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【Amazonベストセラー VS ブランド品】頂上決戦…まさかの衝撃の結果に(2ページ目)

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でも、体感では“差”があった

「数値ではほぼ同じ」――そう結論づけたくなりますが、両機を交互に手に持つと、明らかな違いを感じました

両手で構えてブーストモードを作動させると、GENTOSのほうが、後方に押し戻される風圧(反力)が明確に強いのです。

風速計では捉えきれない、空気の“密度”や“押し出し力”の差なのか、はたまた風速計の計測上限を超えた領域での違いなのか。理由は断定できませんが、体感ではGENTOSに軍配が上がりました。

スペックシートだけでは見えない、こうした実機検証の醍醐味ですね。

【雨のキャンプ撤収想定】濡れたタープでテスト

体感の違いは確認できたので、次は実用テスト。まずはキャンプの撤収シーンを想定し、タープに霧吹きで水をかけてみました。

勢いよく水滴を飛ばしてくれるように見えるが…

タープに付着した水滴を、AAL→GENTOSの順に吹き飛ばしていきますが、スペックの差はあまり感じられませんでした

さらに、吹き飛んだ水滴は移動するだけ……。ブロアーの風が当たるところから当たらないところへ移動させただけになり、タープの裾まで水滴を移動させるのは一苦労でした。

水滴が移動して広がっていっただけだった……

雨天撤収にテントやタープを乾かすのは難しいと感じました。

【洗車想定】クルマでテスト

続いて、洗車シーン。筆者の愛車・サンバーに霧吹きで水をかけ、ボディの水滴飛ばしを試してみました。

AAL、GENTOSともに、ボディの広い面の水は飛ばせますが、結局のところ「水を蒸発させる」のではなく「移動させる」だけ。

水滴がボディの別の場所に飛び散るだけ……。

洗車後の水滴除去には有効とは言い難い……。

一方で、ドアハンドルまわりやエンブレム、サイドミラーの裏側といった「狭い隙間に入り込んだ水」を吹き飛ばすには、両者とも有効でした。GENTOSのほうが押し出す風圧が強い分、奥まで届く印象です。

つまり、ブロワーの真価は「広い面を一気に乾かす」ことではなく「拭き取れない部位の水抜き」にあると言えそうです。

でも、まさかの“優勝者”はコイツでした

ここまで来て、筆者は重大な事実に気づきました。

ブロワーで水を飛ばすより、雑巾で拭き取ったほうが速くないか……?

再びタープを霧吹きでたっぷりと濡らしたあと、手持ちの雑巾(100均の)を1枚手に取り、拭き上げてみると……

明らかに、雑巾の方が早い!

今回は布の雑巾でしたが、マイクロファイバークロスやセーム皮なら、吸水力はさらにアップ。テントやタープ、ボディについた水を一気に吸い取ってくれるでしょう。

というわけで……今回のブロワー徹底比較、優勝は雑巾でした。

【結論】ブロワーは必要か?どっちがいい?

「じゃあブロワーは要らないのか?」と問われれば、答えはNOです。

雑巾やマイクロファイバークロスでは絶対に届かない、エンブレムの隙間、ドアハンドルの裏、ホイールナットの奥――こうしたピンポイントの水抜きには、ブロワーは役立ちます。

キャンプでは、火起こしの際の送風落ち葉を飛ばすときなど使えそうですし、車内やPCのキーボードのホコリ飛ばしなど、いろんなシーンでの活躍が期待できます。

アウトドア、洗車、家庭といったさまざまなシーンでブロアーの必要性が高いかと聞かれたら、正直「なくてもいい」と答えてしまいますが、「1つあると何かのときに役立ちそう」とは言えるでしょう。

中華製「AAL」と「GENTOS」製、どちらを選ぶか?

正直、中華製の長期耐久性については未知数な部分もあります。使用頻度が少なければ中華製を選んでいいと思います。

そうでなければ、耐久性に信頼でき、アフターサポート面も安心なGENTOS製を選んだほうが後悔しないでしょう。

中華製を購入するときの注意点は、AALの「公称120m/s」のような、過剰なスペック表記には惑わされないこと。今回のように、実測すればブランド品の半分にも届かないケースが普通にあります。ブロワー選びの参考に、ぜひ。

【動画】風速計テスト・洗車テストの全工程はこちらから

動画では、両モデルの開封から風速計実測、洗車での水飛ばしテストまで、すべての工程をノーカットでお届けしています。

数字だけでは伝わらない「体感の差」を、ぜひ動画でもご確認ください!

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