ただの拡張アイテムじゃない、付属ストラップが便利すぎる

先ほど長さ調整で使った延長ストラップは、2本付属しています。面白いのは、本体から外せば単体のストラップとしても使えること。

右:延長ストラップを1本使用
1本だけなら短めに、2本を連結すればさらに長くできます。
ポーチなどへ取り付けてストラップにしたり、2本をつないでハンドルループのように使ったりすることも可能です。

試しに手持ちのエコバッグへ取り付けてみると、手提げだったバッグを肩から掛けられるようになりました。
取り付けられるループさえあれば、手持ちのポーチや袋物にも流用できます。本体を使っていない日にも使える、付属品としてはかなり遊べるパーツです。

グリーンの部分は、じつは蓄光仕様。暗い場所でも位置を確認しやすく、こういう小さな遊びが入っているのも好きなところです。
1ヶ月使うと、気になるところも見えてきた

もちろん、使いやすいところばかりではありません。
まず、X-PACは一般的な薄手ナイロンと比べるとかなり張りがあります。荷物を出し入れするときにもパリッとした硬さがあり、クシャッと丸めて持ち歩くようなナップサックとは別物です。
個人的には、この張りがあることで荷物を入れたときに形が崩れすぎず、見た目にもつながっているので気に入っています。柔らかなナップサックを求める人には好みが分かれそうです。

次に、止水サイドジップ。横から荷物を取れるのは便利ですが、軽い力でスルスル動く普通のファスナーより抵抗があります。
バッグを身体の前へ回して操作すれば困りませんが、片手で開けようとすると少し硬さを感じます。
そして、1ヶ月使って一番気になったのが肩紐でした。

太めとはいえ、幅広のショルダーハーネスではなく、あくまでロープです。
スマホや財布など軽い荷物ならそこまで気になりませんが、ボトルやモバイルバッテリー、タブレットまで入れて長く歩くと、肩への食い込みが気になってきました。
約7〜8L入るからといって、重いものを容量いっぱいまで詰め込むと快適さは落ちます。ただ、ここは使いながら「何とかできないかな」と試してみた方法があります。
細い肩紐の弱点、MAGBINERで対策してみた

ショルダーパッドを追加すれば接触面は広げられますが、厚みのあるパッドを付けると、このバッグの軽快な見た目がかなり変わってしまいます。
そこで使ってみたのが、5050WORKSHOPの「MAGBINER」です。
5050WORKSHOP MAGBINER
| 素材 | 強化樹脂 |
|---|---|
| 耐荷重(kg) | 2.3 |
| サイズ(cm) | 6.8×2.5×1.8 |
| 重量(g) | 20 |

MAGBINERは、マグネットで着脱できるコネクターを内蔵したカラビナ。接続後にロックできる機構も備えています。
今回は分離し、それぞれを左右の肩紐ロープへ取り付けました。

胸元でパチッと接続すると、簡易的なチェストストラップのような状態になります。
これが想像以上に相性よし! 「MAGBINER」なしでは、細いロープが肩の外側へ開きやすく、歩いたときにバッグも左右へ動きます。
胸元をつなぐとロープの位置が安定し、バッグも背中へ寄るようになりました。

もちろん、ショルダーパッドのように肩へ当たる面積そのものが広くなるわけではありません。
それでも、ロープがズレにくくなり、バッグのブレも減ることで、個人的には長く背負ったときの食い込みがかなり気になりにくくなりました。
「Osanpo Knapsack 2」専用の使い方ではありませんが、見た目を大きく変えずに肩紐の弱点を補える組み合わせとして、今後もこのまま使うつもりです。
高機能ナップサック、使い勝手の良さは折り紙つきです

約1ヶ月使ってみて感じたのは、高機能素材をただ盛り込むのではなく、それぞれを必要な場所へ使うことで、ナップサックの気軽さを残しながら使い勝手を高めていること。
しかも、X-PACやメッシュ、ロープを組み合わせた見た目は、アウトドアギア好きとしてもしっかり刺さります。
「リュックは大げさ。でもポーチでは足りない」。そんな日に、自然と手が伸びるバッグになっています。
