メディカルキット作りにもトライ!
続いては、ちょっとした怪我や急な頭痛などのときに重宝する「超ULメディカルキット」作りにトライ。
アルコールジェルとワセリン

まずは、消毒用アルコールジェルとワセリンをパッキング。
ワセリンは湯煎で液状にしてから注入する方法がありますが、筆者はスポイトの中で固まってしまって失敗。ストローを直接、固形のワセリンの中へブスリと刺す方法で行いました。
なお、この2種はどちらも可燃性が高いため、加熱する終端をよく拭き取っておくなど、熱圧着の際は十分な注意が必要です。
常備薬やサプリ

続いて、鎮痛剤や胃腸薬などの常備薬、毎日飲むサプリなどの錠剤をパッキング。
直径6mmのストローだと入らなかったので、直径8mmを使用。整腸剤は3粒、鉄サプリは2粒、ビタミン&ミネラルサプリは1粒、ピッタリと収まりましたよ。
このサイズに全て収まる!

普段持ち歩く方法も、リアルに考えてみました。
結果、常備薬からワセリンまでの5種が、わずか幅6×奥行き3.5×高さ1cmのスライド缶ケースに収まっちゃいました……。
もはや、ミニマリスト垂涎ものの極小EDCセットですね。
ソロキャン用セットも作ってみた
続いて、1泊のULソロキャンプを想定したパッキングセットを作ってみました!
調味料セット

直径6mmのストローを使ったので、粉末状・液状どちらの調味料も、じょうご的な補助ツールが必要に。
筆者宅では、生クリームを絞る口金の極細タイプがジャストフィット。ちょうど合うツールが無い場合は、クッキングペーパーを円錐状に丸めれば代用可能です。

塩・砂糖・サラダ油・しょうゆ・酢の5種類の調味料が、ここまで小さくまとまり、かなり作業が楽しくなってきました……!
調理メニューによっては余ることもありそうですが、ラジオペンチさえ持参すれば、不要な部分をカットして、またライターで熱圧着すれば持ち帰れるのも最強です。
着火セット
マッチとストライカー

お次はマッチと、マッチを擦るためのストライカー。ストライカーはマッチの箱から切り出してもいいし、単品でシールタイプのものもネットで購入できます。
直径6mmのストローだと、約4mm幅にカットしたストライカーと、上下を互い違いにしたマッチが2本収まりました。小さく携行できるだけでなく、湿気や防水対策にもなって一石二鳥!
坪田パール マッチストライカー 60枚入り
| サイズ | 1.8×3cm |
|---|
ワセリンの火口

ワセリンを湯煎して溶かし、液状にしてからコットンに染み込ませ、それをパッキングしたのがこちら。
ストローごと火をつければ、なんと火口になるんです。こんな小さなカケラですが、約3分ほどは燃え続けるので、火おこしなどに十分使えるレベル。
ろうそく

ろうそくもパッキングできたら、折れにくい状態で1本単位で持ち運べて便利だな〜と思ったのですが……。
ダイソーで購入したろうそくは、ストロー直径の6mmよりわずかに太くて入れられず。

今回は直径8mmのストローで作成しましたが、直径7mmのストローがあれば、もっとジャストフィットな気がします。
ソロキャンセットも缶ケースに

そして実は、缶ケースをさらに探してみたら、大小いろいろと発見。
AとBの缶ケースはダイソーで、CとDの缶ケースはAmazonで購入しました。

するとですね、Cの缶ケースにソロキャン用の着火セットがジャストフィット。
調味料セットと一緒にAの缶ケースに入れても、まだかなり余裕があるので、ライターや小さなマルチツールナイフなど一緒に入れてもいいですね。

また、Aの缶ケースに綿棒や絆創膏、ミニライターなどと共に、Dの缶ケースのメディカルキット+Cの缶ケースの着火セットを入れれば、ちょっとしたサバイバルキットや防災キットに。
缶ケースはスチール製なので、ガチャガチャ感が気になる場合は、5mmくらいの丸型磁石などを底面に貼れば、よりスマートに携行できます。
新潟精機 BeHAUS スライド式スチール缶ケース ミニ 41x71mm
| サイズ | 幅7.1×奥行4.1×高さ1.3 cm |
|---|---|
| 重量 | 17g |
| 材質 | TFS(ティンフリースチール) |
トラベル系グッズはどうか?
歯磨き粉

キャンプでも旅行でも、マストなトラベルグッズと言えば「歯磨きセット」。中でも歯磨き粉って、普段から愛用している商品のトラベルサイズが売ってなかったりしませんか?
ストローパッキングでオリジナルを作ってしまえば、そんなお悩みも解決! 直径8mmのストロー2cmくらいの長さで、1〜2回分くらいの歯磨き粉を持ち運べますよ。
スキンケアグッズ

化粧水と乳液も、同じく直径8mmのストローにパッキング。それぞれストローの色を変えると、見分けやすくて便利です。
お風呂用には不向きかも…?

続けて、お風呂で使うシャンプーやボディーソープなどもパッキングしたいところ。ですが、ここでちょっと考えたのが、使うときの過程。
ストローパッキングの中身を使うには、はさみで終端をカットする必要がありますが、わざわざお風呂にはさみを持ち込むのって面倒だし、あまり現実的とは思えませんよね。
ところが、ダイソーで「熱圧着パウチ」なるものを発見! これならちゃんと切り込み付きで、はさみ要らず。

というワケで、お風呂で使うボディーソープ・シャンプー・トリートメントだけは、ダイソー「熱圧着パウチ」にパッキング。
それでも、相当コンパクトにまとまりました!
ヘアアイロンでも作れる?

実は、ダイソー「熱圧着パウチ」には、ライターではなく、ヘアアイロンを用いて熱圧着できるアイテム。
そこで、ストローもヘアアイロンで熱圧着できたらもっと手軽かも、と思い付きまして……。
まずは、「熱圧着パウチ」の記載通りに、クッキングペーパーを被せた上で、140℃で約5秒挟んでみました。

けれど、厚みや材質が異なるからか、同じ条件ではうまく圧着できませんでした。
そこで温度を160℃に上げて、約10秒挟んでみたら成功!
ライターで炙ったときより、終端の形状もキレイ。1度挟んだらそのまま待つだけなので、ラジオペンチで急いで挟み直す手間もなく、筆者はこっちの方が断然ラクに感じました。
筆者はふだん、キャンプに充電式のコンパクトなヘアアイロンを持参するので、中身が余ったときの再圧着にも使える点も魅力です。
*ヘアアイロンで安全に熱圧着できる加熱時間や温度などは、クッキングペーパーやストローの種類などによっても異なるため、火傷にも十分注意しつつ、自己責任の上でお試しください。
ストローパッキングで、唯一無二のEDCセットを!

極小のメディカルキットから、ソロキャン用セットにトラベルセットまで、ありとあらゆる消耗品を、1回で使いきれるジャストな量で持ち運べる「ストローパッキング」。
火を扱う工程があり、最初は少しハードル高く感じていた作業も慣れれば楽しく、気付けばあれもこれも……と、どんどんやりたくなる新たな「沼」に足を踏み入れてしまった印象です。
ヘアアイロンを使えばもっと手軽に行えるし、何より、入れるモノも量もサイズも、使うシーンに合わせて全てをオリジナルで作れるのが最強です。
これまでのEDCセットに不満を感じていた人は、ぜひ、とことん満足できる自分だけのEDCセットを極めてみてはいかがでしょうか?



