さっそく組み立ててみた
それでは組み立てていきましょう。組み立てながらディテールも見ていきます。

まずはステンレスのフレームを立たせ、同じくステンレスのプレートをはめ込みました。取説によるとフレームは「本体」であり、プレートは「底板」というパーツです。

底板の両サイドはコの字型に加工されており、本体をがっちりと挟み込んでいます。これによりグラグラせず、一体感のある骨組みとなりました。
また底板は熱をある程度、遮断する役割もありそうですね。実際にONOEの公式サイトでは、ウッド天板のテーブル上で使用していました。

つづいて「中子(なかご)」という名称のアルミトレーを差し込みます。

その上に「ロストル」というアルミトレー。これは2枚重ねて使用します。取説にも「必ず2枚重ねて――」と記してありました。熱で穴が貫通するのを避けるための措置でしょうか。

真上から見てみました。ロストルは炭が燃焼するスペースで、空気が通るように底面が凸凹。その下の中子はロストルをゆったりとホールドしつつ、肉汁などを受け止める役割が期待できます。
本来は中子といえば火床になるスペースなんですが、使い捨てのアルミを素材とするため、別途ロストルを設けたのでしょう。

最後に「網」をセット。網は約37.5×29cmと、4人程度まで対応できそうなサイズです。

網は本体にピタリとはまることで、ズレにくくなっていました。このあたりの品質はさすがONOE、チープさが感じられません。

完成状態がこちら。「使い捨てのBBQコンロ」と聞いてイメージする製品よりは、大きくて強靭そうな印象です。
豪華なコンロとは言えないかもしれませんが、安っぽくもありませんね。
使い捨てとなるのは4パーツ

さて使い捨てとなるパーツは、中子とロストル(2枚)、そして網。これらは使用後に捨ててしまってOKです。一方、フレームの本体と底網は繰り返し使うことができます。

使い捨てのパーツは別売りで用意されているので、次のBBQのときに買い足すだけ。楽ちんな片付けを何度でも享受できます。
ちなみに使い捨てパーツの価格は、網が税込396円。中子とロストル(2枚)のセットが税込660円。ただし通販で買うとなると、送料の問題があるのかちょっと話が変わってきます。このへん、のちほど詳しくお伝えします。
実際にBBQしてみた

それでは実際に使ってみましょう。ロストルに着火剤と炭を乗せ、着火しました。

炭が熾きるのを待って、BBQ開始。焼き面はたっぷりとした面積で、ソロBBQでは持て余しがちでした。3~4人でワイワイ囲みたい、本格コンロのサイズです。
あと見逃せないのが燃焼っぷりのよさ。ロストルの波打った底面が効いているのか、炭の実力がしっかり発揮されました。
使い勝手は?

組み立てシーンでも触れましたが、網がズレにくいのがありがたかったです。肉が多少ひっついてしまっても、角度をつけて引っ張れば剥がすことができました。
炭の追加や火力調整はいったん網を下ろす必要があり、引き出し式のコンロよりはスムーズではありません。しかし片付けのラクさが待っていると思うと、苦ではありませんでした。
実際問題、かたづけはラク?

BBQが終わりました。片付けはこれら全部を捨てるだけ。
まず網は網として捨て、残ったトレーたちは……。

こんなふうに炭ごと丸めてポイです。
と言いつつ筆者は、炭は炭捨て場に捨てて、その上で丸めました。もしゴミ袋のなかでくすぶって発火したら大変なので、安全策をとったというわけです。
もちろんしっかり消火すれば、炭ごと丸めて問題ありません。が、不安が残るようなら筆者と同じ方法をおすすめします。丸めた状態で火消し壺(袋)に入れるのもアリですね。

さてこちらは使い捨てではない方のパーツたち。これらは繰り返し使えるので、片付けなくてはなりません。
さあ汚れの具合は……。

こんなもんでした。サッと拭き取って完了です。
網いっぱいに食材を並べればもっと汚れたと思いますが、ソロゆえその必要がなく、汚れはほぼありませんでした。仮にガッツリ汚れたとしてもステンレスのフレームは拭き取りやすく、苦にはならないと思います。
別売りの使い捨て部分の値段が…

さて別売りの使い捨てパーツを購入すれば、本製品は繰り返し使うことができると前述しました。そこで問題になってくるのが、使い捨てパーツの値段。
画像の2点で計1,000円ちょっとのはずなんですが、通販で購入すると送料が影響して割高になってしまいます。執筆時の時点でAmazonで購入する場合、価格は計1700円ほど。取り扱っている実店舗が近隣にあればいいのですが……。
ということで代替案を探ってみました。
対策①しれっと使い回す

こちらはBBQを終え、丸める前のアルミ軍団。サッと水洗いしたところ、まだ使えそうでした。網もブラシで洗っておき、限界がくるまで使い回すことができそうです。
しかし楽ちんな片付けとは無縁になり、かつ次回のBBQは惨めな気分にになるかも……。「もったいない精神」の強さが求められます。
対策②ホイルを使ってケチケチと


ダイソーで「BBQ用マルチホイル」を買ってみました。ロストルに敷くことで汚れや熱ダメージを軽減する作戦です。

この通り、何ら問題なくBBQできました。
ロストル底面の凸凹がなくならないよう、丁寧に沿わせてホイルを敷いた結果、燃焼っぷりにも影響はありませんでした。
そうしてBBQが終わったら、ホイルを丸めて捨てるだけです(網を洗う手間はあります)。

BBQ後の中子とロストルは、新品同然でした。念のため中子の方にもホイルを処置すれば、より完璧に新品状態を保持できると思います。
ただしBBQ時間によっては、熱によってホイルが突破されることもあるでしょう。そういったダメージが蓄積するまでは、この方法は有効だと思います。
対策③ダイソー商品で代用

中子は使い回しできそうなので、ロストルと網をダイソーで買い揃えてみました。ロストルとサイズの近いアルミプレートがあったので、2枚を重ねて使うことにします。

実際に使ってみました。特に大きな問題はなかったのですが、代替ロストルの底面には凸凹がないので、燃焼性能は落ちたような気が……。

あとは網がズレがちでしたね。純正品は本体にピタ~ッとはまって動かないので、そのストレスフリーに慣れてしまうと、ただ乗っているだけの網は快適とは言えませんでした。

BBQ後の中子と代替ロストルはこの通り。ロストルに明らかなダメージが確認できます。

熱によってアルミが溶けたのか、ぽっかりと穴が……。アルミ素材が純正のロストルよりもだいぶ薄いので、耐えきれなかったようです。もしもっと長い時間BBQを続けていたら、中子にもダメージが及んだことでしょう。

いっそステンレストレーを探そうかとも思いましたが、使い捨ての手軽さ、片付けの楽ちんさを蔑ろにする行為なのでやめることに……。
以上の結果から、ダイソーの「BBQ用マルチホイル」をフル活用するのが経済的だと思いました。しかしONOEの純正キットを購入するのが、もっともラクで快適ではあります。
【まとめ】これで充分っちゃ充分かも

「かたづけ簡単卓上BBQコンロ」の名に偽りはありませんでした。実際に片付けは簡単に済み、また「汚れる部分は使い捨て」という認識が、BBQ時の気分を軽くします。
それでいて使い捨て“ない”部分の存在が、本製品の大きな特長。使い捨てコンロにありがちな問題を華麗にカバーしてくれました。
2,000円ちょっとの価格も嬉しく、「BBQコンロはこれで充分かな」と思っています。
ONOE かたづけ簡単卓上BBQコンロ
| 組立サイズ(約) | 435×315×140㎜ |
|---|---|
| 製品重量(約) | 1.7kg |
ONOE かたづけ簡単卓上BBQコンロ用交換キット
| セット内容 | ロストル(炭受け皿)・中子 |
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