そもそも「ストームブレイカー」とは

出典:SOTO 「SOD-374」
「ストームブレイカー SOD-374」は、燃料がOD缶・自動車用レギュラーガソリン・ホワイトガソリンに対応するハイブリッドストーブです。
本来は燃料ごとにノズル交換が必要になるのが一般的ですが、それを不要にしたのがSOTOの革新的な燃焼技術。

出典:SOTO 「SOD-374」
燃料の選択肢をひとつの本体で持てることで、ガスの手軽さとガソリンのタフさを両立できる構造になっています。
バーナーヘッドは全炎口型かつすり鉢状の形状を採用し、風の影響を受けにくい設計。アウトドアの中でも過酷な環境を想定した仕様です。
新作は安全性を強化

出典:SOTO 写真上 旧作「SOD-372」下「SOD-374」
今回の新作の進化は、本体下部に新たに追加された大型の遮熱板。

出典:SOTO 「SOD-374」
これにより下方向へ放射される熱を効果的にカットし、テーブルや天板、周囲に置いたギアへの熱ダメージを大幅に軽減。
これまで設置場所に気を使う場面が多かったガソリンストーブですが、より幅広い環境で安心して使いやすくなりました。

出典:SOTO 写真 左720ml「SOD-703L」中央280ml「SOD-703S」右480ml「SOD-703M」
また、別売の専用燃料ボトル「SOTO広口フューエルボトル」の各サイズは、2023年から赤色仕様へ変更され、視認性が向上。
燃料であることが一目で分かりやすくなり、誤使用や取り違え防止にも配慮されたアップデートとなっています。
ガス→ガソリンで約9万円も浮くカラクリとは?

出典:SOTO 「SOD-374」
新作の仕様をチェックしているうちに、「ガソリンで使った場合のコストはどれくらい?」と気になり、公式データをもとに燃料費を計算してみることに。
すると、コスト面に限って見れば、ガソリン運用の方がメリットが大きいことが分かりました。
※SOTO公式販売サイトの製品仕様を参照した数値
年20泊の使用でコストを計算してみた

出典:SOTO 「SOD-374」
「ストームブレイカーSOD-374」を使うキャンパーが、1泊あたりのストーブ使用時間を1時間と想定し、キャンプは年間20泊(=20時間使用)として試算しました。
燃料の消費量は、SOTO公式販売ページに掲載されている「製品仕様」を基準に算出しています。
条件はすべてメーカー公式値ベースなので、数字だけを冷静に当てはめたシンプルな試算です。
各燃料の使用できる価格・使用時間
OD缶「パワーガストリプルミックス SOD-725T」(1缶)
・価格(税込):792円 ※1
・使用時間:0.8時間(48分)
自動車用レギュラーガソリン (1リットル)
・価格(税込):150円(2026年1月19日現在の全国平均 ※2)
・使用時間:3時間20分(200分)
いずれも気温25℃・無風状態で、点火後から30分間の燃焼データより算出した、SOTO公式データです。
※1 SOTO公式オンラインストア参照
※2 gogo.gs都道府県平均 ガソリン価格ランキング参照
燃料別ランニングコスト比較(1泊=1時間、年間20泊想定)

出典:SOTO
各燃料の価格・使用時間で、ランニングコストの差は一目瞭然。
次は1年分のコストや5年分のコストを確認しましょう。
1年分のコスト・5年分のコスト
| 燃料 | 1年コスト(20泊) | 5年コスト(100泊) |
|---|---|---|
| OD缶「SOD-725T」 | 19,800円 | 99,000円 |
| 自動車用レギュラーガソリン | 900円 | 4,500円 |
なんと、5年100泊で94,500円差!! 1年20泊でも18,900円差がでました。さらに、冬キャンのみ年5泊としても、5年で23,625円の差があり、あらゆるスタイルで計算しても差は一目瞭然です。
もちろん、使用時の気温・キャンプスタイル・他のバーナーの併用によって、数字は大きく変わります。
しかし単純計算したこの数字を見ると、「ガソリンは面倒」という先入観だけで選択肢から外してしまうのは、かなりもったいないと感じます。

出典:SOTO 「SOD-374」
加えて、ガソリンは寒冷地でも安定しやすく、ガスも液出し構造で低温に対応。季節や環境に左右されにくい設計も見逃せません。
ガスで手軽に、ガソリンでしっかり節約。この使い分けを最初から想定できるのが、新作「ストームブレイカー」の大きな価値。ロマンではなく“計算が合うガソリン”という選択肢、いま改めて現実的です。
安いがメンテナンスや手間は必要

出典:SOTO
安さと引き換えに、手間やメンテナンスは発生します。
自動車用レギュラーガソリンは価格と入手性に優れる一方で、ホワイトガソリンに比べて煤が出やすく、ノズルや内部のメンテナンス頻度が高くなりやすい点はデメリットです。
ただし、SOTO公式からは「交換部品」も用意されているため、劣化や汚れに合わせて自分で手入れできるのもこのストーブの特徴。維持管理を前提に使う道具として、メンテナンスそのものを楽しむという選択肢もありですね。

出典:SOTO 「SOD-374」
また、ガソリン使用時にはポンピングの工程も必要になります。
それでも「ストームブレイカー」はガスとの併用が可能。手軽さを優先したいときはガス、コストを抑えた普段使いはガソリンと、状況に応じて無理なく使い分けられます。
コストで見直される「ストームブレイカー」

出典:SOTO 「SOD-374」
ガソリンストーブはロマンと思われがちですが、燃料コストを数値で見ると現代的な合理性が際立ちます。
新作「ストームブレイカー SOD-374」の登場は、その価値に気づく良いきっかけになりそうです。
SOTO ストームブレイカー SOD-374
SOTO 広口フューエルボトル SOD-703M
SOTO パワーガストリプルミックス SOD-725T
「ストームブレイカー SOD-374」
・製品サイズ:幅150×奥行130×高さ90mm (使用時・本体のみ)
・収納サイズ:幅65×奥行 65×高さ90mm (収納時)
・重量:235g(本体のみ)
・重量合計 約460g(本体:235g、ガスバルブ:56g、ポンプ:170g)
・耐荷重:5kg
・生産国:日本
・使用燃料:SOTO製品専用容器 (OD缶タイプ)、自動車用レギュラーガソリン、ホワイトガソリン
・点火方式:ライター等で着火
・付属品:専用収納ポーチ、バーナーベース、メンテナンスキット
販売詳細
・SOTO公式販売サイトはこちら



