テスト用のガラスが付属!

レンズのようなものは、クルマの窓ガラスと同素材のテスト用ガラスでした。厚さは5mmもあります。
本当にちゃんと割れるのかどうか、これで試すことができますね。一度経験しておけるのは大きなメリットです。
機能は「ガラスを割る&シートベルトを切る」

本体のキャップを外してみました。左サイドからハンマーが、右からはフック状のカッターが現れました。ハンマーだけでなくカッター機能も搭載しており、シートベルトが外れない状況にも対応できるようです。
それではひとつずつ順に見ていきましょう。
窓ガラスを割るときは…

こちらがハンマー……とのことですが、ガラスを割るイメージが沸きませんね。
使い方としては、ガラスにグイ~ッと押し付けるようです。うーん、よくわかりません。

試しにプライヤーを押し付けてみました。すると筒状のパーツが押し込まれていき、根元付近までいったところで「バチィン!!」と鉄の突起が飛び出しました。
なるほど、バネを利用したインパクトでガラスを割るようです。ちなみに突起の素材は「硬度740HV合金」とのことで、クルマの窓ガラスを割るための強度(400HV)を大きく上回っています。

この仕組みなら、腕を大きく振る必要もありません。本体をしっかりと握ってハンマー側をガラスに押し付け、ぐぐ~っと奥まで圧力をかけるだけです。
これなら力に自信のない人でも、窓ガラスを割ることができるでしょう。
ちなみにフロントガラスとリアガラスは、安全上うまく割れないようにできています。緊急時に割れるのはサイドだけなのでご注意を。
シートベルトを切るときは…

そしてこちらがカッター。フックの奥にキラリと刃が光っています。

使い方はフックにシートベルトを引っかけて、ひっぱるだけ。緊急時にシートベルトが外れないときは、スピーディにスパッと切って脱出できます。
非常にシンプルかつ使い方が一目瞭然なので、書くこともそんなにありません。
実際にテストしてみた
付属ガラスを割ってみた

それでは実際に付属のガラスを割ってみましょう。割れた瞬間にガラスが飛び散るので、本来は付属するビニール袋に入れてテストしないといけません。
しかし今回は割れる様子がしっかり見られるよう、あえてスルーして敢行します。
この通り、ぐぐ~っと押し込んでやるだけで、いとも簡単にガラスが粉砕されました。しっかり割れることが確認でき、またガラスが激しく飛び散ることもわかって、一石二鳥のテストとなりました。
もし車内の人を外から救出する場合(ロックの解除が目的の場合)、その人から遠いガラスを選んで割るべきですね。

割れて飛び散ったガラスを回収しました。ハンマーがぶつかった部分だけでなく、全体的にヒビだらけになっています。映画やドラマで見たことがありますが、本当にこんなふうに割れるんですね。

ちなみにテストしたのは自宅の敷地内です。公共の場所やキャンプ場にガラスをぶち撒けたわけではないのでご安心ください。
強力ゆえに注意したいこと

力強いバネは耐久性も高く、10,000回もの打撃を行えるそうです。
そんな強力なハンマーですから、扱いは要注意。間違っても人や動物、傷つけたくないモノに押し当ててはいけません。強力そうに見えないのに強力なので、注意喚起しておきます。
ウェビングを切ってみた

カッター機能もテストしてみました。不要になったウェビングテープを切ってみたところ、力を込めなくてもスパッと切り離せました。少々恐いくらいの切れ味です。

切れ味と同時に感心したのが、刃に触ることができないこと。がんばってグイグイと指を押し込みましたが、刃にタッチすることはできませんでした。安全対策はバッチリです。
お守りツールとして備えておきたいアイテム

わずか8.5cmの長さと約25gの軽量性により、クルマのキーと一緒に持ち歩いてもまったく苦にはなりません。運転中は常に手の届く場所にあるわけで、いざというときはキーに手を伸ばすだけ。
脱出用のハンマーとして、この携帯性は大きな大きなメリットでしょう。

「緊急脱出ハンマー」でありながら、そうは見えないビジュアルも魅力的ですよね。男性でも女性でもオシャレに持ち歩けると思います。それでいてハンマーとしての実力はホンモノなのですから、好感度の高いアイテムです。
価格もリーズナブルだし、「転ばぬ先の杖」としていかがでしょうか?
AutoGo 緊急脱出ハンマー
| サイズ | 約8.5×2.5×2cm |
|---|---|
| 重さ | 25.6g |



