neruさんらしいこだわりはキッチンにも。コベアのコンロの両端には木の板をくっつけて、まるで商品として完成されているかのようなアンティーク調に。マーベラスの持ち手部分には、手作りの皮の取っ手が施されていました。
neru独特の世界観に彩られたサイトは、どこを切り取っても絵になるような独創性に溢れており、何より想像力を掻き立てられてワクワクさせてくれるものでした。
②mikei203053さん|新保製作所のFIRE SIDE
mikei203053さんのサイトは、木の温かさが溢れる手作りアイテムが豊富。フランス製のテントの下に敷くグランドシートや、背後の白い陣幕もなんと手作り!しかも、ほとんどがホームセンターで機材を借りて作っているというから驚き。
手作りアイテムの中に混ざっていたのが、新保製作所の角形三面窓付き蒔ストーブ”FIRE SIDE”。扉と両サイドの計3カ所に窓があり、どこからでも火を望むことができるのがポイント。今回のキャンプのために下ろした新品のストーブはキラキラ輝いており、手作りアイテムの中でのいいアクセントになって目立つ存在でした。
キッチンを見渡すと、キッチンテーブル、スキレットカバー、そして小物が美しく並ぶ棚…これらは全て手作り。珍しい色のツーバーナーがあると思いきや、こちらもコールマンの緑色をご自身でリペイントしたもの。
個人的に気に入ったのがこちらのランタンケースとダストボックス。ランタンケースには、品番と形状が象られており、ダストボックスにはすぐにで分別できるような可愛いデザインが。どちらも茶目っ気たっぷりで、mikei203053の遊び心が伝わってきます。
どの道具を見ても飽きない、探究心がくすぐられる手作りサイトでした。
③et_quart_15さんグループ|Ozpig
キャンバスキャンプのベルテントが2つ並んだ先には、今年グッドデザイン賞を受賞したことで話題になったテンマクデザインの青空タープ!広いタープの下にはヘキサテーブルを中心にみんなが集まり、常にワイワイガヤガヤ。まさにグルキャンの真骨頂のような快適空間が作られていました。
注目の薪ストーブ、まずはこちらがオージーピッグ。「ヒーターを備えた野外クッキングシステム」と呼ばれ、暖を取るだけでなく、料理にも簡単に使用できる逸品。キッチンの近くに置かれ料理用のストーブとして活躍していました。
室内に設置されていたのは、新保製作所の角型ストーブ。たっぷり用意されている薪を見たらおわかりになるかと思いますが、薪がたくさん入り火持ちがいいと評判です。また、テントとの隣接面には板を挟む等、薪ストーブの設置テクニックも真似してみたいですね。
テントの中はまるでホテルかのようなグランピング仕様!肌触りのいいモフモフ感たっぷりなラグを使用することで、冬らしい温かさを感じるサイトに仕上がっています。気になるソファのようなイスは、Amazonでまとめて購入した「インテックス」のエアチェア。座り心地もとても良く、リラックスを追求したい方にはオススメ。
実はこのサイト、男性ばかりのサイトだったのですが、キッチンまわりがとても整然としており、道具も充実!カウンターに立てば、まるでカフェかのようなオシャレな構図に。この日の夜は鶏まるごと一匹のロースとチキンだそう。
男らしい豪快さとオシャレなセンスが混ざり合ったこのサイトは、きっと夜も賑やかな笑い声が響き渡るんだろうな、と想像してはニヤニヤさせてくれるような楽しさをたくさん提供してくれました。