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なかなかお目にかかれない!テントマニアたちの激レア「ドームテント」3選

風に強くタフで、居住空間も広いドームテントたちが一堂に集まったイベントに潜入取材!

探検のプロが使う超大型ドームや、テントの歴史に残る傑作、人気ガレージブランドの逸品など、カブリ知らずの激レアテント3張と、それを愛用するオーナーたちのリアルな声から、ドームテントの魅力や奥深さに迫ります!!

目次

ドームテント好きが集結した、熱量高めのフィールドで出会った、激レアテントたち

風に強くタフで、居住空間も広い──そんな魅力だらけのドームテントが全国から集結。筆者は2025年11月1〜3日に開催された「DCM(ドームキャンプマーケット)」に参加してきました。舞台は、時折強い風が吹き抜ける宮城県・吹上高原キャンプ場。数々の“マニア垂涎”のドームテントがずらりと並ぶ、圧巻の光景が広がっていました。

今回はそんななか、とびきりレアなテントたちを持つ目の肥えたオーナーさんたち3人に突撃取材。それぞれのテントについて語ってもらいました!

もはや別荘!テントを知り尽くした男が作った、最強ドームテント

SLINGFIN「BFD」

鮮やかなオレンジカラーと幾何学的なフレームワークが目を引くこの巨大なドームテントは、アメリカ発のテントメーカー、SLINGFIN(スリングフィン)の「BFD」。

30年以上のキャリアを持ち、The North Faceや、Sierra Designs、Mountain Hardwearをはじめとした名だたるメーカーで開発を行ってきた、マーティン・ゼミティス氏が創業したブランドです。

この「BFD」は同ブランド最大テントで、直径約7m、高さ約2.7mの大きさを誇り、20人以上が集まれる広さがあります。大きさにくわえて、雪山ベースキャンプでも使われるレベルの剛性を両立しており、天候に左右されず快適に過ごせるよう設計されているのが特徴です。

このものすごいテントでグループキャンプを楽しんでいたのは、ドームキャンプマニアの集いに参加するべく、関東から東北まで遠征してきた、コアなShinさん夫婦(@shin_k0529)。

Shinさん夫婦:家族や仲間と快適にグループキャンプを楽しめるテントを探し求めて、このテントに行きつきました。

高価なテントですが、大きさの割に設営しやすくて、強風でもびくともしないので、買ってよかったなと感じてます。なにより人とカブりにくいのがいい!

Shinさん夫婦:見た目のインパクトばかり注目されがちですが、使い勝手もかなり考えられたテントなんです。

通気性を確保するベンチレーションや、内部の結露を抑える構造など、快適に過ごせる機能もしっかりしています。毎回、テント内のレイアウトを考えるのが楽しみですね。

まるでキャンプ場に突如、現代アートが現れたかのようなアーティスティックなデザインと大きさに圧倒されるこの「BFD」。外観だけでなく、非日常を感じさせる居住空間にも驚かされました。

極地でのベースキャンプ用テントだけあり、ただ大きいだけじゃない機能性の高さも魅力的でした。まさに”最強のグルキャン幕”のひとつと言えるでしょう!

SLINGFIN「BFD」の詳細はこちら

“MOSSの伝説”を受け継ぐMSRの名テント

MSR「ストームキング」

こちらは、アメリカ発のテントメーカー、MSR(Mountain Safety Research)が2000年代前半に登場した、4シーズンテント「ストームキング」。

その名が示すとおり、強風・積雪・悪天候に耐えるタフさを誇る本格派モデルで、上から見ると星形に見えるフレーム構造が特徴です。約3.0×2.4×高さ1.6mで、4〜5人ファミリーに最適。実用性と堅牢性のバランスの良さから、古くから熱心なキャンパーに支持されてきたテントです。

こちらのテントのオーナーさんは、ドームテントに限らず新旧さまざまなテントを経験してきたドームテントフリークなキャンパー、A-1さん(@a__________1)とyasuさん(@04251983ys)。

そしてこの「ストームキング」を語るうえで、伝説のテントメーカー、MOSS TENT(モステント) の存在は外せませんね。MSRは2000年前後にMOSSブランドを引き継ぎ、その設計思想や技術の一部を継承しています。MOSSが培ってきた堅牢で機能美あふれるテントデザインは、MSRのプロダクトにも影響を残しているんです。

写真のyasuさん愛用「ストームキング」はなかなかお目にかかれない、特別な逸品。テントマニアの間で幻のテントと呼ばれている、ミリタリー仕様モデルなんだとか!

yasuさん:人との出会いを通じて運良く手にしました。ミリタリー仕様モデルはカラーが市販モデルと異なり、MSRのロゴがありません。

生地も軽量さよりタフさを重視した、より厚めのリップストップナイロンが採用されていて、ポールも太いのが特徴です。「ストームキング」が大好きなので、手にしたときは夢のようでした!

普遍的な美しさを感じさせるフレームワークと、色褪せない機能性の高さが魅力の「ストームキング」。テントの歴史の奥深さまで教えてくれる逸品でした。あなたが使っているそのテントのルーツはここにあるかも!?

neru design worksのこだわり詰まった、ガレージブランドカルチャーを象徴するドーム

neru design works「CAVE」

最後の一幕は、こだわりのプロダクト作りで、ガレージブランドシーンを牽引してきた、neru design works(ネルデザインワークス)の「CAVE」。各国の名だたるブランドのテントを製造してきたファクトリーが手がける、中国のテントメーカーTFS(THE FREE SPIRITS)とのコラボで生まれたテントです。

名前の通り“洞窟”のような奥行きと包まれ感を持つ独特のシルエットが特徴で、ただ雨風をしのぐ「道具」としてのテントではなく、“外の世界と繋がりながら、自分たちの時間を守る空間”としてデザインされています。

サイズは直径約3m、高さ1.6mで、1〜2人での使用に最適なドームテントです。

テントのオーナーは、ポップなカラーのアイテムと珍しいギアに目がないキャンパー、せがさん(@sega.cmp_lc250)。通常モデルの「CAVE」はグレーカラーの幕体ですが、こちらはピンクカラーでした!

せがさん:この「CAVE」は、縁あって購入させていただいたオンリーワンの試作品なんです。ピンクカラーが好きな私にとって運命的な出会いでした! 今日みたいな雨の日でもこのカラーを見ると気分が上がりますね。

せがさん:ソロでミニマルなサイトを組むのにちょうどいい大きさで、1人でも設営もしやすくて、雨風にも強いので、オールシーズン一軍です!

サイトの顔になる、個性的なレアカラーがインパクト大な、せがさんの「CAVE」。熱狂的なファンをアジア各国で生み出しているこのテントが人気の理由には、オーナーさんが集結するオフ会イベントの存在もあるそうです。ギアとしての機能はもちろん、人と人とのつながりまで生み出しているなんて素敵ですね!

一度ハマると抜け出せない、ドームテント沼!

今回出会った3張のテントは、どれもただの「大きいテント」「珍しいテント」ではありませんでした。作り手の哲学、ブランドの歴史、オーナーの情熱……そうした背景がすべて詰まっているからこそ、フィールドでこんなにも存在感を放つんだと実感。

そんな、ドームテントたちの美しさと機能性にグッときた方は、このディープな沼にハマっちゃいましょう!

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