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「台風・大雨にも耐えられる折りたたみ傘」はどれだ!? アウトドアブランド3本ガチンコ比較(2ページ目)

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4|耐風性を比較

突然の暴風雨にも対処できるよう、耐風性も比較してみます。ここは強度にかかわってくる骨の本数をチェック!

骨の本数は「シルバーシャドーミニ」が一番多い8本。それぞれシャフトとなる部分の材質は、「ライトトレックウルトラ」が特別設計アルミニウム。「シルバーシャドーミニ」がアルミニウム。「フォールディングアンブレラ」が鉄+アルミニウムとなっています。

大差がない材質からは「どれが一番強度が高いか?」を決めるのは正直難しい……。というわけで、実際に風を受けてみました。

その結果、一番風に強く安心感があったのは「シルバーシャドーミニ」。理由は3つあり、1つ目は傘の張り具合。「ライトトレックウルトラ」も同じような質感で、やはり張りが強い方が耐風性を感じられました。

2つ目は骨の本数の多さ。2本多いだけでも耐久性がかなり上がるのを感じたので、風の影響をとくに重視するのであればやはり骨は多い方が安心でしょう。

そして、最後にシャフト部分の節の数が多い点。節が少ないタイプは風に煽られると折れてしまいそうな感覚があったのに対し、節が多めの「シルバーシャドーミニ」は風の抵抗を受けても揺らぎが少なく安定していました。

5|撥水性を比較

次は、実際に雨が降ったときの撥水性を比較。それぞれに水をかけて傘を一振りし、残った水滴の量で判断していきます。

ちなみに生地の素材は下記の通り。

  • ・ライトトレックウルトラ:テフロン加工ポリエステル100%
  • ・シルバーシャドーミニ:DuPontテフロン加工
  • ・フォールディングアンブレラ:ポリエステル100%(表面ポリウレタンコーティング)OEKO-TEX®️STANDARD 100

テフロンやポリウレタンなど種類に違いはあれど、3本ともしっかり加工が施されています。さて、違いはどうなのでしょうか?

新品ホヤホヤなのもありどれも素晴らしい撥水性で、使いたてのうちはあまり変わりはない印象。スペック上で見ると、同じテフロン加工でも性能に定評のあるデュポン社製を採用している「シルバーシャドーミニ」の方が一枚上手かも?

ちなみに「フォールディングアンブレラ」に使われているOEKO-TEX®️STANDARD 100は、再生生地のこと。それにポリウレタンコーティングが施されたものになります。

テフロンとポリウレタンとではテフロンの方がよりしっかり水を弾き、ポリウレタンはあくまで防水に留まるものが一般的。撥水性を重視するなら、テフロン加工が施された傘が良さそうです。

また、撥水性については「しまうときに水滴を飛ばしやすいか?」もチェックしておきたいところ。実際に使った感覚からは、「ライトトレックウルトラ」が生地がしなやかで振るいやすく、水滴を飛ばしやすかったです。建物に入る前に雨を落として、リュックなどに入れるのに便利でした。

いずれも傘は使っていくと撥水性も衰えてくるので、防水スプレーを使って効果を維持していきましょう!

6|紫外線への効果を比較

「ライトトレックウルトラ」はシルバーUVというモデル以外は日傘としての機能はありませんが、日差しに対する効果はどれくらい違うのか比較してみます。

やはり紫外線保護指数50+という「シルバーシャドーミニ」と、遮光率99.9%以上の遮光ファブリックが採用されている「フォールディングアンブレラ」は、しっかり日差しをシャットアウト。ほとんど木陰と変わらないくらいの遮光性です。

「ライトトレックウルトラ」も少しは遮光性があるのものの、そこはやはり日傘としても推奨されている他2本の遮光性に比べると劣るよね……といった結果になりました。「ライトトレックウルトラ」」に遮光性を求めるのであれば、シルバーUVがおすすめです!

結論!

大雨と風に一番強いのは「ライトトレックウルトラ」

大雨にも耐えられる折りたたみ傘という観点で評価するなら、一番大きくて耐風性も「シルバーシャドーミニ」と同様に高かった「ライトトレックウルトラ」というのが、今回の結論です。

収納サイズや重さは少し気になるものの、張りがあって風に強く、開くときもスムーズ。使い終わったあとも水滴をサッと払いやすく、総合的に見ると悪天候でもかなり頼りになる軽量傘でした。

個人的ベストは、バランスの良い「シルバーシャドーミニ」

全体のバランスからすると、私に合うのはシックスムーンデザインズの「シルバーシャドーミニ」でした! 決め手は、雨でも日差しのある山でも使えるという汎用性の高さと耐久性。ULスタイルが前提の旅になるので、やはり兼用アイテムの方が使い勝手が良いんです。

一方で「ライトトレックウルトラ」は街で雨を除ける目的のみの使い方なら一番優秀だと感じましたし、「フォールディングアンブレラ」はその小ささから“入れっぱなし”がしやすいので、微妙な天気に備えてバッグに入れておくのに最適でしょう。

3本のスペック比較は、こちら!

商品名EuroSCHIRM
ライトトレックウルトラ
SixMoonDesigns
シルバーシャドーミニ
GOSSAMER GEAR 
フォールディングアンブレラ
使用時サイズ58cm×98φcm52cm×φ96.5cm56.5cm×φ90cm
収納時サイズ27.5cm25.4cm約22cm
重量203g180g174g
骨の
本数
6本8本6本
素材・
材質
キャノピー(天蓋):テフロン加工ポリエステル100%
フレーム:特別設計アルミニウム
ハンドル:EVAハードフォーム
アーム:ファイバーグラスアナダイズド・アルミニウム、カーボンの混成
ハンドル・芯部分:プラスティック傘生地:ポリエステル100%(表面ポリウレタンコーティング)
            OEKO-TEX®️STANDARD 100
ハンドル:EVA
シャフト:鉄+アルミニウム
受骨:FRP(グラスファイバー)+POM(プラスティック樹脂)
親骨:カーボンファイバー
菊座:シリコン
石突:ABS
日差しへの効果×
開閉
スピード
価格7,150~8,580円10,890円8,690円
※使用時サイズ・重量は実測値

どれもメリット・デメリットが違うので、価格含めスペックも比較した上で検討してみてくださいね!

傘をより使いやすくするコツ

最後にひとつ豆知識を。アウトドアに限らず日常でも「傘を差す」というのは、見動きが制限されてちょっとしたストレスを感じる作業でもありしますよね。

そこで、傘のシャフト(芯棒)をバックパックに取り付ける「HANDS FREE UMBRELLA CLAMP」というアイテムがおすすめ! これがあれば、フリーハンドで傘を差すことができます

ホールド力はそこまで無いので風が強いと不安ですが、通常の雨程度ならこれで快適なレイニーライフを送れますよ。

“本当に使える傘”を見つけよう!

ここまで傘について考えたことは今までありませんでしたが、今回こんなにもそれぞれに特性があると知って面白かったです。

シティーユースだったり山寄りの使い方だったり、きっとみなさんのスタイルに合った傘があるので、自分にとってのベストコンパクトアンブレラを探してみてはいかがでしょうか?

    ユーロシルム ライトトレックウルトラ

    サイズ58cm×98φcm
    収納時サイズ27.5cm
    重量175g
    素材キャノピー(天蓋):テフロン加工ポリエステル100%
    フレーム:特別設計アルミニウム
    ハンドル:EVAハードフォーム
    アーム部:ファイバーグラスアナダイズド・アルミニウム、カーボンの混成
    付属品ナイロンケース
    付随品セーフティーランナー

      シックスムーンデザインズ シルバーシャドーミニ

      サイズシャフト長さ : 52cm(広げた大きさ直径約96cm)
      重量193g
      ハンドルハンドル、芯部分:プラスティック
      機能紫外線保護指数:50+

        ゴッサマーギア フォールディングアンブレラ

        サイズ約90cm×約56.5cm
        収納時サイズ約22cm
        重量約173g(本体のみ約170g)
        素材ハンドル:EVA
        シャフト:鉄+アルミニウム
        受骨:FRP(グラスファイバー)+POM(プラスティック樹脂)
        親骨:カーボンファイバー
        菊座:シリコン
        石突:ABS

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