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えっ?となるけど使うと納得。40代オヤジがリアルに感動したギア5選【2025年】

2025年も、あらゆるギアをレビューしてきた筆者。中には編集部の無茶ぶり?で、箱を開けるなり「えっ?」と困惑したギアもいくつか……。

今回は、そんな40代オヤジキャンパーの筆者が、実際に使って「こりゃいい!」と声をあげてしまった感動ギアを一挙5選、じっくりご紹介します!

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目次

記事中画像撮影:筆者

今年も1年間、あらゆるギアを使ってきたが…

サーマレスト「トレッカーチェア」

2025年も、いろいろなギアをレビューして参りました。

編集部のムチャぶりによる? 出オチ感強めギアなどもありつつ、なかなかどうして、実際に使ってみたらその便利さに感動したギアも多数あり……。

そろそろ年末ですし、この1年を振り返り、40代オヤジキャンパーである筆者がリアルに感動したギアたちを厳選。キャンプの快適性を高めてくれる5選をまとめてみました!

40代オヤジがリアルに感動したギア5選

1|ナカバヤシ
「Digio2 非常用水電池NOPOPO」

ナカバヤシ「Digio2 非常用水電池NOPOPO」

USB充電式が主流の今、乾電池ってちょっと時代遅れな感じもしますが、災害備蓄用として持っている人も多いのでは?

そんなサブ的なポジションながら不可欠な乾電池に、驚きの進化版が登場! 

それがナカバヤシ「Digio2 非常用水電池 NOPOPO(以下、水電池NOPOPO)」。なんと、水分に反応して発電する電池なんです。

ナカバヤシ「Digio2 非常用水電池NOPOPO」
ナカバヤシ「Digio2 非常用水電池NOPOPO」

仕組みは簡単。+極側の直径2mmほどの小さな穴2つに、付属のスポイトで水を0.5~1ml注水するだけ。約2分後には発電がスタート! 

しかも「水」だけじゃないのがすごい。コーヒーやジュース、さらには泥水や唾液など、液体なら何でも使えるというから驚き!

ナカバヤシ「Digio2 非常用水電池NOPOPO」

さらにスゴイのが、なんと20年もの長期保存が可能なこと。

一般的なアルカリ乾電池は約5年、防災備蓄用のリチウム乾電池でも10~15年が限界なのに対し、この水電池は水を入れない限り放電しないため、圧倒的な長期保存を実現しています。

ナカバヤシ「Digio2 非常用水電池NOPOPO」

また、1本約15gと軽量設計で、一般的な単3型マンガン電池の約65%の重量。電圧は1.5Vと一般的な単3電池と同じで、リモコンや電卓、LED懐中電灯など、低消費電力機器に幅広く使えます。

キャンプでも災害時でも備えておいて損はナシの、いざという時に頼れる一品です。

    ナカバヤシ Digio2 水電池NOPOPO

    サイズφ14.3×H50.3mm(単3形)
    重量15g
    セット内容水電池NOPOPO(単三形×3本)
    スポイト(1個)

    2|サーマレスト
    「トレッカーチェア」

    サーマレスト「トレッカーチェア」

    徒歩や電車キャンプでは、装備の軽量化が永遠のテーマ。1つで何役もこなす兼用系マルチギアが効率的ですが、合体させた結果、それぞれの機能のクオリティがイマイチだったりも……。

    ですが、こちらのサーマレスト「トレッカーチェア」はひと味もふた味も違いました! 

    必携ギアながら、寝るとき以外は使わないエアマットを、座椅子として活用できる斬新アイテムなんです。

    サーマレスト「トレッカーチェア」
    サーマレスト「トレッカーチェア」

    その実態は、底面の両側に1本ずつのフレームとバックル付きベルトを備えた、アウトドア用座椅子の骨組みだけのようなアイテムなんです。

    なので、収納サイズは約直径10×長さ50cm重さは290gとULでコンパクト。バックパックのポケットなどにもスムーズに外付けできます。

    使い方も至ってシンプル。エアマットの下部を2つ折りにして、「トレッカーチェア」に挿し込み、バックルを留めるだけです。

    推奨はサーマレスト製のエアマットですが、サイズが合えば別メーカーのマットでもウレタンタイプのマットでも使えるもよう。

    何と言っても、エアマットのクッション性がそのまま活きるので、座り心地は快適そのもの。サイドのベルトで背面の角度調整もOK

    エアマット持参派なら、追加290gでチェアが手に入るという発想の転換。「マットって寝るだけなのに嵩張る」という不満を一気に解決してくれる、革命的なアイテムです。

      サーマレスト トレッカーチェア 20インチ

      対応マットサイズ20インチ(51cm幅)
      収納サイズ50×10×10㎝
      重量290g
      材質生地:75Dリップストップポリエステル
      ステー:グラスファイバー

      3|コジット
      「持ち運びできる段ボールストッカー」

      コジット「持ち運びできる段ボールストッカー」

      キャンプにハマるほど、抗えない物欲(ギア欲)と共に溜まっていくもの……、それは、ダンボール。家の中でかさばるし、大きいものだと結束して捨てる作業もひと苦労ですよね。

      ところが、こちらのコジット「持ち運びできる段ボールストッカー(以下、ダンボールストッカー)」がそんなダンボールにまつわるお悩みをズバッと解決。

      手軽に省スペース保管できるうえ、結束までラクになるというアイディアグッズです。しかも1,480円(税込/Amazon/2025年8月時点)と格安!

      コジット「持ち運びできる段ボールストッカー」
      コジット「持ち運びできる段ボールストッカー」

      使い方はカンタンで、ダンボールを重ねて突き刺していくだけ、バラバラになりがちな複数のダンボールを、あっという間にひとまとめにして保管できます。

      本体サイズも12×3×17.5cmと手のひらサイズでかさばらず、突き刺しパーツにはロック機構付きの保護キャップがあるので、使わないときの保管時も安心です。

      コジット「持ち運びできる段ボールストッカー」

      さらに便利なのが、突き刺しパーツの先端の凹みに荷ヒモを引っ掛ければ、一気に結束作業まで完了してしまうところ! 

      従来の「ダンボールを重ねて→膝で押さえながら→紐を回して→結ぶ」という一連の面倒な作業が激変するアイディアグッズです。

        コジット 持ち運びできる段ボールストッカー

        サイズ商品サイズ(パッケージサイズ)
        H21.5cm×W14.5cm×D3.5cm
        本体サイズ
        12×3×17.5cm
        材質ポリエチレン、ABS樹脂、ステンレス鋼

        4|モンベル
        「マイクロタオル フェイス」

        モンベル「マイクロタオル フェイス」

        夏キャンプでは、設営中に「サウナかよ」というレベルで発汗する筆者。そもそも「バスタオル大王」みたいな大汗かきなので、汗拭きタオルは不可欠な存在です。

        ですがキャンプ中はまだしも、帰り道や日常のシーンでは、首からぶら下げるスタイルはそぐわないし、かといって常に持ち歩くのも嵩張ります。

        ところが、今夏に発見したモンベル「マイクロタオル フェイス」が最高でした!

        モンベル「マイクロタオル フェイス」

        *画像は上が一般的なフェイスタオル、下が「マイクロタオル フェイス」

        モンベル「マイクロタオル フェイス」

        収納時はたったの3.5×3.5×10cmと人差し指サイズで、重さはわずか29g。なのに広げたら35×80cmとしっかりと一般的なフェイスタオルと同等サイズなんです。

        付属のベルトループを使えば、サコッシュなどさまざまなものに外付けもできるので、必要な時にさっと取り出せます。

        素材は速乾性に優れたマイクロファイバーでなので、一度使ってもすぐに乾いて使えるという好循環。肌触りも柔らかく快適です。吸水性も申し分なく、しっかり汗を吸い取ってくれます。

        たった29gで夏のストレスが激減。キャンプにも日常使いにも、もはや手放せない逸品です。

          モンベル マイクロタオル フェイス

          使用サイズ35×80cm
          収納サイズ3.5×3.5×10cm
          重量29g
          材質0.08デニール・マイクロファイバー(ポリエステル50%+ナイロン50%)
          カラーブルー、イエロー

          5|LUCKINSLEEP
          「極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿」

          LUCKINSLEEP「極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿」

          いよいよ冬キャンプシーズンも本番。暖かく快適な睡眠に欠かせないのがダウンシュラフですが、どうしても高額で、家族全員分揃えるとなかなかの金額です。

          また、窮屈なマミー型のものが多いうえ、ファスナーの開閉にもコツが必要だったりと、子どもには使いづらいのも困りもの。

          そんなダウンシュラフ難民に朗報なのが、LUCKINSLEEP「極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿(以下エアロゲル毛布)」です。

          LUCKINSLEEP「極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿」

          出典:PIXTA

          こちら、もちろん単なる極厚毛布ではありません。なんと、宇宙服や宇宙船外壁などに使われる、NASA開発の超ハイスペ断熱材「エアロゲル」を採用! 

          エアロゲルとは、体積の95〜99%が空気で構成され、無数の小さな部屋に空気が詰まった構造体で、この技術をNASAが断熱シートに応用しているワケです。

          出典:Amazon

          しかも、エアロゲルシートだけでなく、静音アルミシート、熱を吸収して体を温めるアクリレートわた、炭化繊維など計6層にも及ぶ徹底した断熱構造。

          さらにTEIJINの「マイティトップⅡECO」により、抗菌防臭・防ダニ機能まで備え、衛生的かつアレルギーのある人や小さなお子さんも安心です。

          LUCKINSLEEP「極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿」

          2月に外気温-2℃という寒さの下、上から「エアロゲル毛布→夏用シュラフ→電気毛布(保険でOFF)→コット」という構成で検証してみましたが……。

          結果は驚異的!  就寝中は全く寒さを感じず、快適すぎて大寝坊。電気毛布のスイッチを入れることなく、ぐっすり快眠できました。この毛布、冷気を全然通さないんです。

          収納サイズこそかなり大きめですが、5,580円〜(Amazon/2025年11月時点)と、コスパ面でも大貢献。冬キャンプのハードルを一気に下げてくれる画期的な毛布です。

            LUCKINSLEEP 極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿 140×200cm

            サイズ140×200cm
            材質ポリエステル

              LuckinSleep 極厚極上暖・帝人TEIJIN中綿 180×200cm

              サイズ180×200cm
              材質ポリエステル

              意外性のあるギアこそ、キャンプの快適性を変える

              モンベル「マイクロタオル フェイス」

              キャンプギアは流行りや見た目のカッコよさも大事ですが、やっぱり「実際に使って感動」できる機能性が何より重要ですよね。

              また、そもそもキャンプ用途ではないアイテムが、意外にもキャンプのお悩みにジャストフィットすることも。そういう意味では、まだまだお宝がたくさん市場に埋もれているハズ。

              そんなアイテムを発掘して使いこなすのも、キャンプの1つの楽しみ方だと思います。みなさんもぜひ、意外性のあるギア探しの旅、続けてみてくださいね。

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