キャンプの“余白時間”こそ、手を動かして遊んでみる

設営が終わって、食事まではまだ時間がある。ひと通りやりたいことを終えて、「さて、何しよう」となる時間もキャンプにはありますよね。
もちろん、何もせずのんびりするのも醍醐味。でも、そこでなんとなくスマホに手を伸ばす代わりに、工作道具を広げてみるのもひとつの遊び方です。
自然のなかで、目の前の作業だけに黙々と集中する。完成までたどり着かなくてもOK。続きは次のキャンプや家に持ち帰って楽しむくらいの気軽さで、“手を動かす時間”をキャンプに加えてみましょう。
キャンプで大人がハマれる工作系ギア3選
1|MIYUKI / ネジッテ BONSAI キット

ビーズを通して、ワイヤーをねじる。そのシンプルな作業を黙々と繰り返しているうちに、気づけば時間が経っている。
MIYUKIの「ネジッテ BONSAI キット」は、そんな“無心になれる時間”を楽しめる工作キットです。

作り方は、指定の長さに切ったワイヤーへビーズを通してパーツを作り、それらをねじりながら組み合わせていくのが基本。
細かな作業はありますが、特別な技術が必要なわけではなく、工作初心者でも挑戦しやすくなっています。

おもしろいのが、完成形がひとつではないこと。ワイヤー製なので幹を曲げたり、枝の向きを変えたりと、自分好みの樹形に仕立てられます。同じ松を作っても、作る人によって表情が変わるのは本物の盆栽さながら。

ラインナップは松、藤、蝋梅、真柏、柿の5種類。完成すると高さ約6.5〜9.5cmほどの手のひらサイズになり、デスクや棚はもちろん、車内のちょっとしたインテリアにもぴったりです。
キャンプテーブルに広げて、ビーズとワイヤーにひたすら向き合う。作っているあいだは手元に集中し、完成したあとも眺めて楽しめる“大人の工作”です。
2|KNOCK DESIGN / ココロメカニカ(イワナ)アクリル天板SET

パーツを組み合わせているあいだも楽しい。でも、完成した瞬間にもう一度テンションが上がる。
KNOCK DESIGNの「ココロメカニカ(イワナ)」は、ハンドルを回すとイワナが泳ぐように動き出す、からくり工作キットです。

レーザーカットされた木製パーツを順番に組み上げていく仕組みで、特別な工具は不要。木工用接着剤があれば作れるので、久しぶりの工作でも取りかかりやすくなっています。
ひとつずつパーツを組み上げていく作業は、キャンプサイトでじっくり取り組むのにも好相性。急いで完成させるのではなく、時間をかけて少しずつ形になっていく過程を楽しめます。
おもしろいのは、その動き。ハンドルを回すと歯車が回転し、その力を前後運動へ変換。イワナの体がしなやかに屈曲し、本当に泳いでいるような動きを見せてくれます。

今回のセットには、内部のからくりが見えるアクリル天板も付属。せっかく組み上げたギアの動きを隠さず眺められるので、完成後はインテリアとして飾っておきたくなる仕上がりです。

さらに、組み立て前に油性マーカーや色鉛筆などで着色すれば、自分だけのイワナにアレンジすることも可能。
組み立てる、動かす、眺めるまで楽しめるからこそ、キャンプの空き時間も気づけばスマホそっちのけになりそうです。
KNOCK DESIGN ココロメカニカ(イワナ)アクリル天板SET
| サイズ | 幅 260 × 奥行き98 × 高さ91.5mm |
|---|---|
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 【ATTENTION】 | ・セットには小さいパーツが含まれます。小さなお子様が口に入れないよう、十分にご注意ください。 ・小さなお子様が作業する場合には、大人の方が制作指導に入ってください。 ・レーザー加工の焦げ跡が残っている場合があります。ご了承ください。 ・素材の特性上、水性絵の具等の多くの水分を含む染色料は使用しないでください。 マーカーペン(油性)、色鉛筆、オイルパステル、クレヨンをおすすめいたします。 ・木工用接着剤をご用意ください。 ・綿棒、棒ヤスリがあるとよりスムーズに組み立て可能です。 |
3|UPI OUTDOOR PRODUCTS / ウッドカービング キット 熊

木を削る。たったそれだけの作業なのに、始めると妙に止まらなくなる。
UPI OUTDOOR PRODUCTSの「ウッドカービング キット 熊」は、ナイフ一本で木彫りの熊づくりに挑戦できる工作キットです。

セットになっているのは、熊型に加工された木材と、モーラナイフの「ウッドカービング120 カーボン」。木材を少しずつ削りながら形を整えていくので、手元に集中しているうちに、スマホのことなんてすっかり忘れてしまいそう。

一つの木材から、手のひらサイズの熊を2体作れるのもポイント。削り方によって顔つきや体型も変わるので、きれいに仕上げるだけでなく、自分なりの表情を出していく楽しさがあります。
作り方は、UPIグリーンウッドワークインストラクターによる解説動画で確認可能。ウッドカービングが初めてでも、手順を追いながらじっくり取り組めます。

キャンプなら、焚き火のそばで黙々と削るのもよさそう。ひたすら“シャッ、シャッ”と削っていく時間は、まさに無心タイムです。
熊が完成したあともナイフはそのまま使えるので、これをきっかけにウッドカービングそのものにハマってしまうかもしれません。
キャンプの空き時間が、“夢中時間”に変わる

キャンプでは、設営や食事、焚き火のようなわかりやすいイベントだけでなく、その合間にある何気ない時間も楽しみのひとつです。
そこでスマホを眺めるのもいいけれど、たまには道具を広げて、目の前の作業にじっくり集中してみる。気づけば時間が経っていて、それでも「何してたんだっけ?」ではなく、ちゃんと夢中になった感覚が残ります。
次のキャンプで少し時間を持て余しそうなら、“何もしない時間”とはまた違う、手を動かす遊びを持ち込んでみてはいかがでしょうか。



