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「捨てなくてよかった…」モンベルの謎ギアを使ったら、“色褪せたと思っていた靴”が現役の輝きを取り戻したよ(2ページ目)

3つの機能をチェック

3Wayブーツメンテナンスブラシのパッケージ

手のひらサイズ、重さ73gのこのアイテムは「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」。

商品名のとおり、3つの機能がひとつにまとまっていて、これがなかなか便利。

機能1:ブラシは表面のホコリ取りに

ブラシのアップ

硬めでコシのあるブラシは、靴の表面についた土やホコリ、繊維汚れをしっかりかき出す役割。

まず最初に使いたいメイン機能といったところでしょうか。これが一番出番が多そう。

ブラシの柔らかさ

ブラシの素材はポリプロピレンで、硬めながらしなりもあるため、汚れをかき出しやすそう。後ほど使ってみたいと思います!

機能2:クレープブラシは起毛素材に

クレープブラシのアップ

魚の骨みたいな形をしたこの部分は、クレープブラシ。スエードやヌバックなど、起毛素材の汚れをこそぎ取るためのパーツです。

クレープブラシの柔らかさ

素材は、やわらかさと弾力をあわせ持つ熱可塑性エラストマー。触ってみると、シリコーンのようなもちっとした質感でした。

このくにゃっと感のある凹凸が毛足のあいだに入り込み、絡みついたホコリや、こびりついた汚れをやさしくかき出してくれるのだそう。

機能3:消しゴムはしつこい汚れに

消しゴムのアップ

ブラシやクレープブラシでも落としきれなかった汚れには、消しゴムパーツの出番。

黒ずみや擦れ、汚れなど、しつこい汚れをピンポイントでこすって落とせる機能です。

3Wayブーツメンテナンスブラシで靴を掃除しているところ

主素材は、ポリ塩化ビニル(PVC)とのこと。文房具の消しゴムにも使われている、適度な硬さと摩擦力のあるプラスチック素材の一種です。

はたして、この3つの機能で汚れたシューズはどこまできれいになるのか……?! 実際に試してみましょう。

汚れたシューズ、どこまできれいになる?

汚れた靴と3-Wayブーツメンテナンスブラシ

今回用意したのはこちらの2足。向かって右のシューズ、色褪せているように見えますが、本来はネイビー色なんです。でもこれはある意味、いい検証材料と思うことにして……(笑)。

3-Way ブーツメンテナンス ブラシを使って、どの程度まで汚れが落ちるのか実力を試してみます!

1足目|ヌバックの登山靴、色が復活したぞ…!

ブラシ機能を使っているところ

まずは汚れの強い、こちらの登山靴から。メイン素材はヌバックなので、まずはブラシで全体をこすってみました。

すると出てくる出てくる、汚れのオンパレード! サッサッっとこするだけで、土埃のような細かな汚れがファ〜ッと周囲に舞います。まるで、長年見て見ぬふりをしてきた現実をブラッシングしている気分です……。

ブラシを使っているところ

細かな線状のブラシが、表面の汚れをしっかりかき出しているのが目に見えてわかりました。

消しゴム機能を使っているところ

ある程度、表面の汚れを落としたところで、次は消しゴムを使ってみます。

シューズの表面にあてがい、気になる部分をゴシゴシこすっていくと……

消しゴムのカスが出ている

今度はポロポロと消しゴムカスが! そしてくすんでいた表面から、本来の色がちらっとお目見え。おっ、これは期待できそうですね〜。

【ビフォーアフターがこちら】

3Wayブーツメンテナンスブラシのビフォーアフター

ブラシと消しゴム機能だけで、汚れていたシューズがこんなにもきれいになりました……!

元の色って、こんなに発色よかったんですねぇ……。完全にくたびれた靴だと思い込んでいましたが、ただ汚れていただけでした。ごめんよ。

みなさんも「もうダメかも」と思っている靴があるなら、ダメ元で一度試してみる価値アリです。

筆者は次から手遅れになる前に、こまめにメンテしてあげようと心に誓いました。

2足目|クレープ機能は、起毛したシューズで試してみる

クレープブラシ機能を使っているところ

先ほどの登山靴には起毛部分がなく、クレープブラシ機能を使うことはなかったので、別のシューズで試してみます。

この部分、見た目も触り心地もシリコーンのようにやわらかいので、「本当にこれで汚れが落ちるの?」と正直半信半疑……ところが、実際にブラッシングしてみると、クレープブラシの溝に汚れがびっしり……! ちゃんと仕事してくれていました。

クレープブラシに汚れが入り込んでいる様子

起毛素材の風合いをなるべく損なわずに、それでいて汚れはしっかり落としてくれている印象でした。

長靴の汚れ落としにもよさそう

レインブーツの汚れ落としに使っている

ちなみに長靴の泥汚れも、水とブラシですっかりきれいになりましたよ!

使ったあとは、水で洗って乾かす

3Wayブーツメンテナンスブラシを水洗いしている

使用後は、水洗いして陰干しすればOKとのこと。

クレープブラシの溝に入り込んだ汚れはやや落としにくかったので、今回は指の腹でかき出しました。使い古しの歯ブラシなどを使うとラクに掃除できそうです。

陰干ししている

おにぎりみたいな三角形フォルムがなんだか可愛らしくて、乾かしたあとはそのまま玄関に置くことに。出しっぱなしでも妙にサマになります。

それにしても、モンベルのギアでここまでぱきっとしたブルーカラーって、なんか新鮮かも。

キャンプ道具の汚れにも使えそう

汚れた焚き火台をブラシで洗っているところ

キャンプ道具のお掃除にもいいかもと思い、試しに汚れた焚き火台をブラシでこすってみました。

さすがに長年放置してしまった焦げつき跡までは落ちなかったものの、こびりついた灰や表面の汚れが浮き上がったのか、全体的にうっすらトーンアップしたように見えました。少なくとも、“ただの煤けた黒”から“一応手入れされた黒”には昇格したかも。

テントの汚れにはクレープブラシがいい感じ

テントの部分汚れ

テントの部分汚れにはクレープブラシが重宝してくれました!

水で濡らしてやさしくこすると、表面についた汚れがすぐに浮き出て、ゴシゴシ力を入れなくてもスッと落ちていきます。ピンポイントの汚れ落としにはかなり使いやすい印象です。

テントの部分汚れに使っているところ

広範囲を洗う用途というより、「ここだけ気になる」を手軽にケアするのに、ちょうどいいかも。撤収日に気づく泥ハネ跡にも、これならすぐ対応できそう。

でもここは残念だった…

持ちにくいときがある

掴んでいるところ

このなかで長時間使う機能って、おそらく消しゴムだと思うんですが、3つの機能をひとつにまとめているだけあって、どうしても持ち手の自由度は少なめ

ゴシゴシとこするとブラシ部分が手に当たってしまうので、筆者はちょっと気になりました。もう少しだけ握りやすさに余白があると、完璧だったかもしれません。

消しゴムは力加減に要注意

消しゴムが取れてしまった

先ほどビフォーアフターをお見せしたとおり、消しゴムを使うと、目に見えて汚れ落ちがわかるので、楽しさも相まって、つい力が入ってしまった結果がこちら。

ポロッと消しゴムが取れちゃいました……。え、今のタイミングで? まだやりはじめたばっかだけど?

やさしく使えば問題なさそうですが、夢中になりすぎ注意ですね。

取れてしまった消しゴムを接着剤でつけたところ

応急処置として接着剤でつけ直せば一応そのまま使うことはできましたが、やはり消耗品パーツという位置づけは意識しておいたほうがよさそうです。

筆者のシューズが汚れすぎていたのもあると思いますが、使い込むと減りが早く、どんどん小さくなっていきます。もし消しゴムだけ先になくなったら……そのときは潔く2WAYブラシとして使おうと思います!

サッとケアできるし、これはあったら便利

3Wayブーツメンテナンスブラシ手持ち

気になったときにサッと整えられるところが、個人的にはグッときたポイント。わざわざ気合いを入れなくても手に取れる手軽さがあるので、「汚れたまま放置しない」心理的な負担は軽くなりそうです。

これ1本で完璧に仕上げるというよりは、日常の軽いメンテを手早く済ませるためのミニセットという立ち位置がしっくりきました。

こんな人におすすめ

・シューズやギアを複数持っていて、メンテを簡略化したい人
・スエードやヌバックなど、素材違いの靴をよく使う人
・ガッツリ手入れよりも「こまめに軽く整える派」
・玄関やギアボックスに1つ常備しておきたい人

これを機に、今後はなるべくこまめに靴のお手入れをしようと思います……!

モンベル「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」の詳細はこちら

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