oki:ここをベースに中と外を行ったりきたりすれば、冬の外遊びを満喫できる。だからスクリーンタープ、もしくはインナーテント吊り下げ式で、外せばスクリーンタープになる2ルームテントもおすすめ。
SAM:寒風はスクリーンタープで防げるけど、やっぱり冬キャンプって寝るときに地面からの冷気をどう防ぐかもすごく重要。冬晴れの日の放射冷却なんてハンパないですから。
oki:ボクはテント泊の時はまずグランドシートを敷いて、テント内にはマット、荷物を置いてその上にコットをセッティング。コットの上に、またマットを敷いてシュラフです。シュラフの中には服などの荷物を詰め込みます。シュラフの中の空間が冷気を生むから。
SAM:私も同じような感じ。コットを使うことが多いですね。コットが使えなければ、できる限りマット類を重ねて冷気対策をしています。フリースも一緒に重ねちゃう。
あと化繊のマミー型シュラフに包まってから、封筒型シュラフの中に入ったり。封筒型の方は下が化繊で上がダウンのタイプ。あ、冬キャンプには化繊のシュラフが実はおすすめだったり!
oki:ボクも先日、冬キャンプ初心者に化繊シュラフをおすすめしたばかり。収納はかさ張るけど、車で行くことが多いだろうし、安いし(笑)。
最初はいいさ、ダウンシュラフ買ったーって鼻高々。でも使っているうちにへたってくるからね。あとダウンは濡れると厳しい。
SAM:メーカーが一緒で同じ温度域のダウンと化繊シュラフを持っていますが、化繊のほうが体感的に暖かいですね。正確に言うと、下からの冷気にダウンは圧倒的に弱い。ダウンは性能上保温効果があったとしても自らの体重で潰れてしまえばほぼ性能が発揮できません。家だってダウンの敷布団なんてまずないですから。
oki:やっぱりロフトがものを言いますね。ダウンよりも厚みがあれば化繊の方が暖かい。当然かさ張るけど、登山と違ってキャンプは少しくらい荷物が大きくても大丈夫だしね。
SAM:プラスして私は手にホッカイロを持ちます。あと首の近くにも置いて、足元には湯たんぽ。
oki:ボクはシュラフカバーを使ってますね。
SAM:就寝時の寒さ対策はいろいろあるけれど、こればかりは個人差もあるし諸条件が同じとも言えないので、トライ&エラーでベストな方法見つけないと。でも条件付きですが、アレを使うのが実は一番手っ取り早い。秘密兵器(笑)。
oki:あぁアレですね、アレ(笑)
(後編につづく)
第1・2回目の記事はこちら。焚き火ではなく、「焚き火台」について語っております。