夏が来る前に現物を入手!

それでは現物を見ていきましょう。付属品は首掛け用のストラップと、充電用のUSBケーブル。USBケーブルのコネクタはType-CとType-Aの組み合わせでした。
隅々までじっくり見てみた

各サイズは画像の通り。厚さはウエストに取り付けるためのクリップ等を含んでおり、それらを除けば26mm。「厚さ56.5mm」という数字の印象より、だいぶコンパクトな持ち心地となるでしょう。
また270gの重量は、身につけて負担になる重さではありませんでした。
前面には吸込口と上向きクリップ

前面には3~4mmほど浮いたプレートが。この裏に空気の吸込口があります。
ウエストに取り付けた際、Tシャツなどの衣類が吸込口を覆ってふさいでしまうのを、プレートが防止する仕組みでしょうか。

プレートには上向きのクリップが。冒頭でも触れましたが、このクリップにTシャツなどトップスの裾をはさみ込むことで、送風が衣類の内側に向かうことになります。
背面にはクリップと脚が

背面を見てみましょう。大きめのクリップが目を引きますね。これによりお尻のポケットやウエストに固定することができます。

コの字型のパーツを引き出すと、据え置きで使用するときのスタンドに。
このパーツ、さっきの画像ではまったく目立ちませんでしたね。スマートに折りたたんで存在感を消せる、ナイスなデザインです。
付属のストラップで首掛け対応

両サイドにはストラップホールが。付属のストラップを取り付けることで、首掛けできるようになります。

ストラップは自在に長さを調節できるだけでなく、根本の近くで取り外しも可能。ストラップをかなり短めにしても、難なく首に装着できました。
操作はボタン1つ

操作を行うのは底部のボタン。このボタン1つでON/OFF、風量の選択をまかないます。操作自体は長押しとワンプッシュだけ。説明書を見なくても、なんとなくマスターできる簡単操作でした。
内蔵バッテリーは容量5,200mAh。5V1.5Aなら約4時間で満充電され、連続運転時間は2~17時間(選択した風量による)です。

使用中の風量とバッテリー残量は、小さな窓に電光表示されます。風量は01~05の5段階で、底部のボタンを押すごとに「01→02→03→04→05→また01」とループ。05にしたときの風量が最大です(9.27m/s)。
風量を変更すると数秒間だけ01~05の数字が表示され、その後はバッテリー残量に切り替わる仕様でした。また充電中もバッテリー残量が表示されます。
いろいろなシーンで実際に使ってみた
それでは筆者が実際に使ってみたシーンを紹介しましょう。実際問題として涼しかったかどうか、使いにくいと感じたことはないか……正直に感想を述べます。
涼しく散歩できるか!?

ポケットに取り付けて散歩してみました。正直、風はあまり感じられませんでしたね。風量を「05」にしてようやく「涼しいかもしれない」といったところ。なんだかTシャツにばかり風が当たるような……。

裾を外側のクリップに挟み込まないと、効果的じゃないのかもしれません。ということでやってみたんですが、結果はあまり変わりませんでした。
ちなみに外側のクリップは非常に固く、裾を挟み込む作業はストレスMAX。これは購入者の誰もが味わう試練でしょう。

ポケットではなくウエストに取り付けてみたところ、今度はTシャツがすっぽりと本製品を覆い、空気の吸込口をふさぎがちに。
腰回りに取り付けて使うには、トップスとの位置関係や角度など、かなりのコツが必要のようです。根気よく追求すべきだったのかもしれませんが……。

筆者はてっとり早く、首掛け一択で使うことにしました。ダイレクトに風が感じられ、風量「02」でもなかなか涼しく、快適です。
庭での作業や趣味に

首掛けのいいところは、直立しても前かがみになっても、しっかり風が首に当たってくれる点。送風口が常に真上を向いてくれる重量バランスなので、庭での作業でも重宝しました。
画像は地味な草取りシーンですが、DIYやBBQでも活躍してくれることでしょう。
通勤や通学でも使える?

通勤や通学、外回りの移動を想定して電車内でも使ってみました。結果、気になったのは作動音でした。
一般的な感覚では、風量「03」で「これは周囲の人に迷惑だろうな」と思うこと必至。「02」でも半径1m以内に人がいる状況では躊躇われました。

混雑具合によっては、ストラップを短めにして「01」の風量でひっそりと……くらいの使い方になると思います。それでも首の太い血管に風を当てられるのは、ありがたいですね。
ついでにキャンプでも

キャンプでも軽く使ってみました。卓上やクーラーの上などいろいろな場所を試してみましたが、ちょうどよく自分に風が当たるように設置するのが難しかったですね。
角度はいいけど距離が遠い……という場合には風量を上げたくなるんですが、静かな環境では音がうるさく感じられました。

ということでやはり首掛けに戻りました。
そういえばカラー的に筆者のスタイルにドンピシャです。キャンプに持って行ったことで、改めて本製品を気に入る結果になりました。
【個人の感想】使い道は首掛け一択かも…

画像はウエストに本製品を取り付け、背中に風が来てるかどうかを確認している様子です。わざわざそんな行動をとっていることから、背中で風を感じられていないことが一目瞭然ですね。
普段の衣類が空調服のようになるのでは……と期待しがちな本製品ですが、腰回りに取り付けて使うのは難しすぎました。

しかし首に掛けて使うものと割り切れば、話は別。デザインがいいしサイズも絶妙、と気に入っています。シンプルな操作方法、頼もしいバッテリー容量も高ポイントですね。

かっこいいけれどもクセ強の送風機、クレイモアの「CLIP FAN(クリップファン)」。万人受けするとは思いませんので、ここまで読んできて使用シーンが思い当たるようならご検討ください。もちろんデザインに惚れて衝動的に購入するのもアリです。
クレイモア クリップファン
| 風量調節 | ⚪︎(5段階) |
|---|---|
| 風速(m/s) | 最大9.27m/s |
| 連続使用時間(時) | 約2〜17時間 |
| 電源 | 充電式リチウムイオンバッテリー |
| バッテリー容量(mAh) | 5,200mAh |
| 充電入力 | USB 5V/1.5A |
| 充電時間(時) | 約4時間 |
| コネクタ | USB Type-C |
| サイズ(cm) | 約幅8.7×奥行5.65×高さ12.3cm |
| 重量(g) | 約270g |



