SOTO新作「カコムベーススタンド」の特長5つ
1|シングルバーナーのゴトクを拡張できる

使用時の大きさは、幅255×奥行225×高さ135mm。設置面はCB缶3本分くらいといったところで、セットすることでシングルバーナーのゴトク面積を拡張できます。


ST-310と比べると、その差は一目瞭然。接地面が広がることで、大きめのクッカーが安定してのせやすくなります。
2|ゴトクにひと技あり

ゴトクは開閉できる構造になっていて、のせる調理器具に合わせて調整できるというギミック。
ゴトクを開いた状態では、カコムシリーズ専用アイテム使用時(後述)のみに対応し、閉じた状態にすれば他メーカーのクッカーなどものせることができます。
3|使える火器は、ST-310とST-340

冒頭に書いたとおり、カコムベーススタンドが対応しているのは、レギュレーターストーブ(ST-310)と、レギュレーターストーブ Range(ST-340)の2機種です。

専用設計なので、見てのとおりゴトクがシンデレラフィット。きっちりとハマるサマは見ていて気持ちがいいですね〜!
SOTO レギュレーターストーブ ST-310
| 製品サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm (使用時・本体のみ) 幅140×奥行 70×高さ110mm (収納時) |
|---|---|
| 重量 | 330g(本体のみ) |
| 材質 | バーナー/器具栓つまみ/ゴトク:ステンレス ボンベホルダー/点火スイッチ:樹脂 |
| 発熱量 | 2.9kW (2,500kcal/h) (ST-760使用時) 2.9kW (2,500kcal/h) (ST-700使用時) ※気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。 |
| 使用時間 | 約1.5時間 (ST-760を1本使用時) 約1.5時間 (ST-700を1本使用時) ※気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。 |
| 使用燃料 | SOTO製品専用容器 (カセットガスタイプ) |
| 点火方式 | 圧電点火方式 |
| 付属品 | 収納ポーチ |
| 耐荷重 | 5kg |
SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340
| 製品サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm (使用時・本体のみ) 幅140×奥行 70×高さ110mm (収納時) |
|---|---|
| 重量 | 360g (本体のみ) |
| 材質 | バーナー/器具栓つまみ/ゴトク:ステンレス ボンベホルダー/点火スイッチ:樹脂 |
| 発熱量 | 3.3kW (2,800kcal/h) (ST-760使用時) 3.3kW (2,800kcal/h) (ST-700使用時) 気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。 |
| 使用時間 | 約1.4時間 (ST-760を1本使用時) 約1.4時間 (ST-700を1本使用時) 気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。 |
| 使用燃料 | SOTO製品専用容器 (カセットガスタイプ) |
| 点火方式 | 圧電点火方式 |
| 付属品 | 収納ポーチ |
| 耐荷重 | 5kg |
4|組み立て30秒、コンパクトに持ち運べる

持ち運ぶときは、こんな感じでコンパクトに。サッと折りたたむことができます。

組み立ても一度慣れてしまえば数秒で完結。

重さは本体が560g、遮熱板が270gで、合計830g。どちらも丈夫なステンレス鋼なのでずっしりとした重さがあります。
軽さ重視のギアではありませんが、大きめのクッカーを安心してのせられる土台と考えれば、この重さは納得。
5|ダッチオーブンもOKらしい!

素材はΦ5mmの高強度ステンレス材で、耐荷重10kgとのこと。
さらに遮熱板があるので、内容量含めて10kg以内であれば、鋳鉄製のダッチオーブンもOKなのだそう!

試しに、手持ちのダッチオーブンをのせてみました。小さめサイズですが、ゴトクを閉じることでグラつきはほぼなく、安定性は申し分なしでした。

さらにカコムベーススタンドに遮熱板が備わっていることで、輻射熱の影響も少なそうです。
もちろん条件によって注意は必要ですが、シングルバーナーでのダッチオーブン調理が現実的な選択肢として見えてきたのは、これまでのシングルバーナーには考えられない強みですよね……!
【補足】脚(突起)の付いているダッチオーブンは、ゴトクの隙間から上手に逃がしてのせるといいそう。ただし、干渉して安定しない場合は使用不可とのこと
SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ ST-910
| 製品サイズ(WxDxH) | 直径259×深さ115mm(内寸) 幅365×奥行280×高さ160mm(外形) |
|---|---|
| 重量 | 約5.0kg |
| 容量 | 満水容量 5,000ml、容量 3,800ml |
| 材質 | ステンレス(底網:ステンレス) |
| 付属品 | 底網 |
| 備考 | IHクッキングヒーター(100V・200V)、ガスコンロ、ハロゲンヒーター、シーズヒーター対応 ※使用できない機種もあります |
オプション品充実で、可能性がすごい

このカコムベーススタンド、じつはこれらオプションの調理器具とシンデレラフィット設計です。
というのも、商品名の「カコム」には、「アウトドアで仲間と“カコム(囲む)”楽しさを提供する」がコンセプト。複数人でのキャンプごはんを想定した拡張パーツが揃っているんです。
ただ安定性を高めるだけでなく、みんなで食卓を囲んで楽しむ調理スタイルまで提案してくれるのが、このシリーズのおもしろいところだな〜と。
グリルプレートとおでん鍋を使ってみた

そのなかで筆者が気になったのが、「カコム グリルプレート」と「カコム おでん鍋」。実際に使ってみました!
シングルバーナーで焼肉の快適度↑

まずはグリルプレートで、キャンプ定番の焼肉! これまでシングルバーナーで肉を焼くと、プレートがズレたり傾いたりで、気を遣う場面もあったのですが……

これはゴトクにすっぽり収まる設計で、とにかく安定感が◎。焼いているあいだのストレスがなくなりました。

焼き面にはPFOA不使用のフッ素櫢脂加工がされているそうで、これだけ焦げても、キッチンペーパーで拭き取るだけできれいになりましたよ。油汚れが落としやすい点もよき。

プレート下部は水を張る構造で、煙の軽減や油落ちの引火も抑えることができるそう。
確かに、これまでは落ちた油でヒヤッとすることがあったので、この安心感はありがたいポイント。「シングルバーナーでここまで気持ちよく焼き肉できるのか〜」と、うれしい驚きでした!
SOTO カコム グリルプレート
| 製品サイズ | 焼面 : 幅255×奥行225×高さ16mm 本体 : 幅280×奥行237×高さ45mm セット時 : 幅280×奥行237×高さ48mm |
|---|---|
| 重量 | 焼面 : 250g 本体 : 480g 合計 : 730g |
| 材質 | アルミダイカスト |
| 塗装 | 焼面表 : フッ素樹脂※PFOAフリー 焼面裏 : 耐熱塗装 本体表 : フッ素樹脂※PFOAフリー 本体裏 : 耐熱塗装 |
| 本体推奨水量 | 400mℓ |
「おでん鍋」も使いやすい

続いてはおでん鍋でもつ鍋を。こちらも汚れがつきにくく、洗いものが秒で終わるところが◎でした。

しかも炊飯も可能で、最大5合まで炊けるそう。2〜3家族でのファミキャンにはありがたい限り。
カコムベーススタンド単体でも十分便利なのですが、こうしたオプションを組み合わせることで、ソロ用からグループ対応へ、使い方の幅はさらに広がるな〜と感じました。
SOTO カコム おでん鍋
| 製品サイズ | 木蓋 : 幅198×奥行198×高さ30mm 本体 : 幅260×奥行210×高さ90mm セット時 : 幅260×奥行210×高さ113mm |
|---|---|
| 重量 | 木蓋 : 250g、 本体 : 620g、 仕切り:145g 合計 : 1,015g |
| 材質 | 木蓋 : 天然木 (松) 本体 : アルミダイカスト 仕切り:ステンレス鋼 |
| 塗装 | 本体内側 : フッ素樹脂PFOAフリー 本体外側 : 耐熱塗装 |
| 満水容量 | 2.9ℓ |
もしや、カセットコンロでも使えるのでは…?

なお、どちらも裏面にはスリットが入っていて、SOTOの「レギュレーター2バーナー GRID」で安定して使えるように設計されているそう。
SOTO レギュレーター2バーナー GRID ST-528
| 製品サイズ | 幅473×奥行252×高さ145mm(風防取り付け時) 幅468×奥行251×高さ122mm(風防不使用時) ゴトク径154mm(×2) |
|---|---|
| 重量 | 2.24kg(本体のみ) |
| 材質 | 本体:ステンレス、ゴトク:鉄、スタンド・風防(背面用、右側左側とも):アルミニウム、点火スイッチ・器具栓つまみ:樹脂 |
| 発熱量 | 3.3kW(2,800kcal/h)x2(ST-760使用時) 3.3kW(2,800kcal/h)x2(ST-700使用時) ※発熱量は気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。使用時間は気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。 |
| 使用時間 | 約1.4時間x2(ST-760 2本使用時) 約1.4時間x2(ST-700 2本使用時) ※発熱量は気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。使用時間は気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。 |
| 使用燃料 | SOTO製品専用容器(カセットガスタイプ) |
| 点火方式 | 圧電点火方式 |
| 付属品 | 風防・収納バッグ |
| 耐荷重 | 左右それぞれ5kg(静荷重) |
こうしたゴトク形状ってどれも似ているので、「もしかして他のカセットコンロでもいけるのでは……?」と思い、愛用のイワタニ「タフまる」にセットしてみたら……まさかのジャストフィットでした!

とはいえメーカーが推奨しているわけではないので自己責任になりますが、構造を見る限り、応用できそうな余地を感じます。
ちなみにオプション品はほかにも!
SOTO カコム ジンギスカン鍋
| 製品サイズ | 幅270×奥行238×高さ44mm |
|---|---|
| 重量 | 515g |
| 材質 | アルミダイカスト |
| 塗装 | 本体 表 : フッ素樹脂※PFOAフリー 本体 裏 : 耐熱塗装 |
| 満水容量 | 600mℓ |
SOTO カコム たこ焼きプレート
| 製品サイズ | 幅 197 x 奥行 197 x 高さ 38mm |
|---|---|
| 重量 | 465g |
| 材質 | アルミダイカスト |
| 塗装 | 本体/表:フッ素樹脂 PFOAフリー 本体/裏:耐熱塗装 |
マルチグリドルはあり?ほかのクッカーものせてみたら…

さて、話をカコムベーススタンドに戻します。
ゴトクを閉じることによって、他メーカーのクッカーものせられる仕様のカコムベーススタンド。耐荷重は内容量込みで10kgまで、かつゴトクから大きくはみ出さないサイズであれば使用可能とのことですが、実際にどんなクッカーと相性がいいのか気になるところ。
というわけで、自己責任のもと、サイズも重さもバラバラな調理器具をいくつか載せて試してみました。が、メーカーが安全性をテストしているわけでない(非推奨)ため、あくまで参考のひとつとしてご覧ください。
