夜半にようやく完成…ウマし!

思ったより時間は短く、5時間ほどでセミドライソーセージとビーフジャーキーが完成しました。とはいえ、すっかり夜です。
ジャーキーはしっかり歯ごたえがあり、繊維質も感じる水分の抜け方。味付けは市販品にかなわないですが、十分美味しいです。
セミドライソーセージは旨味が詰まり、程よい歯ごたえとあいまって絶品です。入れたらほぼ、ほったらかしで簡単なのにウマくて感動です。

なお、画像は2時間ほど経過した時点の状態。これぐらいでも味わいが変わり、独特の噛み応えがある、いいツマミになります。
こういう途中経過を楽しみながら飲むのは、キャンプで作る醍醐味なのかもしれません。
ポタ電は完全にカラッポに…

結局2つのポタ電のうち、BLUETTI「EB150」は1,500Whの電力をほぼすべて使い切ってしまいました。
「AORA80」の方が余ったとはいえ、ポータブル電源を2台用意すること自体が、なかなかの手間。なので、やはり電源サイトのない場所では、「気軽に使える」とは言い難いところ。

*画像は1枚減らして4枚のトレイで稼働中
なお、使っていて気付いたのですが、トレイの枚数を減らせば熱効率が上がり、完成までのスピードがUPするようです。
ただし、説明書には「最低3枚使わないと対流が悪くなる」とあるので、減らすのは2枚までに留めるようにしましょう
自宅でアジの干物にもトライ!

思いのほか簡単にできたので、お次は長期保存ができるような本格的な「干物」に挑戦です!
これはさすがに時間がかかるので、自宅のコンセントにつないでやってみます。
食材を切り、塩水に漬ける

今回、アジはフライ用にカットされたものを使用。丸ごと売られていても、お願いすれば無料で捌いてくれるスーパーも多いようです。
よく洗ったら、10%の塩水に1時間漬け込んでおきます。
綺麗に並べてスイッチオン

後はこれまでと同様、並べてスイッチを入れるだけ。今回は75℃設定。アジのサイズが小ぶりなのもあり、5時間に設定してみます。トレイは3枚に減らしてみました。
極端な失敗がないことは、すでに肉での経験上分かっているので、ほとんど放置プレイです。たまに覗けばいいというレベル。
音量は空気清浄機と同じくらいですが、やはりニオイがなかなかすごいです(この後、換気扇下に移動させて事なきを得ました)。
プロもかくやの出来栄えに!

結局3時間ほどでこの仕上がりです。ご覧の通り、完全にプロのクオリティです!
いや、これは楽しい。今回はイカを買えずに諦めたのですが、スルメなどを自作するのも楽しそうですし、「あれこれチャレンジしたいな!」と思わせてくれるアイテムです。
他にもいろいろ作ってみた!
肉類→魚介類ときましたので、それ以外の食材にもいろいろトライ!
ドライフルーツ&ベジタブル

まずは、酒飲みに意外と愛される「ドライフルーツ」。イチゴ・バナナ・パイナップルの3種に加え、トマト・ニンジン・小松菜の野菜類で「ドライベジタブル」も合作してみます!
いずれもカットして並べるだけ。ところが、説明書通りに40℃設定にしてみたところ、何時間やってもセミウェット感が抜けません。
途中で温度を60℃まで上げてみたら、トータル5時間ほどでいい仕上がりに。食材によって水分量もさまざまですし、おそらく気温や湿度の差も影響するんでしょうね。コツが分かれば、もっと短時間でできそうな気がします。

乾燥させたニンジンと小松菜は、自作の「フリーズドライ乾燥具材」に。作り置きしておけば、味噌汁などに入れたり、キャンプの汁物にそのまま使えるのも便利ですね。
ドライフルーツやトマトも良い仕上がりでした。トマトは旨味が強烈で、酒のお供に最高。
バナナやイチゴなどは愛犬用の自作おやつにもいいですよ。我が家のワンコもばくばく食べていました。
こんにゃくジャーキーにもトライ

最後は、乾燥の限界にチャレンジ。なんと、こんにゃくをジャーキーにできると聞いたので、試してみます。味のイメージが全く湧きませんね。
こんにゃくを、醤油・みりん・酒・一味・砂糖などで煮てから、最高温度の75℃設定で5時間乾燥させてみますと……、

ご覧ください。このこんにゃくのミイラを! 弾力はまったくなくなり、バキバキの歯ごたえが衝撃的です。口に入れて噛んでみると味が染み出し、なかなか面白いツマミになりました。
ここまでこんにゃくの水分を搾り取るとは、「HIMONOドライヤー」の底力、恐るべし。
気になるところもなくはない
キャンプでは時間短縮の工夫が肝

干物・ジャーキー類は6〜12時間以上かかる点が、なかなかのネック。電源問題もさることながら、1泊のキャンプでは、完成したものを味わう時間が不足しかねません。
ただ、あらかじめ家で下味をつけておいたり、食材を小さくするなどのひと手間に加え、トレイの枚数や温度の調整などの工夫次第で、かなり調理時間を短縮できると感じました。
うまく工夫して夕飯に間に合えば、できた喜びがひとしお増すというものかも。
屋内使用ではニオイ対策が必須!

ニオイは正直、かなり強烈に出ます。フルーツ類はまだしも、肉や魚介類は屋内だと換気扇の下でやらないと、家族から苦情が来るレベル。
ただし換気扇さえつければ気にならなかったので、キッチンでの使用をおすすめします。
また屋外の場合も、テント内ではニオイがこもるし、季節によっては虫が集まってくる点にも、注意が必要です。
トレイの高さがもうちょい欲しい

実は今回、タイマー設定で低温をキープできる機能を活かし、「牛乳からヨーグルトを自作する」という応用ネタも試したかった筆者。
ですが、トレイの高さが1段あたり2cmほどしかなく、液体を入れる容器で、ちょうど良い薄さのものが見つからずに断念しました……。
液体は変則的な使い方ではあるのですが、せっかくなかなかの大きめ家電なので、もう少し応用できる余地があればと惜しまれます。
ついつい「何でも干したくなる」楽しいアイテム!

電源の確保や時間配分には少々工夫が要るとはいえ、基本的にはものすごく操作が簡単な機械です。そして、本来なら作るのが大変なジャーキーや干物類が、(体感ですが)あっという間にできてしまうのは驚きでした。
最初は「こんな面倒なものをキャンプで使う人はいないだろ」と冷めた目線で見ていたのですが、この簡単さはクセになりますね。思いがけず素晴らしいアイテムに出会えた気がします!
みなさんもぜひ、「何でも干してみたくなる沼」にハマってみてはいかがでしょうか?



