Amazonの格安シンク使ってみた
想定外の収納袋付き

届いたものを開封すると、商品ページにとくに記載のなかった収納袋が付属していました。
商品ページには「DOGBOO」とブランド名が記載されていたのですが、収納袋には「ENJOYNAT」との文字が。いわゆるOEM商品なのでしょうか、やや不安な気持ちに……。
ただ収納袋自体は思いのほかしっかりした作り。開封直後は石油系のにおいが気になったので、しばらく風通しの良い場所に置いておくと改善されました。
充実の付属品

セット内容はこちら。
- 1ユニットサイズのシンク
ポンプ
充電ケーブル
蓋(まな板)
排水栓
排水ホース
給水ホース - 収納袋
あとは、給水用のタンクと排水用のバケツを準備すればOK。パーツをひとつひとつ買い揃える必要がないので、導入のハードルが下がります。
バケツやタンクは別途必要

写真のものは、ダイソーで購入した折りたたみバケツ
別途購入が必要なバケツやタンクですが、基本的にはなんでもOK! 2Lペットボトルを使うのもありです。
ただし2Lだとすぐに水がなくなってしまうので、最低でも5L以上は欲しいところ。
折りたたみができるバケツなど、場所を取らない工夫をすると嵩張らずに持ち運ぶことができます。
ポンプは充電式(USB Type-C)

電動ポンプは充電式で、USB Type-Cのケーブルも付属。2000mAhバッテリー内蔵と記載がありますが、一回の充電でどれくらいの水を汲み上げられるかは不明……。
実際に使用した限りでは、20L分のタンクが空になるまで使用できました。ただし、気温の低い時期はバッテリー性能が低下する可能性もあるため、この結果はあくまで目安として考えておくのがよさそうです。

ノズルは開閉式で、収納時はコンパクトにまとまります。さらに、収納状態では電源を押しても反応しない仕組みになっているので、持ち運び中に誤作動する心配もありません。
給水ホースは混入対策◎

給水ホースの先端にはゴミなどを吸い込まないようなフィルターパーツがついています。タンクやバケツに枯葉やゴミが混入しても、そのまま吸い上げにくいので安心感があります。
このフィルターパーツは取り外し可能。タンクのホース穴が小さい場合などは外して使うこともできます。
IGTシンクの組み立て方
パーツが多いぶん一見複雑そうな組み立てですが、意外と簡単。排水栓と蓋(まな板)はお好みで、排水ホースも水のこぼれる心配がなければ、動画のようにバケツを置くだけでも問題ありません。

写真は、hxo design「モジュラーテーブル」にBLACK BONの「BB Burner Support 2UNIT」「Mini Indian Hanger」を連結しIGTシンクを設置
初めてセットするときはタンクやバケツの場所決めなどで少し時間がかかるかと思いますが、慣れてしまえば簡単にセットすることができます。
給水ホースや排水ホースに関しては、高さのあるIGTテーブルでも使用できるように長めのものが付属しているので、必要に応じてカットしてもいいかと思います。
実際に使ってみた感じたこと
そっと触れるだけで水が出る

水を出すには、ボタンに軽く触れるだけでOK! 操作は「シンプルなON/OFFボタン」に加え、200ml・600ml・800mlと決まった量を出せる「給水ボタン」を搭載! 必要な量だけ給水したいときに便利です。
ただし容量を映す液晶が日中はほぼ見えないので、実用性は少し低めかもしれません。
水量は必要十分!
キャンプ場常設の水道に比べたら水量は少ないものの、簡易シンクとしては水の勢いもしっかりあります。
筆者としては水量が多すぎてもタンクの水がすぐになくなってしまうので、ちょうどいいと感じています。手を洗ったり野菜をサッと洗うのにちょうどいいです。
単体で設置もアリ

写真で使用しているフレームは、筆者自身のブランド「RYUCAMP」のサンプル品。給水・排水タンクは、37CAMPの「水タンク」
メインの大型IGTテーブルに組み込んで使用する方法もありますが、写真のような1〜2ユニット対応のフレームを使ってシンクを単体で使う方法も好きな場所に置けて便利でした!
このスタイルなら、愛用しているメインテーブルがIGT規格に対応していなくても簡易シンクを導入しやすいですよね。
メッシュトレーを用意すると、水切りできて便利

「IGTシンク」と合わせて、IGT対応の水切りをセットしておくと、食器などをそのまま横で乾燥させることができるので、おすすめです。
浅いタイプ、深いタイプ、折りたたみタイプといろいろなものが販売されているので、好みのものをセットにすると使い勝手が爆上がりしちゃいます!
スノーピーク 1ユニット メッシュトレー 浅型
| サイズ | 245×356×42(h)mm(外寸)、227×316×36(h)mm(内寸) |
|---|---|
| 重量 | 0.8kg |
| 素材 | ステンレス |
シンクに水は溜まりがち

シンクの底面は傾斜などがついておらず、水が少し残ってしまうことも……。気になる方には向かないかもしれません。
筆者としてはそこまで気にならず、残っていてもそのままにしています。キャンプサイト内に簡易炊事場をセットできるだけありがたいですね。
使用しないときは蓋ができてテーブルにもなる

使用しないときはシンクに蓋ができるので、テーブルの一部として広く使うことも可能です。ポンプを取り付けたままでも、ノズルを閉じれば誤作動しないので安心です。
また、裏面はまな板にもなっているので調理でも役立ちます。まな板部分は大きくないので、ソロ〜デュオ用に最適なサイズといったところ。
ロータイプのIGTテーブルなら子どもも使える

ロータイプのIGTテーブルにセットすることで、1歳の娘も手が届くようになりました。自分で手を洗ったり、水遊びをしたり満足していたので、こういった使い方もできます。
これは大人・子ども関係なくですが、使用時の水ハネはある程度あるので、濡れて困るものは周りに置かないようにご注意ください。
工夫次第で寒い時期にも重宝

使用可能な水温については記載がありませんでしたが、試してみたところ、お風呂に入るくらいの40℃前後は問題なく使用可能でした。(※自己責任の上で使用してください)
冬場にお湯の出ないキャンプ場でも、給水用タンクとして保温機能のあるボトルを使うことでお湯を使うことはできそうです。歯磨きや洗顔も温かいテント内でできるので、こんな使い方もアリかと思います。
気をつけたいこと
購入前に手持ちのIGTテーブルのフレームを確認

IGT規格に対応したシンクですが、シンクの深さ7cm分は天板下にスペースが必要になってきます。テーブルによってはフレームと干渉して取り付けできない場合もあるので、ご注意ください。
写真のテーブルは問題なく取り付けできましたが、赤丸のような場所が干渉することもあるので、事前に手持ちのIGTテーブルをチェックしておきましょう。
使用後、排水の取り扱いには要注意

排水用のバケツに溜まった水は、必ずキャンプ場のルールに従って処理しましょう。手を洗ったり食器を軽く洗った場合であれば、炊事場で処理すればOK。キャンプ場によっては、中性洗剤が禁止のところもあるので、ルールを確認しておきましょう。
このコスパなら導入価値あり!

初めは大丈夫かと心配に思っていましたが、結果的に使い勝手も良くて大活躍でした!
家族分の食器をまとめて洗うような用途には向きませんが、手を洗ったり、野菜を軽くすすいだりといった使い方なら十分実用的。炊事場が遠いキャンプ場はもちろん、炊事場のない無料キャンプ場や野営地ではとくに便利さを実感できるでしょう。
サイト内に簡易的な炊事場を作れるため、車中泊との相性も良さそうです。IGTユーザーはもちろん、「サイトで手軽に水を使いたい」と考えている人はチェックしてみてはいかがでしょうか。



