早速、傘を入れて使ってみた!
「ULトレッキング アンブレラ」では?
(親骨50cm)

それでは早速、付属の袋を失くしてしまった「UL トレッキング アンブレラ」に使ってみます!
こちらは、親骨の長さは50cmとごく一般的なサイズ感ですが、重量が127gとiPhoneより軽い分、親骨の数は5本となり布地の面積も小さめの傘。

まずは折りたたんだ状態で袋に入れてみました。
「アンブレラケース セミロング」の生地の滑りがよく、傘自体もスリムでコンパクトなので、何の引っかかりもなく、スムーズにIN。

お次はいよいよ、閉じただけの状態で入れてみました。
さすがに最初だけは少し手で傘をすぼめる必要がありますが、先端が少し入れば、あとはスポッと入っちゃいまして……え、こんなにラクなの?

カバンにしまわずに持ち歩く場合も、断然スマートです。
折りたたんだ状態だと終端の位置も高く、水滴がパンツの裾などに垂れてきますが、「アンブレラケース セミロング」ならそれも解消。
混み合う電車内で、隣の人の服を濡らす心配も無くなります!
「トレッキング サンブロック アンブレラ」
では?(親骨55cm)

続いては、これから暑い時期に活躍する晴雨兼用の折りたたみ傘でも検証。こちらは、同じくモンベルの「トレッキング サンブロック アンブレラ 55」です。
先の「UL トレッキング アンブレラ」より、親骨が5cm長くて直径もサイズアップ。親骨の数も8本に増えて生地面積も大きいうえに、遮光性の高い厚手の生地となっています。

まずは折りたたんだ状態で入れてみました。全体的に少し太いので、「アンブレラケース セミロング」の直径に対してジャストサイズで、これ以上太いと厳しいかもという印象です。
けれど、ケースも傘もどちらも滑りの良い生地なので、やや押し込むようにすれば、問題なく収まりましたよ。

閉じただけの状態でも入れてみましたが、こちらも折りたたみ時と同じく、やや押し込みが必要なジャストサイズでした。
コンパクトで携行性も損ねない

筆者が使っていた、吸水性裏地付きのケースに収めたときと比べると、ご覧の通り「雲泥の差」。
元の付属ケースに収めたときの携行性の高さもまったく損なわず、とてもコンパクトなのが最高です。
濡れた傘を入れて持ち歩いたら…
閉じただけの状態+バックパック

*左が筆者の娘の無印良品「肩の負担を軽くする 撥水リュックサック」、右がミステリーランチ「2DAYアサルト」
気になる防水性についてもチェック。傘を濡らしてケースに入れ、短時間ながら、ミステリーランチ「2DAYアサルト」の外ポケットに入れたまま持ち歩いてみましたが、問題無し。
さらに、筆者の娘に、往復約2時間の電車通学で実際の雨の日に計5〜6回、この運用を試してもらったところ、やはりまったく水漏れ無しでした。
そして、濡れた後も閉じただけでまたカバンにサッとしまえるのがあまりにもラクで、もう雨の日これ無しはツラいと言われ、実はすぐに2枚目を追加購入させられするという結果に……。
折りたたみ状態+サコッシュ

さらに、濡れた状態で折りたたんでケースに入れ、ゼインアーツ「DCF パッキングキューブ M」の中に入れて持ち歩いてみましたが、やはり水漏れはしていませんでした!
ロングサイズなら、大は小を兼ねるかも?
71cmのロングサイズもある!

そして実はセミロングのほかに、長さ71cmのロングサイズもラインナップ。バックパックのポケットに収まる軽量でコンパクトな長傘、「O.D.アンブレラ 60」用のケースなんです。
でも、この長さならセミロングと同じく、「折りたたみ傘を閉じただけの状態で収納する」運用ができそう……! ということで、大は小を兼ねるセオリーが通用するのか試してみました。
ちょい大きめなアラタ「AU-08」も…

実は筆者、モンベル「トレッキング サンブロック アンブレラ 55」のほかに、登山用品系ブランドのarataの「AU-08」という晴雨兼用傘を新たに購入。
主に日傘として使用予定ですが、雨の日に使って濡れたときも、やっぱりササっと閉じただけで収納できたらラクですよね。
ところがこのarata「AU-08」、親骨の長さは50cmながら、ハンドルと石突が長い設計。そのため折りたたみ時の長さも38cmと長いのです。

*上:「セミロング」に入れたところ、下:「ロング」に入れたところ
当然、閉じただけの状態も約62cm(実測値)と長いんです。なので、長さ45cmの「セミロング」では収まり切らずに上部がはみ出てしまいます。
ところが長さ71cmの「ロング」の場合は、丸っと入って上部が約5〜6cm余る感じに。

折りたたんだ状態で「ロング」に入れた場合も、余った部分を折り返して紐でまとめたらこの通りスッキリ。
ただし「ロング」の紐はゴム製ではなく、伸縮性がないので、くるくると巻いた後にコードストッパーをキュッと締めるとキレイにまとまります。
「ULトレッキング アンブレラ」では?

上:閉じただけの状態、下:折りたたんだ状態
続いて、今回最もコンパクトな「UL トレッキング アンブレラ」でもチェック。閉じただけなら1回折って留めるだけ。折りたたんでも、余った部分を1周させて留めれば、問題なしでした。
ただし、折りたたみ時は余剰部分が長いので、「セミロング」に比べると、収納するのにやや時間がかかります。
けれど生地同士の滑りが良いので、個人的には折りたたむ作業より断然ラク。なので、「UL トレッキング アンブレラ」+ロングサイズの組み合わせも十分アリだと思いました。
個人的にイチオシなもう1つの活用法

さらに、石突+親骨が約68cmのごく一般的なサイズの長傘にも使ってみたところ、この通りジャストなサイズ感!
ハンドル部分は当然ハミ出しますが、水濡れする部分はスッポリと収まります。
そこで思い付いたのが、車内で防水傘袋として活用する方法です。というのも、よくある車内用の防水傘袋って、助手席や運転席のヘッドに吊るして後部座席で使うタイプばかり。

逆に助手席や運転席側は設置場所がないうえに、一般的な車内用傘袋だと大きくて嵩張るので、足元に置くのも邪魔になります。
そんなとき、「アンブレラケース ロング」を使えば、足元に置いてもこんなにスマート。個人的にイチオシの活用方法です。
こんな風に「大は小を兼ねる」を体現する「ロング」は非常に汎用性が高いので、1枚でさまざまな傘に活用したい人におすすめ。
もっとミニマムに使いたいなら、折りたたみ時にジャストサイズのレギュラーサイズもあるので、合わせてチェックしてみてくださいね。
注意すべきところも…
完全防水仕様ではない

1点だけ注意したいのは、完全防水仕様ではないというところ。開口部が巾着式なので、しっかり紐を締めても下部に隙間ができてしまいます。
上部を1回折り返すので、この隙間からすぐさま水が漏れるケースは少ないとは思いますが……。
検証時も実際に水漏れしませんでしたが、「バックパックに閉じた状態で縦入れ」、「サコッシュに折りたたんで横入れ」という風に、カバンサイズに応じて傘があまり動かない入れ方でした。

なので、「バックパックに折りたたんで横入れ」といった、行動中に傘の向きが激しく変わってしまう入れ方だと、水漏れする可能性があります。
そんなときは、折り返して紐で巻き留めるときに、開口部より上部でも1回巻いて留めると、より安心だと思いました。
折りたたみ傘のストレスが激減する隠れ名品!

「付属の袋が防水じゃないから濡れたら使えない」「折りたたむ作業が面倒すぎる」という、折りたたみ傘にまつわる2つの課題を、見事なまでに一刀両断してくれた「アンブレラケース セミロング」。
これ1枚あれば、折りたたんでコンパクトに携行→濡れたら閉じただけでサッと収納→そのままバックパックへ入れて持ち帰るという、実にスムーズな流れが実現します。
ロングサイズも汎用性が高く、どちらも地味な存在ながらも隠れた名品。ぜひ、梅雨の時期のストレス軽減に使ってみてはいかがでしょうか?



