イヤホンをなくして、カラビナ選びを見直した

ワイヤレスイヤホンって、ケースまで含めてミニマルなデザインのものが多いですよね。筆者が使っているAirPodsも、ツルンとした質感や無駄のない見た目が気に入っています。
ただ、ポケットに入れると滑りやすく、バッグのなかでは埋もれがち。必要なときにすぐ取り出せるよう、ケースにカラビナを付けてバッグの外側へ吊るしていました。

ところがある日、バッグに付けていたはずのイヤホンが、いつの間にか消えていた……。移動中にカラビナのゲートが何かに押され、ケースごと外れてしまったようです。
外付けの手軽さは欲しい。でも、簡単には外れてほしくない。そこで選んだのが、上下に2つのゲートを備えたNITE IZEの「Gカラビナー」でした。
「G」の形に、ゲートが2つ。これが外れにくさの理由

「Gカラビナー」は、その名のとおりアルファベットの「G」のような形をしたカラビナです。
特徴は、上下に2つのゲートがあり、バッグへの取り付け側と小物側を分けられること。上側をバッグやベルトループへの取り付けに使い、下側に鍵やイヤホンなどを付けるのが基本です。
一般的なカラビナの場合、バッグから取り外すためにゲートを開くと、同じ場所に付けていた鍵や小物まで外れてしまうことがあります。
「Gカラビナー」なら、上側のゲートを開いても、下側に付けたものはそのまま。バッグから取り外す動作と、小物を出し入れする動作を分けられます。
S字型より、どちらを開くか迷いにくい

S字型のカラビナ、「Sビナー」も、両端を使い分けられる便利な形です。
ただ、上下がよく似ているため、バッグ側と小物側のどちらを開いているのか、手探りではわかりにくいこともあります。

筆者も間違った側を開き、付けていたものを落としたことが何度かありました。
一方、G型は、上側をバッグへの着脱、下側を小物用と決めやすい形です。バッグから付け外しするときも、下側に付けたものまで一緒に外れにくい。
このわかりやすさが、「Gカラビナー」を使い続けている大きな理由です。
3年使っても、ゲートの戻りはほとんど変わらない

「Gカラビナー」を使い始めてから約3年。イヤホンや鍵に付けたまま、日常的にゲートを開閉してきました。
ボディには細かな傷や擦れが増えましたが、ゲートの反発は使い始めたころからほとんど変わっていません。指を離せば、今でもしっかり元の位置へ戻ります。
紛失対策として選んだ道具なので、長く使ってもゲートが緩みにくいのは重要です。
おすすめサイズは「#3」

「Gカラビナー」にはいくつかサイズがありますが、汎用性と安全性の高さを感じるのは「スライドロック #3」というモデル。
#1や#2よりも大きく、さらにバッグへ取り付ける上側のゲートにスライドロックを備えています。
従来の「Gカラビナー」は、下側へ入れた小物が外れにくい一方、上側のゲートが何かに押されれば、カラビナごとバッグから外れる可能性は残ります。
このモデルは、その上側ゲートまで固定できるのが大きな違いです。
黒いパーツを動かすだけで、上側ゲートをロック

使い方は、上側ゲートに付いた黒いパーツをスライドするだけ。
ロックすると黒いパーツがゲートの動きを止め、押しても開かない状態になります。外すときはパーツを反対側へ戻してから、通常どおりゲートを押せばOKです。

ネジ式のように何度も回す必要がなく、バッグへ取り付けたあとでも片手で操作できます。ロックされているかを見た目で確認しやすいのも便利でした。
耐荷重は11kg

サイズはW31×H63×D10mm、重量は16g。耐荷重は11kgです。
小型の#1や#2と比べると、本体もゲートの開口部も大きめ。厚みのあるバッグのループへ取り付けたり、複数の小物をまとめたりしやすいサイズです。
本体に耐荷重が記載されているため、吊るすものを選ぶ際にも確認しやすいです。
CAMP HACKロゴを入れた別注デザイン

ボディの縦部分には、CAMP HACKのロゴが刻印されています。
金属の質感を生かしたシンプルな見た目で、黒いスライドロックがアクセントになっています。
アウトドア用のバックパックはもちろん、普段使いのショルダーバッグやベルトループにも取り入れやすいデザインです。
#1、#2、ロック付き#3。サイズで用途を分けるのもアリ

ここからは、3サイズの違いを比べてみましょう。並べてみると、本体だけでなく、ゲートの開口部にもかなり差があることがわかります。
筆者は#1をAirPodsや鍵1本、#2を普段使いの鍵束、ロック付き#3を複数の小物や手ぬぐいに使用。付けるものの数や、取り付ける場所の太さによって使い分けています。
#1:イヤホンや鍵1本に

まずは#1。指先に収まるほどコンパクトで、現在はイヤホンケースに付けて使っています。鍵なら1〜3本程度が収まりのいいサイズです。
小さいのでイヤホンケースの見た目や持ちやすさを邪魔しにくく、鍵を1本だけ持ち歩く用途にもぴったり。大きなカラビナを付けたくない小物に向いています。

ただし、ゲートの開口部が小さい点には注意が必要です。開く幅は写真の程度なので、太いループやベルトには通しにくいです。
また、ゲートの反発が強く、不意に開きにくい一方で、指で押し開く際にはそれなりの力が必要。太いバッグのループへ直接取り付けるより、細いキーリングやストラップが付いた小物に使うのが合っています。
#2:鍵をまとめて、ベルトループやバッグへ

#2は、小さすぎず大きすぎない中間サイズ。
家や自転車の鍵をまとめてベルトループへ付けたり、バッグの内側にあるDカンへ鍵束を固定したりするのに使いやすい大きさです。

#1よりゲートに余裕があり、複数のキーリングを出し入れしやすい。それでもポケットへ入れられる大きさなので、普段使いのキーカラビナとして収まりのいいサイズです。
イヤホンケースにも当初は#2を使っていましたが、現在はより小さい#1へ変更しています。
ロック付き#3:小物1つから、複数のツールまで対応

#3は、#1や#2よりもふたまわりほど大きめ。イヤホンや鍵1本も問題なく取り付けられるため、小さい2サイズの用途もひと通りこなせます。
ただし、小物を1つだけ付けるなら、コンパクトな#1や#2のほうが収まりは良好。そのため筆者は、イヤホンにはこれまでどおり#1を使っています。
#3の強みは、複数の鍵や小型ツールをまとめてもゲートに余裕があり、太めのバッグループにも取り付けやすいこと。さらに、バッグ側の上ゲートをロックできるので、荷物や服が当たってカラビナごと外れるリスクも減らせます。
手ぬぐいホルダーにも使えた

#3の広いゲートを生かして、手ぬぐいのホルダーとしても使ってみました。
手ぬぐいを下側へ通し、上側をバッグのショルダーストラップへ取り付けるだけ。汗をかいたときにすぐ手が届き、使わないときも下げておけます。

手ぬぐいを小さく結ぶ必要がなく、外すときは下側のゲートを開くだけ。街歩きやフェス、キャンプなど、手ぬぐいや薄手のタオルをよく使う場面にも取り入れやすい使い方でした。
【ここは気になる】上下に分けては使わないかも

「Gカラビナー」には上下2つのゲートがあり、それぞれに別のものを付けることもできます。ただ、筆者は上側をバッグへの取り付け専用として使っています。
上側に鍵なども付けると、カラビナをバッグから外す際に干渉し、ゲートを開いたときに落としてしまう可能性があるからです。
基本は上側をバッグやベルトループへの取り付けに、下側を鍵や小物用にするのがわかりやすい。
複数の鍵を分けて管理したい場合は、小さなキーリングを追加するか、#1や#2を組み合わせたほうが整理しやすいと感じました。
カラビナなら「Gビナー」一択

約3年使ってきて、上下のゲートを分けられる便利さと、ゲートが緩みにくい丈夫さを実感している「Gカラビナー」。
「カラビナならこれだな…」という定番感すら感じる愛用品。一度使ったらリピートしたくなる、そんな魅力のあるアイテムです。




