元DODマネージャーが独立。新ブランド「道草飯店」とは?

アウトドアブランドDODの元マネージャー・寺田英志(TERA)氏が、新たに立ち上げたブランドが「道草飯店(みちくさはんてん)」です。社名は合同会社道草飯店、拠点は奈良県です。

寺田英志(TERA)氏
まず注目すべきは、「DODを辞めた人が新ブランドを始めた」という一点。DODといえば、独創的なテントやギアなど、アウトドア業界の空気を変えてきたブランド。
その中核で企画を担っていた人物が、次にどんな一手を打つのか。これはギア好きなら素通りできない話題です。
DOD時代、どんな仕事をしていた人?

撮影:編集部「カマボコテント2 T5-489-BK」
寺田氏は、DODでカマボコテントやタケノコテントなどのヒット作を企画してきた人物。単に「売れるテント」を作るのではなく、ネーミング、見せ方、使い方まで含めて“記憶に残る道具”を世に送り出してきました。
機能一点張りではなく、少しふざけているのに、実は本質を突いている。そのDODらしさの裏側を知る人物、と言ってもよさそうです。
「道草飯店」は、何をしようとしている?

寺田英志(TERA)氏
道草飯店が掲げるコンセプトは明快。「キャンプなんて人生の道草。でも道草があるから人生は楽しい」という内容。
忙しい日常の中で、あえて寄り道をする。無駄に見える時間や行為を肯定する。その“道草”という考え方を、ブランドの軸に据えています。

出典:道草飯店公式X
さらに特徴的なのが、次の3つのポリシー。
・ユニークなモノしか作らない
・できるだけ長く使えるモノを作る
・販売原価を公開する
特に販売原価を公開する、という姿勢は、アウトドア業界でもかなり異例。
なぜこの価格なのかを隠さず、買い手にも考えてもらう。“売る”よりも“理解してもらう”ことを重視したスタンスが見えてきます。
新しいアイテムは、いつ・何が出る?

出典:道草飯店公式X
第一弾商品の発売は2026年3月予定。商品名はその前段階として、2026年2月19日に公開される予定です。
それまでの間、SNS上では「テントの形状」や「販売原価」を予想する参加型キャンペーンを実施予定。
さらに期間中は、テントの原価構造を学べるコンテンツも発信されます。いきなり「買ってください」ではなく、考えるプロセスごと楽しませる設計は、このブランドらしい動きと言えそうです。
で、結局どんなニュースなのか?

まだ具体的なギアは明かされていません。ただし、「誰が」「どんな思想で」「何をしようとしているのか」は、すでにはっきり見えてきました。
道草飯店は、派手な新作発表というよりも、アウトドアとの向き合い方そのものを問い直す存在になりそうです。DODの文脈を知り尽くした人物が、さらに尖った挑戦を始めた。その動き自体が、キャンパーがいま追うべきニュースかもしれません。




