あのサンダルに「かかと付き」が出た


前作のBUMPY PACKABLE。コンパクト化を実現される独特なソールとドローコードが特徴
昨年(2025年)に発売されたBUMPY PACKABLE(バンピーパッカブル)。
「リカバリーサンダルなのに嵩張らない」。その画期的なデザインから、一躍人気アイテムになりました。


新作「BUMPY SPORTS」デザインはそのままにかかと付きモデルが登場
そして、今回レビューするのは、その新モデル「BUMPY SPORTS(バンピースポーツ)」。
歩ける・持ち運べる・疲れないという三拍子はそのままに、かかと用のストラップが追加。より夏のアクティブシーンで活躍するアップデートが施されています。
前モデルから愛用している筆者もさっそく新作を入手。山から海まで、1ヶ月間履いてわかった魅力と注意点をお伝えします。
まず履いてみて感じたこと
1. スムーズだけどホールド感がある

「BUMPY SPORTS」で大きく変わったのは、やはりヒールストラップです。
ただ「かかとが付いた」だけではありません。足の甲まわりから、かかと側までバンジーコードが回り込むことで、足全体を支えてくれます。
さらに、かかとのループに指をかければ、ストラップをグッと引き上げられます。かかとまわりの生地が柔らかいぶん、このループがあることで足入れがかなりスムーズでした。
2. 歩くときにパカパカ感がない

つっかけタイプのサンダルは、階段や坂道でかかとが浮いたり、足から離れそうになったりすることがありますが、やはりかかと側が支えられていると、そのパカパカ感がかなり抑えられます。
小走りしたり、足元の安定しない場所を歩いたりする際も安心感が段違いです。
3. 余ったコードを留められる

前作同様「BUMPY SPORTS」は、余ったバンジーコードを足の甲側に留められます。
余ったコードが甲の上でブラつきにくく、足元の見た目もすっきり。歩いているときにコードの先が気になりにくいので、細かいけれど嬉しい機能です。
4. 足裏がとにかくラク

履き心地は、BUMPYらしくモチモチとしていて、足裏に当たる感触はやわらかめ。ただ、沈み込みすぎる感じではなく、着地の衝撃を受け止めてくれる印象です。
それでいてアウトソールはそれなりの硬さがあります。
リカバリーサンダルは、やわらかすぎると立ちっぱなしのときにふくらはぎが張ってくることがあります。
その点、「BUMPY SPORTS」はアウトソールに適度な硬さがあるので、立っているときも足元が安定しやすい印象でした。
旅行で使ってわかった6つの魅力
1. ソールを重ねて、コンパクトに持ち運べる

まずやはり、BUMPYの代名詞とも言える凸凹のあるソール。この特徴的なソールは、重ねると噛み合い、ドローコードでコンパクトにまとめられます。
サンダルって、バッグやスーツケースに入れようとすると意外とかさばります。しかもソールの汚れた面が服や荷物に触れるのも気になる。
その点ソール同士を合わせてまとめられるので、収納時のまとまりがいい。バッグのなかに入れるときも、持ち運ぶときも扱いやすいんです。

さらに、かかと部分にはループがあり、付属のカラビナでバッグに吊るせる仕様になっています。
濡れたあとや砂が付いたあと、すぐバッグのなかへ入れるのは少し抵抗がありますよね。でもこれなら、パッカブル状態にまとめて外付けできるので、バッグや服が汚れにくいのが便利でした。
2. サブサンダルとして使いやすい


飛行機やフェリーなどを利用する長時間の移動にも。
空港での待ち時間、フェリーの船内、キャンプ場でのリラックスタイムなど、必要なときにサッと外して履けるのもいいところ。

バックパックのサイドはもちろん、トートバッグのループにも下げやすいので、旅行や外遊びのサブサンダルとして扱いやすいです。
お花見やピクニックなど、脱ぎ履きの面倒になるシーンでは共用のサンダルとして持っていくと喜ばれそうです。
3. 短時間なら車の運転にも

旅行先やキャンプなど、歩いての移動が多いと、足の疲れもたまっていきます。もう靴を履きたくない、でも運転しないと……なんてシーンも多いはず。
そんなときも、ヒールストラップがあるので、短時間なら履き替えずに運転できました。これは前作にはなかったメリット。
ただし、長距離運転や雨の日など、足元の操作に気を使う場面ではスニーカーのほうが安心。車移動でも使えるけれど、場面に合わせて履き分けるのがよさそうです。
4. 素足でもソックスでも合わせやすい

旅行中に使いやすかったのが、素足にもソックスにも合わせやすいということ。
昼間は素足でラクに、朝晩や移動日は靴からサッと履き替えてソックスと合わせる。気温やシーンに合わせて使い分けられるので、荷物を増やしたくない旅行では助かりました。
街歩き、キャンプ場でも使いやすい組み合わせです。
5. ロングパンツにも違和感が少ない

短パンだけでなく、ロングパンツに合わせるのもGOOD。
カラーはブラック、ネイビー、ベージュの3色展開。黒なら服を選びにくく、ベージュなら軽やかな印象に。ネイビーはアウトドアウェアとも合わせやすそう。
旅行中は服のパターンが制限されるので、スタイルを選ばないデザインの良さも魅力です。
6. 自転車のちょい乗りにも

街履きとして使いやすいだけでなく、自転車でのちょい乗りにも使えました。
近所の買い物や、キャンプ場内での移動など、少しだけ自転車に乗る場面では、かかと側が支えられているのが安心。
つっかけタイプのサンダルと比べると、ペダルに足を置いたときの安定感があります。余ったバンジーコードも前側に留められるので、コードがブラつきにくいのも安心でした。
ここは惜しい。サイズと締め具合はしっかり見たい

便利な点が多い一方で、気になる点もあります。まず、ヒールストラップのやわらかさです。足あたりはやさしいのですが、硬いストラップでガチッと固定するタイプではありません。
そのため、バンジーコードの締め方がゆるいと、歩いているうちにかかと側が外れそうに感じる場面もありました。とくにサイズが大きいと、その感覚は強くなりそう。
基本は普段の足のサイズに近いものを選びつつ、素足メインでぴったり履きたい人は小さめも候補に入れてよさそうです。
持ち運びやすさはそのままに、歩ける場面が増えたBUMPYでした

「BUMPY SPORTS」は、BUMPYらしいモチモチした履き心地とパッカブル仕様はそのままに、ヒールストラップで歩きやすさを加えた一足でした。
持ち運びやすさは従来のBUMPYと同じ。でもSPORTSは、そこに「履いたまま動きやすい」という良さが加わっています。
昨年のBUMPYが気になっていた人はもちろん、リカバリーサンダルのラクさは欲しいけれど、もう少し歩きやすさも欲しい人におすすめしたい一足です。




