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299万円〜!【新型日産キックス】フルモデルチェンジ!車中泊・キャンプできるのか発表会でチェックしてきた

2026年6月17日、フルモデルチェンジした日産のコンパクトSUV「キックス」の発表会が開催されました!その発表会の様子を最速お届けします。

先代キックスは、正直車中泊・キャンプにちょっと厳しい一面がありましたが、新型はどうなのでしょうか? 早速チェックしてきました!

目次

大きく変わった3つのポイント

2026年6月17日に発表された新型日産「キックス」、先代と大きく変わったポイントは、次の3つです。

その1. デザイン

新型は全長4,365mm × 全幅1,800mm × 全高1,615mm。先代は全長4,290mm × 全幅1,760mm × 全高1,605mmとボディサイズは一回り大きくなった。

こちらは新型キックス

北米市場では2024年3月にデビュー済み(今、だいたいの日本車は、海外市場で先に発売され、その2年前後遅れて日本市場で発売されています)。

こちらは先代キックス。デザインはガラリと変わりました

ちょっと豆知識

新型は通算3台目、コンパクトSUVとしては2代目。本当の初代は、日産が三菱から軽SUV「パジェロミニ」の供給を受けた「キックス」でした。ちなみに初代は「KIX」、コンパクトSUVになってからは「KICKS」とスペルが異なります

その2. パワートレインが大進化!

新型キックスのボンネット内部

パワートレインとは、エンジンやトランスミッション(変速機)など、動力源からタイヤを駆動するまで複数の一連の構造物のこと。新型キックスは、パワートレイン全体が大刷新されました!

先代も新型も、発電専用エンジンと走行用モーターを組み合わせたハイブリッド(シリーズ式ハイブリッドといいます)「e-POWER」を採用していますが、新型は、発電用エンジンや駆動用モーターなどを含む電動パワートレインを刷新した「第3世代 e-POWER」を搭載しました(先代は第1世代)。

第3世代は、出力・燃費ともに向上新型の4WDシステムは、全輪統合制御の「e-4ORCE(イーフォース)」へと進化しました。

e-4ORCEは、前後のモータートルク(駆動力)と4輪のブレーキを統合制御(先代は別々)、1輪ずつに細かく力を配分(4人で畳の角をそれぞれ持って運ぶイメージ)、ステアリング操作だけでなく、駆動力も使ってカーブを曲がるなど、ざっくり言えば、とにかくめちゃすごい4WDなんです(現行エクストレイルもe-4ORCEです)。

スペック、燃費がどう変化したのかは以下の表で確認してください!

新型先代
エンジン排気量1.4L1.2L
最高出力72kW/98PS60kW/82PS
最大トルク115N・m103N・m
モーター
(フロント)
最高出力105kW/143PS100kW/136PS
最大トルク315N・m280N・m
[4WD]モーター
(リア)
最高出力50kW/68PS50kW/68PS
最大トルク140N・m100N・m
WLTCモード
燃費
2WD23.4〜25.7km/L23.0km/L
4WD20.1〜21.5km/L19.2km/L

その3. 広くなって使い勝手が良くなった!

新型キックスは室内空間が広くなり、特に後部座席の居住性は先代より大幅にアップしたと日産の担当者は語っていました。

荷室は広く、使い勝手が向上していました!

新型キックス
先代キックス

画像比較では伝わりづらいですが、先代より荷室は広くなり、容量も増えました。ボディサイズが一回り大きくなった恩恵だけでなく、機器類の配置を工夫するなどして、空間を広くしたと説明員が語ってくれました。

ラゲッジの開口部も先代より140mmも広くなりました! これは、荷物の積み卸しも楽になりそうです。

こちらの画像は会場で日産がアウトドアシーンをイメージしたディスプレイ。キャンプが捗りそうなクルマになりましたね。

新型キックスで車中泊できそう?

シートベルトがシートに掛かったままです…

発表会の会場は多数の取材者でごった返しており、撮影は譲り合って最小限になってしまったので、実際に寝転がってみることができませんでした。

が、説明員にメジャーを持ってきてもらい、シートを倒した状態での室内前後長を計測していただきました(ありがとうございました!)。

前席を最前ポジション、シート角度25度(正しいシートポジションの推奨値)の状態で、約1.8mでした。シート背面を前に倒すと10cm程度広がるイメージです。

前席・後席の間の空間を何かで埋めれば、身長180cm程度以下の方なら横になって就寝できそうです

身長180cm筆者が実際に快適に寝られるのか、新型キックスの広報車貸出が始まったら「車中泊徹底検証」シリーズ記事で詳しく検証、紹介したいと思います。

価格は299万円〜!発売は6月18日

新型キックス

新型キックスのグレード構成は「X」「G」の2系統あり、Xには「シンプルパッケージ」「X(無印)」「X+(プラス)」の3つの派生グレードがあり、合計4タイプで構成されます。

また、全グレードに2WD(前輪駆動)と4WD「e-4ORCE」の設定があり、延べ8タイプからの選択が可能となっています。

価格は、エントリグレードとなる2WD「X シンプルパッケージ」の299万9,700円から、最上級グレード「G e-4ORCE」の424万8,200円となっています。

新車価格が高騰する中、300万円を切るプライスは素晴らしい

ちなみに、アメリカでは2万2,730ドルがスタート価格となっています。1ドル159円の為替レートで円換算すると約361万円。日産が日本市場向けにがんばってくれたのでしょうか。

なお、発売日は発表日の翌日、2026年6月18日です。

新型キックス発表会の一部始終

発表会は、日産自動車株式会社 日本マーケティング&セールス 執行役 杉本 全氏のあいさつから始まります。

続いて、新型キックスのアンヴェール。キックスの名はキック(蹴る)からで、スニーカーのイメージを開発コンセプトのひとつとしています。箱から出したばかりの、おろしたてのスニーカーという狙いがあったのでしょう。

その後、開発責任者、デザイナーの順に新型キックスの特徴や開発背景などの説明が行われます。

恒例のフォトセッションで発表会が終わります。

発表会では、お互いの撮影に映り込んでしまうのが暗黙の了解。モザイク不要の現場です。

発表会が終わると、杉本執行役への囲み取材や車両の撮影、説明員への取材、日産関係者やメディア、ジャーナリストとの交流など、それぞれの役割を果たすフリータイムになります。

新型キックスは六本木・銀座で展示されるよ!

今回の発表会の会場は、六本木ヒルズのアリーナ。発表会終了後は、そのまま一般公開されます。また、発表会での案内によると銀座の「NISSAN CROSSING」でも展示されるとのこと。さらに最寄りの日産ディーラーでもチェックできるようです。

新型キックスを見たい方は、足を運んでみてください!