみました。座面が沈み込みすぎず、かつゆったりと余裕があるので、動きやすくて快適に感じられました。チェア評として「動きやすい」と言うのはおかしいかもしれませんが、キャンプ中には大事な要素です。
あとは立ち上がるときに手をかけやすい部分があり(画像右下)、これはナイスな仕様だと思いましたね。
手持ちのローチェアと比較してみた

筆者が愛用しているローチェア、FIELDOOR(フィールドア)の「ポータブルチェアTCノーマルタイプ」(税込4,200円)と比較してみましょう。
並べてみると、やはりレジャーイスの座面の広さが目を引きます。あとは座面の低さに違いがありそうですね。

(写真左)フィールドア(右)ダイソー
実際に座り比べてみました。
フィールドアの方がつつみ込まれる感じがあり、安心感、リラックス感が得られます。じっとしている分にはフィールドアの方が座り心地はいいですね。
しかし安定感に関しては、ダイソーに軍配が上がりました。フィールドアの方は体を動かすと、どうしてもしなりが生じます。対してダイソーはいうと、姿勢を変えて体重を移動させてもビクともしません。沈み込みの浅さもあって、やはり「動きやすい」チェアです。

それでいてリラックス感も及第点は余裕で超えます。
座りながら調理や焚き火の世話など、アレコレすることを考慮すると、フィールドアよりもダイソーの方が快適な面があると思いました。
……ここまでフィールドア、フィールドアと言ってきましたが、チェアとしてはいわゆる「ヘリノックス型」なので、該当するチェアはさまざまなメーカーに存在します。今回の比較は、何もフィールドアに限った話ではありません。

(写真左)ダイソー(右)フィールドア
とはいえ安定感と引き換えに、収納サイズは……。フィールドアが片手で掴めるのに対し、ダイソーは肩がけサイズ。重量にも倍以上の差があります。
加えてフィールドアは難燃性でもあり、価格差を考慮しても優劣はつけにくいものがありました。
フィールドア ポータブルチェア TC ノーマルタイプ
| 使用時サイズ | (約)幅53cm×奥行50cm×高さ70cm ※座面高:25cm(シートの一番沈み込む部分の高さ) |
|---|---|
| 収納時サイズ | (約)幅38cm×奥行11cm×高さ13cm |
| 材質 | ポリエステル65%、コットン35% |
| 重量 | (約)1.0kg |
| 耐荷重 | 100kg |
「折りたたみローチェア(収納袋付、背もたれ付)」の場合

さて次に、折りたたみローチェアを配置してみました。筆者はあぐらチェアであるBUNDOK(バンドック)の「焚き火チェア」を使っているので、スタイル的には完全にフィット。
実際に座って四方に手を伸ばしてみましょう。

感覚的にいつもとあまり変わりませんでした。ちょっと座面が高くて幅が狭いかな、くらいの感想です。
またあぐらチェアならではの「立ち上がりにくさ」も華麗にクリア(画像右下)。アームレストがなくても苦労はありませんでした。
まさかのリクライニングも…!?

背中にググッと体重をかけたところ、なんとリクライニング機能が発動しました。大きく横になるわけではないんですが、よりリラックスできる姿勢を享受できます。

構造を確認すると可動部分がありました。ある程度は背もたれが傾くようになっているんですね。
ただし「少しだけ角度がつく」と記した接合部には、リクライニング時にけっこうな負担がかかるように思えました。したがって正式な「リクライニング機能」と言っていいかは難しいところです。
背もたれへの衝撃を吸収できる構造になっているだけかもしれず、逃げ腰の表現になりますが、リクライニングは自己責任です。
手持ちのあぐらチェアと比較してみた

(写真左)バンドック(右)ダイソー
筆者が愛用しているバンドックの「焚き火チェア」(執筆時のAmazon価格は税込3,964円)と比較してみましょう。
こうして見るとバンドックの方がフレーム幅が大きく、ダイソーの方が全体的に高いですね。

(写真左)バンドック(右)ダイソー
座り比べてみました。
バンドックのフレーム幅の広さは、ダイレクトにリラックス感に影響します。愛用してきただけに生地がある程度伸びていて、体にフィットするという「年の功」もありました。それにアームレストがあるとやっぱり楽ですね。
一方のダイソーは、座面の高さが絶妙。バンドックよりもあぐらをかいた足が楽でしたね。
ただやっぱり幅は物足りないような……。これは座り比べてしまったことで顕著に感じられました。とはいえ体格による感覚なので、あくまでも個人の感想です。

またダイソーは、座面が突っ張る感じがありました。背中からお尻にかけて、圧迫されるような感覚です。これは使っているうちに生地がなじんで、解決されるのかもしれませんが。

あとは焚き火の前に置いて安心できるかどうかが、頭をよぎりました。あぐらチェアは焚き火と向かい合うのに適した高さなんですが、座面が低いので火の粉をキャッチしやすいんです。
その点、バンドックは生地の表側が綿100%なので、ある程度の安心感があります。ダイソーはすぐに穴が空いてしまう可能性を否定できません。
バンドック 焚き火 チェア
| 使用時サイズ | 約W570×D590×H560mm 座面高さ:約110mm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 約670×240×120mm |
| 材質 | フレーム/スチール(焼付塗装)・生地/綿100%(裏面ポリエステル)・ひじ掛け/竹集成材 |
| 材質 | 約3.45kg |
| 耐荷重 | 80kg |
安いからではなく、好きだから…もありえる出来

ダイソーが放った2つのアウトドアチェアは、いずれもしっかりと実力者でした。チェアという道具には嗜好品としての要素もありますが、 「安いからではなく、好きだから使っている」というキャンパーがいても驚かない出来です。
ただし耐久性は確認できていないのでご注意を。SNSでは「座面が破れた」との声も見かけます。しかしまあ、それくらいは不安要素がないと、他のメーカーはやってられないですよね。
ダイソー公式アプリで商品の在庫検索ができます
・レジャーイス(ハイバック)
商品コード:4550480960197
・折りたたみローチェア(収納袋付、背もたれ付)
商品コード:4550480960142



