寝返りしてもずれないし、冷気も入りにくい

こちらが完成図。マットにシュラフが固定されている状態なので、寝返りを打ってもキルトが体に追従。はだけて冷気が入る感覚はほぼありません。

マミー型と大きく違うのはフードと背中のダウンがないことですが、どちらも背面はマットで断熱する前提なので、理屈としてはキルト型の方が軽量で効率的。
UL装備を基本とする私のスタイルには合っていて、これこそが愛用している最大の理由なんです。
他にもこんなメリットが
開放感◎!温度調整もできる

使ってみると、かなり“布団”に近い寝心地。
マミー型みたいに顔まで包まれる圧迫感がなく寝ていてストレスが少ないし、足が暑くなればそのままフットボックスから足をニュッと出せる。
手をサッと外に出せるから、スマホを触ったりヘッドライトを取ったり、水を飲んだりもラクなんです。これはもはや布団です!
足元にもダウンたっぷりで、暖かい

フットボックスにもしっかりとダウンが封入されているため、足元が暖かい。足元に関しては隙間ができないように開口部もジップも何もないため、多少足を開いたり動かしたりしても冷気が入り込むことはほぼありません。
実質マミー型シュラフのつま先部分と同じ安心感です。
連泊してもへたらないから、保温力が落ちない

先日ニュージーランドを訪れハイク旅をしたのですが、30連泊ほどのテント泊の際もパルスを使い続けました。
寒暖差が激しく朝の撤収時には濡れてしまうことも多かったし、連日の雨でじわじわ濡れ続けてしまう環境でもありましたが、それでもパルスのダウンはへたらず保温力は変わらないまま。
普通のダウンシュラフとは全然違う、その撥水力に使っていて改めて驚きました。
とは言えデメリットもある
真冬は厳しい…

フードが無く、顔が寒かったり、大きく寝返りを打つとほんの少し隙間を感じることもあるので、真冬の使用には向いてないでしょう。
例えば、風が強い日のタープ下での使用だったり、-5℃などのあまりにも寒い環境で使うのはやめておいた方が良さそうです。
それなりのマットを併せるとなると、結構高い

背中のダウンがない分低価格ということはなく、むしろお高めの物が多いキルト型シュラフ。パルスも然りで、価格は約79,200円です。
そして、メリットを活かしつつ保温性もしっかり確保するとなると、マットもR値4以上などそれなりのスペックの物が必要に。結果まあまあの出費になってしまうのも、懸念点ではあります。
もちろんその分性能は良く、一度買えば数年は買い替えなくて済む。ここは、軽量化の優先度や使用頻度なども考えて選びたいところです。
もうマミー型には戻れない!

正直、デメリットである真冬さえ上手く対処できれば、使い心地はかなり良いのでマミー型シュラフに戻す理由もなくなってしまいました。
ちょっとクセがあるのかな? と思われがちですが、パルスに関しては使い方さえ知れば初心者の方でも使いやすいおすすめのキルト型シュラフです。
NEMO(ニーモ) パルス UL キルト 20/30 EP
| 収納時サイズ | 20×φ14cm |
|---|---|
| 最小重量 | 500g |
| 快適使用温度 | -1℃ |
| 下限温度 | -6℃ |
| 適応身長 | ~183cm |
| 素材 | 中綿1,000FP ExpeDRY ゴールドインフューズド 撥水ダウン(RDS認証、PFASフリー)330g シェル素材100%リサイクル 10D ポリエステルリップストップ耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー) ライニング素材100%リサイクル 10D ポリエステルリップストップ耐久撥水加工済(bluesign®認証、PFASフリー) |



