奈良県の和履きブランドとの共同開発
「SETTA C(セッタ シー)」が登場

「SETTA C(セッタ シー)」は、奈良県に拠点を置く和履きブランド、大和工房とミズノが共同開発したモデル。
製造は大和工房の工房で行われ、職人が一足ずつ丁寧に手作業で仕上げています。

1日に生産できるのは、わずか16足のみ。職人によるものづくりに加えて、雪駄とは思えないミズノの技術も詰め込まれています。
ここから、そのこだわりを細かく見ていきましょう。
カーボンが生む転がり感と弾力性

最大の特徴は、インソール内部にミズノ独自のカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)を搭載していること。
ゴルフシャフトや野球バットなど、スポーツ用品の開発で培ってきたカーボン技術を応用し、つま先部を高く、中足部を下げた独自のアーチ形状に仕上げています。

この形状によって生まれるのが、歩き出したときの自然な転がり感と心地よい弾力性。
さらに今回のモデルではクッション材もリニューアルし、足当たりがよりソフトになるよう改良されています。雪駄の見た目は残しながら、履き心地にはミズノらしい技術がしっかり入っています。
履くほどに味わいが深まるアウトソール

アウトソールには、希少価値の高いコルク材を採用。天然素材ならではのやさしい風合いに加え、一足ごとに異なる表情を楽しめます。
履き込むほどに味わいが深まり、経年変化まで楽しめるのもポイント。使うほどに愛着が増していく一足です。
雪駄に慣れていない人にも配慮

さらに注目したいのが、足指に触れる部分。
先緒(さっきょ)と呼ばれる鼻緒の先端には、ポリエステル起毛PU加工を施しています。肌当たりをよくし、雪駄に慣れていない人でも痛みが出にくいように工夫されています。
タイトルにある、初めてでも履きやすい理由はこうした細かな部分にもありました。
デザインは2モデル
「SETTA C/6」と「SETTA C/Reborn」

「SETTA C/6(セッタ シーシックス)」
ラインナップには、今回の主役となる「SETTA C/6(セッタ シーシックス)」に加えて、「SETTA C/Reborn(セッタ シー リボーン)」も用意されています。
「SETTA C/6」は、ネイビー×ブラックの市松模様と、ベージュ×ホワイトの2カラーを展開。白い鼻緒は要望が多かったカラーとのことです。

「SETTA C/Reborn(セッタ シー リボーン)」

「SETTA C/Reborn(セッタ シー リボーン)」
一方の「SETTA C/Reborn」は、リサイクルカーボンを採用したモデル。さらに足を押し出してくれる履き心地に仕上げられています。
着こなしに和のアクセントを添える一足

雪駄と聞くと和装に合わせるイメージがありますが、「SETTA C/6」はデニムやチノパン、リネンパンツなどのカジュアルスタイルにもフィット。
足元に取り入れるだけで、いつもの着こなしに和のアクセントを加えられます。近所への買い物や温泉地での散策など、和装・洋装を問わず普段使いできる一足です。

長距離歩行を目的としたウォーキングシューズではなく、あくまで日常生活の中で快適に履くことを目指した「SETTA C/6」。
日本古来の雪駄にミズノのカーボン技術を組み合わせた、まさに温故知新な一足です。和装だけにとどめず、夏の普段履きとして取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。




