本体の安定感は言うことナシ

続いて「おでん鍋ジョイント」を「ユニセラ」本体の金具にセット。しっかりとフィットする構造で、こんな感じで引っかければOK。
画像では着火前に乗せたシーンですが、炭火が詰まった状態でもスムーズにセットできます(ただし、耐熱グローブや軍手を着用しましょう)。

その上に「おでん鍋」を乗せると、まさにドンピシャ。がっちりと固定されます。安定感は申し分なく、さすが正規品同士の組み合わせですね。
仕切りは6分割がおすすめ

仕切りは、特にこだわりがなければ6分割のほうが雰囲気が出ますかね。
一区画の広さも程良く、仕切り自体の角度もある程度変えられるので、「6分割だと窮屈すぎる」ということはないと思います。
スープの適正量にはご注意

いよいよ、おでんダネを並べてスープを注ぎます。このとき注意したいのが、大量のスープが必要な点。具の詰め方にもよりますが、鍋が大きいので、約2Lはないと適度な深さに達しません。
ところが、一般的なおでんダネセットに付属する希釈用スープは、1L想定くらい。なので、白だしや粉末スープなど、別途用意して追加しましょう。
炭火パワーで味がしみしみ!

後はこのまま煮ていくだけ。アルミホイルなどでフタをすると早く煮込めますが、1時間程度で相当しっかり味が染みます!
この辺はさすが炭火調理ということでしょうか。市販のおでんダネとは思えないぐらい美味しく仕上がりました。この時点ですでに、満足度が高い!
同時熱燗はどうなのか?

さて! ここからが本当にさて! ですが、同時熱燗にレッツチャレンジ!
まずは、シェラカップに100ml程度の水を入れ、おでんを空にした区画にセット。周りがスープでやや心配になりますが、やはり炭火だからか、10分もせずに水がフツフツと沸き……、

そこへお酒の入った徳利を入れるだけ。なお、6分割の区画には少々大きいシェラカップも、仕切り板の組み角度がシビアすぎないので、少し斜めにすればバッチリ収まりました。
乾杯のビールを飲みながらツマミにおでんを食べ、少し具が減ってきたら熱燗スペースを作る、という一連の流れがなんともスムーズ。

というワケで、積年の夢はめでたく成就! なお、熱燗を楽しんだ後は、当然スープを入れて出汁割りも堪能。スープの量も多いので、こりゃ、キリがなくて危険なレベルでした。
後始末は少々工夫がいるかも

そして後片付けですが、おでんやスープが残った場合、そのままでは持ち帰れません。おでんダネは、タッパーなどで持ち帰ればいいですが、問題は大量のスープ。
スープ約2L+本体約2.1kgで合計約4kg程度の重さになるので、炊事場が遠いサイトだと運ぶのもひと苦労です。
なので筆者は別途、蓋付きの小鍋を用意しておき、ここへ汁もタネも移して持ち帰る方法をチョイス。巨大なタッパーを用意するのもいいかも。

大変といえば、洗浄時の手間もなかなか……。自宅キッチンのシンクでもこれだけのスペースを占領します。
シンクの狭いキャンプ場では拭き取るだけにして、本格的な洗浄は自宅で行うなどの工夫もいりそうです。
各種ユニフレーム製品+αで使ってみた!

そもそも「UFおでん鍋」は「ユニセラ」専用のオプション。けれど前半でも触れた通り、底面がフラットなので、他の焚き火台やガスコンロでも使えたら汎用性が一気に高まります。
しかも筆者は、なかなかの筋金入り”ユニフレーマー”(と、編集部にうっかり言ってしまったのが運の尽き……?)でして。 この壮観な各種焚火台+αでも使用感を試してみましたよ!
大定番の「ファイアグリル」

まずはユニフレーム大定番の焚き火台「ファイアグリル」からいきます。
こうした重量物を乗せる場合は、オプションの「ヘビーロストル」の使用が大前提。ダッチオーブンの重さもモノともしないだけあり、安定感は最高。大きさ的にもちょうどよい感じです。
ただ、「ファイヤグリル」は全高33cmと背が低く、直接おでんを食べるのに適した高さではないのが唯一の欠点だと感じました。
「焚火グリル・焚火グリルラージ」

お次は、焚火調理といえばの「焚火グリル」です。が、「おでん鍋」はサイズ的にちょっとミスマッチ。画像の通り、やや鍋が前傾して水面が大きく傾いてしまいました。
重量的には問題ないはずですが、「おでん鍋」に対してゴトク部分の奥行きが狭いんです。

この点、サイズが大きい「焚火グリルラージ」なら一気に安定感が増します。
これだけ余裕があれば、熾火で調理しつつ、焚火の炎を楽しむことも可能かも。「ユニセラ」以外では、これが一番マッチした気がします。
カセットコンロでは…?

最後は、よりお手軽なカセットコンロ、イワタニの「フーボーEX」で試してみました。
鍋がガス缶の上に被さらないように、長辺側をガス缶に対して水平に置けば問題ナシ! これなら家庭でも本格おでんが楽しめます。
そのほか、ユニフレームだと「ツインバーナーUS-1900」のコンロ1つ分にジャストフィット。
他社製ではスノーピーク「雪峰苑」にもピッタリ。「フラットバーナー」も、純正ゴトクでなく、ガレージブランドなどの完全にフラットなゴトクには置けるなど、かなり幅広く使えるようです。
気になったのはこんなところ
煮込みにマストな蓋が別売り

とても満足度の高い「UFおでん鍋」ですが、蓋が付属せず別売りオプションな点が惜しいところ。
火の通ったレトルトおでんの温めだけならまだしも、手作りで生の食材から煮込む場合、熱効率を考えるとマストなアイテムなのですが……。

出典:楽天
今回、本体と共にこの蓋「おでん鍋SUSリッド」も復刻しましたが、現在(2026年1月現在)、ECサイトなどでは軒並み完売に。
店頭販売で購入できればいいのですが、数量限定の復刻品のため、入手できなければ必然的にアルミホイルで覆って代用するほかなさそうです。
専用の収納ケースがない

「UFおでん鍋」には、これといった専用ケースの設定がありません。「ユニセラ」のオプションパーツ的な位置付けながら、ユニセラの収納ケース「ユニセラBOX」(画像右)よりもサイズがわずかに大きいんです。
なので、「ユニセラ」とまとめては入れられず、携行や収納用には独自にケースを探すしかなさそうです。
間違いなく冬キャンプのテンション爆上げギアです

どうしても冬季限定感のある「おでん鍋」。様々な鍋料理に対応するとはいえ、「こんなニッチなギアはちょっと……」と思われる人も多いかもしれません。
しかし! 寒い中これでやるおでんと熱燗のおいしさは本当に別格です! 冬キャンプの醍醐味を堪能したいならば、ぜひ導入して欲しいギアですよ。
ユニフレーム UFおでん鍋
| サイズ | 395×250×(高さ)80mm |
|---|---|
| 重量 | 約2.1kg |
| 材質 | ステンレス鋼 |




