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田中ケン氏連載企画:アウトドアで人生が変わった『僕のターニングポイント・イベントという仕事編』(3ページ目)

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現状に満足できない僕は、北軽井沢のキャンプ場“outsideBASE”を初めて5年目の年に、何か面白い事をやりたい!もっとアウトドアを知ってもらいたい!アウトドアを楽しんでもらいたい!と、今までにない「都市型“体験型”イベント」を、というコンセプトで2013年に“TOKYO outside Festival”を開催した。

このイベントの一番の特徴は、いわゆるアウトドアプログラムだけに特化するのではなく、様々なアクティビティやワークショップを楽しんでもらうこと。体を動かすアクティビティはもちろん、インドアプログラムも青空の下ならまた違った魅力を発見できる。出展ブースもアウトドアメーカーをはじめとするギアブランド、ウェア、クラフト、食品や飲料などたくさん用意し、イベント会場がまるでおもちゃ箱のように丸1日楽しめる場所にしたい。そんな思いで開催した。

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1回目は東京の豊洲にあるWILD MAGICというキャンプ場を貸切り、出展社様45社で3月の最終週末にスタートした。が、が、がである。なんと3月というのにその年一番の冷え込みに見舞われる。何と目標を大きく下回る来場者。僕は出展社さんに頭を下げて回った。意地がある。というより、これが僕らしいのだ。キャンプ場もそうだった、開拓者の精神でこのイベントを成功させようと誓った。2回目からは新宿の中央公園に場所を移し、2016年の4回目には135社の出展社様約35,000人の来場者で盛り上がるまでに成長することができた。2017年も新宿中央公園で3月25日26日に開催することが決定した。昨年以上にパワーアップして、大きなおもちゃ箱のイベントになるようにと日々面白いことを考えている。

イベントプロデューサーとしての仕事は、20年以上前の、住宅展示場での3名のお客様に向けてのイベントが僕のスタート。今では小さいものからツアーを入れると年間40回以上携わっている。この仕事は大変だが、20年前に感じたお客様に直接メッセージを残せるそんなイベントが、僕の仕事の中で一番楽しいものなのかもしれない!

もっと楽しいことはないか日々探している僕は、来年の2017年さらにみなさんに喜んでもらえそうなことを考えいる真っ最中だ。今はまだ言えないが、それは乞うご期待ということで!!

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