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近場だから挑戦しやすい!絶品グルメとギアショップを巡る|海外キャンプ旅【台湾・前編】(2ページ目)

いよいよ台湾のキャンプ場へ

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
台北を出ていざ南へ台湾はバイク天国

朝食を食べ終えたら、昨日借りておいたレンタカーに乗り込み、いよいよ台湾を南へと向かいます。

最初の目的地は、なんと一気に高雄(カオシュン)! 台北から約300kmの距離をレンタカーで走破します。今回の台湾旅は、まず台北から一気に南下して、その後は各地に立ち寄りながら徐々に北上。最後は再び台北へ戻って帰国するという計画です。

ここから本格的な台湾ロードトリップのスタートです!

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
台湾の高速道路のSAはほぼ日本と同じ

台北から高速道路に入り、ひたすら南へと走っていきます。

海外でレンタカーを運転するとなると、気になるのが高速道路の料金。台湾の高速料金は日本ほど高額ではなく、今回の旅では1週間かけて台湾各地を縦横無尽に走り回りましたが、高速料金は日本円にして5,000円にも届かないくらいでした。

そしてもうひとつ気になるのが、高速道路への入り方です。

台湾の高速道路には日本のような料金所がなく、走行距離に応じて料金が計算される「eTag」という電子式の料金収受システムが導入されています。そのため、レンタカーの場合も基本的にはそのまま高速道路へ入り、走るだけ。料金所で「どのレーンに入ればいいんだ?」と四苦八苦するようなこともありません。

海外での運転は、料金所ひとつでも勝手が分からないと不安になるもの。その点、台湾の高速道路はとてもシンプルで、初めて運転する旅行者にとっても安心できるシステムでした。

途中にあるサービスエリアも、日本のSAとよく似たつくり。トイレや食事、休憩などに利用しやすく、台湾での長距離ドライブでもそれほど不便を感じることはありませんでした。

遠山望月温泉風呂露営区(台湾・高雄市)

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訪れたのは3月で台湾は桜で覆われていた

台北から車を走らせること約5時間。今回やってきたのは『遠山望月温泉風呂露営区』です。

実は台湾の人たちも、日本人と同じくらい桜が大好き。台湾にも桜の名所はたくさんあるのですが、それでも日本の桜、特にソメイヨシノを見ようと、桜のシーズンには多くの台湾人観光客が日本を訪れるそうです。

その影響なのか、今回の帰国便もなかなか空席が見つからず、航空券も少々お高め……。まあ、こればかりは致し方ありません。

そんな桜好きの台湾で、今回訪れた『遠山望月温泉風呂露営区』も、桜の名所として知られるキャンプ場です。

場内には所狭しと桜の木が植えられていて、満開の時期にはキャンプサイトが桜に包まれるような景色に。桜が咲くシーズンになると、週末は予約を取るのも難しくなるほど人気のキャンプ場なのだそうです。

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
日本のソメイヨシノよりはピンク色

訪れたのは3月の平日ということもあり、キャンプ場に泊まっているお客さんの姿はまばら。静かな場内を進み、今回泊まるキャンプサイトへと向かいます。

サイトに辿り着いたちょうどそのとき、周囲を囲む山々の隙間から陽の光が差し込み、場内に咲く桜を逆光で照らし始めました。

柔らかな光を受けた桜の花びらは淡いピンク色に輝き、キャンプ場全体が桜色に染まったかのような美しさ。

「これはすごい……」

到着早々、筆者も家族も思わず足を止め、そのあまりに美しい光景にしばらく見惚れてしまいました。

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
キャンプ場に事前に火鍋を注文しておいた

キャンプ場の予約は事前に日本から済ませていたのですが、予約時にどうやら「火鍋」も注文できることを発見。

せっかく台湾までキャンプをしに来たのだから、食事も含めて台湾式のキャンプを一から体験してみよう!ということで、家族の人数分をあらかじめ注文しておきました。

キャンプ場に到着し、桜を眺めながらテントの設営を終えると、ちょうどいいタイミングで一台のバイクがサイトへ。

やってきたのはキャンプ場の男性スタッフ。バイクに火鍋セットを積んで、わざわざサイトまで届けに来てくれたのです。

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台湾の3月でも夜は肌寒いので火鍋が身体を温めてくれた

鍋にスープを注ぎ、野菜などの具材とお肉を投入したら、あとはグツグツと煮込まれるのを待つだけ。

3月の台湾とはいえ、日が沈むと少し肌寒くなってきます。家族みんなでカセットコンロを囲み、火鍋から立ち上る湯気で暖を取りながら、今日一日の出来事を話していると、自然と会話も弾みます。

しばらくすると、火鍋が完成。早速食べてみると、想像していたような辛さはほとんどありません。白湯(パイタン)ベースのスープはまろやかで優しいコクがあり、野菜やお肉など、それぞれの素材の味をしっかりと引き立ててくれています。

肌寒い夜、桜の下で家族と囲む温かい火鍋。これはなかなかいいものです。

キャンプのあとは水着で温泉!?贅沢なリフレッシュタイム

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
遠山望月温泉風呂露営区は温泉キャンプ場でもある

温かい火鍋でお腹を満たしたら、次に入りたくなるのがお風呂。我々日本人の性というものでしょうか。

とはいえ、海外のキャンプ場ではシャワーだけということがほとんど。ところが、さすがは台湾。実は台湾の山岳地帯には温泉が湧く場所も多く、温泉施設を見かけることも珍しくありません。

日本と少し違うのは、その入り方。日本の温泉のように裸で入浴するのではなく、水着を着用して入る温泉や、個室の家族風呂といったスタイルが一般的なようです。

ここ『遠山望月温泉風呂 露営区』にも温泉があり、もちろん水着を着用して入浴します。ただし、温泉はあくまで湯船に浸かって楽しむ場所。シャンプーをしたり身体を洗ったりする場合は、別に用意されたシャワー室を利用します。

温泉はいくつか温度が分かれていて、36℃ほどのぬる湯から、41℃ほどのちょうどいい湯加減まで。

特にぬる湯はいつまでも浸かっていられそうな心地よさで、ついつい長湯してしまいました。これが想像以上に気持ちいい。

桜の下でキャンプをして、火鍋を食べ、そのまま温泉へ。台湾キャンプ、初日からなかなか贅沢です。

親子2人海外キャンプ旅【台湾・前編】
見上げれば夜桜が美しくまた一つ思い出深いことが増えた

夜になると、場内の桜がライトアップされ、昼間とはまた違った美しい光景が広がっていました。

陽の光に照らされた昼間の桜も素敵でしたが、夜桜もまた格別。暗闇の中、ライトに照らされた淡いピンク色の花びらが浮かび上がり、あたり一面を幻想的な景色へと変えていきます。

これほどたくさんの桜に囲まれてキャンプができる場所は、日本でもなかなかないような気がします。もしかすると、筆者が知らないだけかもしれませんが……。

さて、「台湾キャンプ旅・前編」はこれにて終了です。

前編では、レンタカーの借り方やアウトドアショップ、台湾の朝食文化、そして実際のキャンプ場での過ごし方など、台湾でキャンプを楽しむための基本的な情報を中心にご紹介してきました。

そして後編はいよいよ、台湾の大自然の中へ。

実際に訪れてみて「ここでキャンプできるの!?」と思ってしまうような、台湾ならではの絶景キャンプ場をいくつかご紹介する予定です。

それでは、台湾キャンプ旅・後編はこちらからどうぞ!

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