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「回る椅子」に慣れると、もう戻れない

以前から回転するチェアを使っていたんですが、一度この快適さを知ってしまうと、もう普通の椅子には戻れません。
身体の向きを変えたいときに、わざわざ椅子を引かなくていい。ただそれだけなんですが、この“ちょっとしたラクさ”が想像以上に快適で、狭い家に住んでいる筆者にとっては最高でした。
服を取る、後ろの物を取る、立ち上がる。そんな何気ない動作が全部スムーズになります。
もともとは「GRAND TRUNK」というブランドの回転スツールを愛用していたのですが壊れてしまい、「次どうしよう…」と思っていたときに見つけたのが、コールマンの「スツール360」でした。
正直、“代打”くらいのつもりで買ったんですが、今では家の中で毎日使うくらい気に入っています。
アウトドアよりも家で大活躍中

このスツール、もともとはアウトドア用なんですが、今はほとんど家で使っています。筆者がどう使っているかというと……
・靴下履くとき
・洋服選びの時間に
・子どもの準備待ち
・リュック整理
・キッチンで一息
・洗濯物たたみ
……みたいな感じで、とにかく“ちょっと座りたい瞬間”に全部ハマるんです。
「ただ回るだけでしょ?」と思っていたんですが、一度慣れると本当に戻れません。
特に家の中って、「ちょっと後ろの物を取りたい」「少し横を向きたい」みたいな細かい動作が多いんですよね。このスツールは、そういう日常の小さなストレスを地味に減らしてくれます。
しかも見た目が完全にアウトドアギアなので、部屋に置いてあってもなんか良い。今では玄関やリビング周りをウロウロしながら、我が家では完全に“ちょっと腰掛ける用の椅子”として定着しています。
座面高52cmがちょうどいい


一般的なアウトドアチェアより座面が高めなので、とにかく立ち上がりがラク。調べてみるとローバーチェアとほぼ同じ座面高でした。
ローチェアって座ると快適なんですが、何度も立ったり座ったりすると地味に疲れるんですよね。その点、この高さは“家の椅子感覚”で使える絶妙バランス。靴を履くときや荷物整理にもちょうどいい高さでした。
設営もラク、安定感もある

設営は脚を広げて座面を引っ掛けるだけ。慣れると本当に数秒で終わります。
脚はショックコードで繋がっているので、「あれ、パーツどこいった?」みたいなことも起きません。組み立てに迷わないのはラクですね。

座面下にメッシュのポケットも配置されていて、収納袋はここが定位置。脚のエンドキャップも重く大きいボール型で、コイツの重さのおかげで重心がしっかりしてスツール本体の転倒もしにくくなっています。
もちろんアウトドアでも使う予定

まだ本格的には使い込めていませんが、釣りやキャンプでも間違いなく使いやすいはず。軽くてコンパクトなので、持ち出すハードルが低いのも魅力です。

L字やコの字に道具を並べて、“座ったまま全部届く”コックピットスタイルにも相性が良さそう。
回転できるだけで、「醤油取りたい」「トング取りたい」「飲み物取りたい」が全部ラクになるんですよね。一歩も動きたくないキャンプ民には、刺さると思います。
本家?GRAND TRUNKと比較してみると……


元々愛用していた同ジャンルのスツールの、GRAND TRUNK「コンパス360 UCスツール」と比較してみました。
結論から言うと、「軽さ・スペック重視ならGRAND TRUNK」、「気軽さと長く使いやすい安心感ならコールマン」という印象です。
実際、自分はこれまでGRAND TRUNKの小さい方「コンパス360 UCスツール」を愛用していて、その快適さは気に入っていました。ただ、今回コールマンを使ってみて、「これはこれでアリだな……」と感じています。
コールマンは「パーツ売り」している
特に良かったのが、“座面だけ買い替えられる”こと。
コールマンでは、本体だけでなく座面シート、収納ケース、エンドキャップまで単体販売されています。

つまり、
・座面だけ破れた
・キャップを紛失した
・色を変えたい
みたいなときでも、パーツ単位で復活できるんです。長く使う道具として考えると、安心感がありますよね。
コールマン公式サイトはこちら

冒頭でも触れましたが以前使っていたGRAND TRUNKのスツールは、1〜2年ほどほぼ毎日使っていたら座面のポールを受け止める部分に穴が空いてしまったんです。
かなりハードに使っていたので仕方ない部分もあると思うんですが、残念ながらGRAND TRUNKは座面のみの単体販売が無いとのこと。
その点、コールマンは壊れた場所だけ交換できるので、結果的に長く付き合いやすそうだなと感じました。
もちろん、このコールマンも耐久性はまだ未知数。勢いよく座らないなど、少し気をつけながら、これからしっかり使い込んで検証していきたいと思っています。
■スペック重視ならGRAND TRUNK
GRAND TRUNKは重量約720g、耐荷重約120kgと、軽量かつタフ。体格が大きい人や、よりハードに使いたい人にはこちらが向いていると思います。
■コスパと気軽さならコールマン
一方でコールマンは、重量約1.2kg、耐荷重約80kgとスペックでは控えめですが、その分価格は約5,390円と抑えめ。
なんと、座面の入れ替えができた!

もしや……?と思って試しにGRAND TRUNKの脚にコールマンの座面をはめてみたら、見事にフィット! 少し余裕がありますが、違和感なく普通に使えました。
以前使っていたGRAND TRUNKは座面が低めで、それはそれで便利だったんですよね。焚き火用やロースタイルにも相性が良かったので、完全に使えなくなるのはちょっと惜しいな……と思っていました。
なので、座面だけ交換して復活できたのは嬉しい。

結果的に、
・高さがあるコールマン版
・低めのGRAND TRUNK版
みたいな感じで、使い分けできそうな雰囲気すら出てきています。コールマンはパーツ売りしているので、座面シートを買い足そうかなと考え中。
正直、「壊れたから終わり」じゃなくて、「組み合わせ変えたらまだ使えるじゃん!」となったのは嬉しかったです。こういう“延命できるギア”って、なんか愛着湧くんですよね。
買い足してしまうほど、回転スツールはいいぞ

最初は「回るだけでしょ?」と思っていたんですが、今では完全に考えが変わりました。
身体の向きを変えるたびに椅子をズリズリ動かさなくていい。それだけで、日常の細かいストレスが減ります。こういう“地味だけど生活が快適になる道具”って、結局いちばん出番が増えるんですよね。
GRAND TRUNK コンパス360 UC スツール
GRAND TRUNK コンパス360 XT スツール







