マグリール、使ってますか?

アウトドア好きなら一度は目にしたことがあるはず。無骨でタフ、そしてどこか道具感のあるデザインで知られるブランド「ROOT CO.」。
そのラインナップのなかでも、特に愛用者が多いのが、マグネット内蔵コードリールギアホルダー「マグリール(MAGREEL)」シリーズです。
今回レビューするのは、そのシリーズの中核モデルである「MAGREEL360」をベースにしたCAMP HACK別注モデル。
360度どの向きからでも使いやすいリール構造と、強力なマグネットによる着脱機構を受け継ぎつつ、質感と配色をアウトドアシーンにより馴染む方向へとチューニングしています。

マグリールの特徴は、最長約85cmまで伸びるリールと、強力なマグネットによるワンタッチ着脱。
「外す・使う・戻す」という一連の動きがとにかくスムーズで、細かい動作のストレスを確実に減らしてくれます。
ここまでの仕様については、正直なところ「すでに知っている」という人も多いはず。
というわけで今回は、2年間使い続けて見えてきた使いどころや、ちょっとした裏技、気になるポイント、そして別注モデルの魅力をレビューしていきます。
2年使ってわかった、マグリールの使いどころ
鍵・ウォレット・スマホを身につけたまま使える

最も多くの人に「これは良い!」と感じてもらえる使い方、そして基本といえば、鍵・ウォレット・スマホをぶら下げたまま使えること。
腰やバッグにぶら下げた鍵を、いちいち外さなくても施錠開錠が可能。そして手を離せば元の位置に戻ってくれます。

また、スマホやウォレットをぶら下げるのも◎。非使用時の定位置が決まっていながら、使用する際の自由度は担保されているという、相反する機能を兼ね備えています。
「なにかの拍子に外れてしまうのでは?」という心配も無用。マグネットの強さはかなり強力で、普通に使っていればまず心配ありません。
マグネットを使った仮置き・一時掛け

「マグリール」のマグネットはとても強力です。そのため、ドアや車のボディに両面をバチっとくっつけることで、キーフックなしでも固定できます。

また、タープポールや車体に付け、カラビナのないグローブや手拭いの一時掛けにも。
濡れ物の仮干しにだって使えちゃうのは発見でした。キャンプ場でタオルを乾かす場所問題がコレ1つで解決です。
手元に欲しい小物を吊り下げておく

じつはマグリール360、ぶら下げるアイテムの重量次第では、伸ばし途中でリールが巻き戻らず、止まってくれるんです。

これを利用してベッドサイドにライトを吊っておけば、寝袋に入った後に消灯ができるベッドサイドライトが出来上がり。
また、ガストーチやマルチツール、栓抜きなど、調理で地味に使用する小物をぶら下げておく使い方が想像以上に便利でした。
テーブルの面積を圧迫せず、「アレどこいった?」というあるあるな問題も発生しません。みんなで共有したいものを、だれでも手が届く場所に配置できます。
腰や天井だけじゃない!意外と便利だった“背面配置”

キャンプギアにはループやDカンが装備されているものが多いですよね。それを利用して、座った際の「背面」に配置する使い方も。

たとえばよく使用するティッシュケースをぶら下げておけば、必要なときにサッと使うことができます。
ほかにも、ウェットティッシュや虫除けなど、みんなでシェアするものをぶら下げるのもおすすめです。
ここはちょっと気になる
カラビナ部分の強度は少し不安。対荷重は守る必要あり

本体側のカラビナは、バネの強さは十分ですがプラスチック素材のため、強度に対して多少の不安は覚えます。規定の耐荷重は守る必要があると感じました。
耐荷重さえ守れば、2年の使用でもガタつきやバネの強度劣化などもなく、快適に使用できています。
標準のリングカラビナはバネが軽いかも……

ものをぶら下げる側のリングカラビナですが、バネが軽すぎるため、ふとした瞬間に外れてしまうおそれが。
筆者はそれが不安に感じたため、ヨットパーツとして採用されている耐久性の高いシャックルに変更。
取り付けの手間はありますが、鍵やウォレットなど貴重品を取り付ける場合はこのくらいしてもいいかもしれません。
他にもロック機構付きのカラビナを使うのも良いでしょう。
GLOMA NAUTICA(グローマノーティカ) Bow Shackle 302(バウシャックル 302)
| サイズ | 約3x4x1cm |
|---|---|
| ピン部分サイズ | Φ5mm |
| 素材 | ステンレススチール |
なぜCAMP HACK別注なのか

ここまでお伝えしてきた内容は、「マグリール360」ならどれも当てはまるもの。ただし今回しているのはCAMP HACK別注モデルです。
そこで、「なぜCAMP HACK別注がおすすめ」なのか、ぜひチェックしてみてください。
ギアにも普段使いにも馴染む色味と質感

カモ柄とオレンジという、一見「派手×派手」で合わせるのが難しそうな組み合わせですが、意外と何に合わせてもしっくりくる、というか他のアイテムを邪魔しません。
マットなカモ柄は高級感がありつつ、オレンジとブラックの中央部分は地味さを感じさせず、良い塩梅で中和されています。

普段使いではコーデの邪魔をせず良いアクセントに。アウトドアでは、ギアに馴染んでくれる絶妙なデザインは他にありません。
蓄光仕様による視認性と遊び心

通常版との最大の違いといえば、中央部分の蓄光仕様。バッグのなかに入れていても見つけやすいのが地味に便利。
また、キャンプでは就寝時、消灯後に「スマホの充電忘れてた」「やっぱりトイレに……」と再度点灯させることって多いですよね。そんなとき、暗闇の中でジワっと光ってくれるマグリールに何度も助けられました。
このような機能性はもちろんですが、そもそも蓄光ってロマンを感じずにはいられません。しかも珍しいオレンジときたら、それだけでも所有欲を満たしてくれます。
出番の多さが、いちばんの魅力

アウトドアという枠を超えて、ボーダーレスな使い方のできる「マグリール360」。
鍵やウォレットを身につけたまま使えたり、仮置きや一時掛けができたりと、使い方を決め込まなくても、その場その場で自然と役に立ってくれます。
CAMP HACK別注ならではの色味や蓄光仕様も相まって、機能だけでなく、持っていて気分がアガるのもポイント。
日常でもキャンプでも、出番の多さこそがこのマグリールのいちばんの魅力です。




