肉厚だから手の保護にも

手のひら側も同じく2.5mm厚のクロロプレンゴムで、こちらには滑り止め加工がついています。
この厚みがちょうどよくて、握ったときの安心感がありつつ、手をガードしてくれる感じもあります。

素材の特性上フィット感はかなり高めですが、裏地がやわらかいので肌あたりは良好です。
重くない

肉厚なので見た目はちょっと重そうに見えますが、両手合わせても約80g。つけていても負担に感じません。
キャンプで使用感を確かめてみる

ご紹介したように本来は釣りを目的としたグローブですが、保温性・防水性・ストレッチ性に優れているとくれば冬のキャンプにも便利なのでは? と思ったのが購入のきっかけ。
ということで、その実力がどれくらいキャンプ向きなのか、実際に使って確かめてみました!
筆者はSサイズを購入

まずサイズ展開ですが、男女兼用の S・M・L の3種類。
筆者は一番小さいSサイズを購入しましたが、指先、手首はほぼジャストフィットで、手の甲にだけ少し余裕がある感じです。

生地がよく伸びるので、グーパーしてもつっぱり感は皆無です。
ペグ、ポール、ぜーんぶ冷たくない

ではさっそくテント設営にかかるとしましょう。
冬場はキンキンに冷たい金属ギア類ですが、ポールのセットもペグ打ちも、冷たさはまーったく伝わってきません!

手のひらにグリップ力があるおかげで、ツルッと滑ることもなく超快適。
肉厚な素材で手をカバーしていることで、ペグ打ちのときは守られている感すらあります。
ロープワーク、ファスナー開閉も余裕

ロープを張ったり、パネルを巻き上げたり。指先の感覚を優先したい場面では、サッと指を出すだけでOKなのが想像していたとおりとても便利!


テントのファスナーがつまめなくてモタつく、あのプチストレスも解消されました!
焚き火準備も、心強い

設営が終わったら、次は焚き火の準備。小枝を集めて焚き付け作りです。
普段使っている手袋はわりと薄手なので、木のささくれに気をつけがちだったんですが、ほどよい厚みのおかげで刺さる心配も減ってサクサク進むってもんです。

少し鋭利な金属ギアもサッと扱えて、しかも手が冷えないなんて最高すぎる……。つかむ・持つが安定するって、キャンプではほんとラクに感じますね。
スマホ操作も秒でOK

指は必要なときにスッと出せるので、もちろんスマホ操作もストレスゼロです。
これまで使っていた手袋もアウトドアブランドのものだったんですが、タッチパネル対応だったのでスマホは問題なかったものの、フィット感がいまひとつで……。
指先の細かな作業になると結局外す必要があり、面倒に感じていたので、そのちょいストレスがなくなったこともとてもいい!
保温力も申し分なし

氷点下を下回る時間帯もありましたが、グローブで覆われている部分はまったく冷気を感じません。
構造上どうしても指を出す穴にすき間はできるものの、かといってそこだけ異常にヒンヤリと感じることもなく。
強風の日にも使いましたが、風が手に当たる感覚もないので、防風性・保温性は最強だと実感。
ちなみに…

指先をめくってペロンとしたところが邪魔なときは、グッとひっくり返すと意外とスッキリまとまります。
最初は少しやりにくかったんですが、慣れてくるとサッとできて地味に便利でした!
気になったところも、なくはない
基本的には、冬のサーフィン(ウェットスーツ)や釣りなどで使われるやや特殊めな素材だけあって、扱いにはちょっとしたポイントも。
収納は少し工夫するといいかも

丸めると缶コーヒーくらいのサイズ感。正直、ややかさばる印象はあります。
で、弾力性があるのでこのままポケットに入れると広がっちゃうんですよね。

かといって、手袋をまとめてみてもそれなりにデカくて、ポケットがパンパン……。
ということで、内側のループに小さめのS字カラビナを装着してみました。

これならベルトループやカバンに引っかけておけるので、ポケットがすっきり。
使うときは片方だけ外して、もう一方にカラビナはつけっぱなしですが、カラビナが小さいので意外と気になりません。
蒸れやすい

外気をしっかりシャットアウトしてくれる一方で、通気性はあまり高くありません。
そのため運動量が多かったり、体温が高くなったりするとそれなりに汗ばむことが。要するに内側の熱はこもりやすいということですね。
実際、冬の晴れた日に着用してテント設営をしていたら、日差しの暖かさも手伝って、短時間でもけっこうしっとり。じつは、この蒸れやすさが弱点でもあり……
濡れると乾きにくい

外側の防水性はしっかりしている反面、内側は汗を吸うとやや乾きにくいのが惜しいところ。
そのため、手が汗ばむような状況では必要なときだけサッと使う、くらいがちょうどいいかもしれません。もし濡れてしまったら、裏返して干しておきましょう。
こんなシーンでも便利です
気になるポイントはいくつかあるものの、冬キャンプではやっぱり大活躍。しかも使えば使うほどよさを実感するので、筆者はこんなシーンでも頼りにしています。
カメラを使うとき

親指・人差し指が出せるときたら、カメラとの相性◎。筆者は職業柄カメラで撮影することが多いので、寒い日に大助かり。ダイヤル操作も楽勝です。
自転車に乗るとき

手を温めたいシーンといえば、冬の自転車もそのひとつ。クリマプレンフィッシンググローブは防風性がばっちりなので、自転車との相性も抜群です。
手のひらにグリップ力があるおかげでブレーキも握りやすいですし、指先の感覚を優先したいときも指をサッと出せるので安心。
手の大部分はしっかり温めつつ、繊細な操作だけは素手の感覚で行える、このメリハリが自転車でもかなり使いやすい!
山歩きの休憩中にも

風が冷たい日の登山って、本来ほっとひと息つきたい休憩時間こそ過酷だったりするんですが、そんな休憩時にもありがたい存在になっています。
これ、冬キャンプにめちゃ推せる

防寒性を最優先にしながらも、操作性も諦めなくていいモンベルのクリマプレンフィッシンググローブ。筆者は冬キャンプ用に買いましたが、どうにも我慢できない寒さの日はもうこれ一択です。
ファッション性はありませんが、ブラックカラーのシンプルなデザインなので日常使いにも取り入れやすいはず。気になったかたは在庫がある今のうちにチェックをおすすめします!
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