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「10日間氷がもつって…ガチ?」アイリスオーヤマの新作ボトルが、もはや“持ち運べる保冷庫級”で最強だった(2ページ目)

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大きな特長3つ

パッケージとボトル

商品名は、アイリスオーヤマの「HUGEL 真空断熱マグボトル」。容量は、500ml・750ml・1900mlの3サイズがありました。

今回筆者は、まだ持っていない容量かつキャンプでも活躍してくれそうな1900mlの大容量をチョイス。

特長その1|全面真空断熱構造。フタまで本気です

全面真空断熱構造の説明図

「氷が10日間もつ」という数字だけでも十分インパクトがありますが、このボトルのすごいところは、その保冷力を支える構造にあり。

本体には真空断熱構造を採用。さらに内部は銅メッキと銅箔を組み合わせた6層構造になっていて、熱の侵入・放出を徹底的におさえる仕様になっているそう。

出典:irisplaza

正直なところ、この構造図を見ても「なんだかすごそう」という感想しか出てこないのですが(笑)、要するに冷たさを逃がさないための工夫がこれでもかと詰め込まれているってことなのでしょう。

本体の内側

そして個人的にグッときたのが、1900mlモデルはフタまで真空断熱構造になっていること!

一般的な大容量ボトルは、本体は真空断熱でもフタは樹脂製というケースが少なくありませんが、熱はフタ部分からも入り込みやすいもの。

フタのアップ

その点、このボトルは熱が逃げやすいフタまでしっかり対策されているので、

  • 保冷効力:88℃以上(6時間)
  • 保温効力5℃以下(6時間)
  • 氷の持続時間:約240時間(約10日間)

という驚異的なスペックを実現しているんだとか。

表面の質感

正直、スペックだけ見ると「ほんとか……?」と疑いたくなるレベルですが、その実力については後ほどしっかり検証してみたいと思います。

特長その2|氷ストッカー&水筒の2WAYで使える

口径5.8cmの広口

高い保冷力も魅力ですが、キャンパー目線でうれしいのが使い勝手のよさ。ボトルの口径は約5.8cmと広めなので、市販のロックアイスもゴロゴロ投入できます。

氷を砕いたり、小さいサイズを選んだりする必要がないのは地味に助かるポイント。そのため、筆者が望んでいる、ハイボール用やアイスコーヒー用の氷をストックしておく氷専用ボトルとして使うにはぴったりなのです。

注ぎ口のアップ

さらに、注ぎ口付きのフタを備えているので、もちろん飲みものを入れる大型の水筒としても活躍。

フタはコップとして使えるため、キャンプや車中泊のときに家族でシェアしやすいところもいいですよね。

フタに水を注いでいるところ

個人的には、「あ〜冷たいの飲みたい!」となった瞬間にキンキンの一杯にありつけるのが最高。

夏キャンプって想像以上に飲みものを消費するので、この安心感はなかなかのものかと!

特長その3|軽くはないけど…用途を考えれば納得の重さ

ボトル自体の重さは970gで、1900mlの飲み物を満タンまで入れると総重量は3kg近くに。水筒として考えると「ちょっと重いな〜」というのが正直なところ。

なので、日々の水筒というよりは、クルマ移動や短時間の移動、キャンプサイトでの使用に相性◎。

ただハンドルに丸みがあってあたりがいいので、意外と持ち歩きやすかったです!

【STEP1】氷満タンで10日チャレンジ。最後はどうなる…?

検証の前に

HUGEL真空断熱マグボトルと氷1kg

まず前提として、「氷が約10日間もつ(240時間)」という数値は、「ボトルを氷で満たし30℃×9時間→20℃×15時間のサイクルを繰り返して、氷が完全に溶け切るまでを測定した社内試験結果によるスペック」とのこと。

つまり、「氷+飲み物」ではなく「氷だけを満載した状態」での数値です。

さすがに個人で「30℃×9時間→20℃×15時間のサイクル」を実践するのは難しいので、まずは「氷だけを満載した状態」で検証してみました。

氷を満杯に入れてあるところ

【検証の条件】

  • 中身:入るだけの氷(約1,000g)
  • 検証場所:室内(室温は23℃〜27℃)
  • 検証時期:6月下旬
  • 1日数回、ボトルを軽く揺する。溶けた水はそのまま入れておく

なるべくメーカー公称値に近い検証にするため、放置場所は室内とします。筆者史上初の10日間連続検証……はたしてどんな結果になるんでしょうか?

1日目(24時間経過):ほぼ変化なし

室内に置いてある

検証をはじめてから丸一日が経ちました。ボトルのなかの氷はというと……

溶けた氷は約80ml

溶けた水の量は約80mlで、氷にして2粒くらい。むろん、まだまだ大量に残っています

3日目:ボトルの半分以上、残ってる

3日目のボトルの中身

3日が経ち、溶けた水の量は300mlほどになりました。ふつうに考えたら、3日間も氷が残っているわけがないんですが……まだボトルの半分以上あり

5日目:ここで氷はほぼ半分に

残っている氷は470g

さて、折り返しの5日目に突入。ここで氷を取り出してみると、まだ470gほどの氷が!

溶けた量は増えているものの、まだハイボール4〜5杯分は作れそうな量がゴロゴロと残っています。これはこの時点ですでにスゴすぎる。

7日目:残りは少なくなるも、氷はキンキン

残っている氷は220g

そして検証開始から1週間。なんと、ボトルのフタ1杯分、重さにして220gの氷が残っています……! ここまできたら、10日間持続も夢じゃない……!?

9日目:ついに氷は消滅…だけど4.7℃の冷たさ

9日目のボトル内の水は4.7℃の冷たさ

10日目を目前にして氷はついに力尽きました。……が、ボトル内の水温は4.7℃という驚きの冷たさ

正直なところ、筆者は1週間も経たないうちに氷が全滅すると予想していました。それが10日目前まで粘り続け、最後までキンキンに近い冷たさをキープしていたのだから脱帽です。

「氷10日」は決して大げさな数字ではなかったと実感する検証になりました!

検証結果のまとめ

スタート1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目9日目10日目
室温27℃25℃25℃24℃23℃25℃24℃24℃27℃26℃
溶けて水になった量0ml80ml170ml300ml400ml530ml650ml780ml850ml1,000ml

同時進行で、ワークマンの人気コンテナとも比較してみた

ワークマンの円筒状のクーラーとロックアイス

じつは同じ環境下で、ワークマンの大人気クーラー「ラウンド真空ハイブリッドコンテナ」でも、同量のロックアイスを入れて保冷力を比較していました。

こちらも氷を持ち運ぶことに向いている小型のクーラーですが、丸1日で約1/3の氷が溶け、2日目にはすべて溶け切ってしまいました。

結論、アイリスオーヤマの保冷力スゴすぎ

検証2日目の比較

アイリスオーヤマは同じ条件でも長く氷が残り、保冷力の高さが際立つ結果に。保冷剤を使わず、ボトル単体だけでこの結果はマジでスゴすぎる……。

とにかく氷をできるだけ長持ちさせたいときには、かなり頼もしい存在ですね。

【メモ】今回は室温23〜27℃の環境での検証だったため、真夏のキャンプでまったく同じ結果になるとは限りませんが、この保冷力なら2泊3日でも余裕で氷をキープしてくれそうな印象。なんなら、ボトルごとクーラーボックスに入れておけば、さらに心強そうです!

ただ、「保冷力が高すぎる」がゆえの弱点も…

ボトル内で氷が塊になって取り出せない様子

検証中に気になったのが、保冷力が高いためか、24時間後には氷同士が凍りついて大きな塊になってしまったこと。保冷力が高いのは頼もしい反面、氷を1粒ずつ取り出せないという状態に……。

「氷を小出しに使うアイスコンテナ」にするなら、氷を満タンに入れすぎない(なかで氷が動きにくい)、ときどきボトルを軽く揺すっておくと大きな塊になりにくそうです。

もし塊になってしまった場合は、常温の水を少し注いで数分待ち、ボトルを軽く揺すると、氷がほぐれて取り出しやすくなりました。

気をつけたいのは、アイスピックなどで砕くこと。ボトル内面を傷付ける可能性があるので、避けましょう。

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