COOKER-1でできること5つ
使いかたは、電源プラグを挿し込んで、ダイヤルを回すだけ

COOKER-1の使用には、別途ポータブル電源(500W以上)を用意します。ポタ電は同じくネストアウトの「700N」を使用しました
NESTOUT ポータブル電源700N
使いかたは、電源プラグをコンセントに挿し込んで、ダイヤルを回すだけ。
子どもでも扱えそうなほどシンプルな操作ですが、ほんとうにこれだけで、湯沸かし、炊飯、煮込み、蒸し料理までできるというからびっくり。はたして、どんな仕上がりになるのでしょうか……?
1泊2日のキャンプ飯をCOOKER-1だけでやりくりしてみました。
できること1|400mI、4分半で沸騰した【湯沸かし】

テント設営を終え、お昼タイム。まずは試しに、お湯を沸かしてみましょう。
カップ麺と1杯分のコーヒーを淹れたいので、400mlの水を入れてスタート。

1分ほど経ったところでのぞいてみると、すでにポコポコと気泡が出始めていました。
ピーッという音が鳴ると終了のサイン。400mlを沸かすのにかかった時間は4分半ほど。思っていたより早い!
ちなみに、このとき電源をオフにしなければ自動で保温モードに切り替わり、設定温度で約1時間保温してくれるそうです。

内側のメモリは800mlまであり、最大800mlまで沸かせます。
カップヌードル(レギュラーサイズ)に必要な湯量は約300mlなので、2個分は余裕でまかなえますね。

湯沸かし後に本体の表面を触ってみると、じんわり温かい程度で、一般的なクッカーのようにアツアツにはなりません。
それは本体(内釜)が断熱構造になっているため、表面の高温化を抑えているのだそう。うっかり触れてやけどしにくいところも、子どもがいるキャンプでは安心して使えるな〜と思いました。
できること2|白米はほったらかし40分で完成【炊飯】

筆者がいちばん楽しみにしていた機能は、ずばり炊飯です。ガスバーナーなどで炊くと火加減が難しく、炊き上がりにムラができてしまうことも。
その点、炊飯器のようにほったらかしで炊けるのはラクだなぁと。なので、夕飯は白米を炊いてみることに。

パッケージによると、1合の炊飯にかかる時間は約40分。炊飯器でいうところのお急ぎモードくらいの感覚ですね。

あらかじめ浸水させたお米をセットして、電源コードを挿し、ダイヤルを「Rice」に合わせます。そして待つこと約40分……ピッピッピッピーと音が鳴ったらできあがりの合図。
このとき不在でも、自動的にそのまま保温に切り替わるので、1時間は保温できます。時間差でもほかほかで食べられるところがやはり便利ですね。

ドキドキしながらふたを開けてみると、ほったらかしでも炊けていました! 気になるお味はというと……炊けてはいるものの、炊飯器のようなツヤツヤふっくらな仕上がりをイメージしていると、やや物足りなく感じるかも(個人の好みにもよりますが)。すでに何回か使用していますが、浸水しても毎度硬めの炊き上がりになる傾向があります。
なお、最大で1.5合炊けるとのこと。量的にはメスティンとほぼ同じなので、デュオキャンプにもぴったりかと。
試しに2合でも炊いてみましたが、水の量が足りなかったのか見事に失敗しました(芯残り)。炊くときは表記どおりに行うことをおすすめします。

ちなみに、炊き上がったあとの蒸らしの時間(保温機能)で、蒸し皿にレトルトカレーのせて温めておきました。一石二鳥!
【浸水なしだと、硬めの仕上がりになりました】
説明書には「30分〜1時間浸水させるとやわらかめに炊きあがる」「温度環境が低い場合、うまく炊けないことがある」といった旨の記載があります。状況にもよりますが、筆者が何度か炊飯してみて思うのは「お米の浸水なしだと、硬めの炊き上がり」そして「炊きムラがある」です。個人的にはお米に水を吸わせてから炊くほうが好みでした。現地で絶対に失敗したくない人は、事前に試しておくことをおすすめします。
できること3|袋ラーメンも野菜と一緒に【煮こみ料理】

夕飯はラーメンという選択肢もあり。まずCOOKER-1でお湯を沸かして先に野菜を茹で、そのあと乾麺を投入します。

丸い乾麺がちょうど収まるサイズ感で、1人前を作るのにぴったりでした。

注ぎ口がついているので、スープを器に移すときもゆっくり注げばこぼれにくいのが地味に便利。
できること4|カレーも作ってみた【煮こみ料理】

キャンプといえばカレーも外せませんよね。というわけで、最初にCOOKER-1でお湯を沸かして、野菜とウインナーを茹で、具材が柔らかくなったらルーを投入。いい感じのとろみになったら、ダイヤルをオフにしました。
体感として2〜3人前くらいは作れそうな感じ。付け合わせをパンなどにすれば、COOKER-1だけで完結です。

正直、電気調理ということでイメージできない部分もありましたが、仕上がりはいつものカレーでした!
寒い季節はCOOKER-1でおでんや鍋料理もよさそうですね〜。
できること5|数分で肉まんもホカホカに【蒸し料理】

最後は、朝ごはん作り。蒸し皿を使って、肉まんを蒸してみます。内側に「Steam Water Level」のメモリがあるので、そこまで水を入れて、蒸し器に食材をセットするだけでOK。
ダイヤルを100℃にして待つこと数分、ふっくらした肉まんの完成。沸かしたお湯でスープを溶かせば、軽い朝ごはんのできあがりです。
クッキングシートを敷けば、冷めたごはんやパンの温めもできそうですね。蒸し機能があるだけで、使い道がぐっと広がるな〜!
できないこともある
揚げ・焼き・炒めものはできない

COOKER-1には対応していない調理方法もあります。それは、揚げもの・焼きもの・炒めものです。これらの調理をしたい場合は、やはりカセットコンロがあると手っ取り早いでしょう。
油を使うと高温になり、破損や故障の原因につながる可能性があるとのこと。そのため、肉を焼いたり、野菜を炒めたりすることはできません。すべての調理方法に対応しているわけではないので、その点はご留意を。
「内釜が外れない」のはぶっちゃけどう…?

使う前に気になっていたのが、「本体一体型」で、内釜が外れない構造。洗うときにネックになるのでは……と思っていましたが、確かに水洗いするときは気を遣うな〜というのが正直なところ。
丸洗いができない

公式サイトには「外側をぬらさないよう注意」と記載があり、電源差込口やダイヤルに水が入り込むと故障の原因になる可能性があるそう。

何も考えずに水道でジャババーっとは丸洗いはできないので、そこは人によって面倒に感じるポイントかもしれません。
でも汚れは落としやすい

丸洗いこそできないものの、内釜のフッ素樹脂コートのおかげで汚れは落としやすいので、実際の使用感としてはそこまで不便さは感じませんでした。
軽い汚れの場合:キッチンペーパーなどを水orぬるま湯に浸し、軽く絞ってから内側の汚れを拭き取る
油汚れの場合:キッチンペーパーなどで汚れを拭き取ったあと、中性洗剤をうすめた水orぬるま湯を含ませたスポンジを使って内側を洗い、水でよくすすぐ
確かにカレーのときは、ぬるま湯に浸したキッチンペーパーで汚れを拭き取っておくと、水場での洗いがスムーズでした。
使いかたやスタイルによって丸洗いできないことへの反応は分かれそうです。
「火を使わない」を最優先したいときの選択肢に!

お湯を沸かす、ご飯を炊く、インスタントラーメンを作る、肉まんを蒸す……といった調理が、火加減を見る必要はなく、ほぼほったらかしでOKなので、とにかくラク、この一言に尽きます!
もちろん対応していない調理方法もあるので万能とまではいかないものの、火を使わないキャンプ飯という新しい選択肢として、とくに車中泊ユーザー、ポータブル電源ユーザーとは相性がよさそうだと感じました。
また、小さい子どもがいても安全面が高いのもいいところ(わが家がまさにそう)。COOKER-1、ハマる人にはしっかりハマりそう。気になったかたはぜひチェックを!
NESTOUT 電気調理器 COOKER-1
| 電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
|---|---|
| 定格消費電力 | 500W |
| サイズ | 幅約173mm×奥行約166mm×高さ約169mm ※蒸し皿除く 有効内寸 内釜:直径約129mm×高さ約62mm 蒸し皿:直径約118mm×高さ約49mm ふた:直径約128mm×高さ約35mm |
| 質量 | 約895g ※電源コード含む |
| 容量 | 800ml |
| 付属品 | ふた、専用ケース、電源コード用ケース、蒸し皿、電源コード、取扱説明書 |
| 機能 | 45℃/70℃/100℃切り替えモード、炊飯モード |
| 安全装置 | サーモスタット、温度ヒューズ(290℃) |
| 温度設定範囲 | 45℃、70℃、100℃ |
| 時間設定範囲 | 各モード1時間後にOFF |
| 保温機能 | あり:設定温度を1時間維持 |



