【BEST BUY 21】Oztent「Trakkar」
ブッシュクラフト的な無骨なデザインに加え、設営わずか30秒という驚きの簡単さを誇る、オーストラリア発のブランド「Oztent(オズテント)」。
現行モデルはミリタリーテイストのカラーリングが主流ですが、こちらは鮮やかな配色が目を引く“ヴィンテージもの”。構造やコットンベースの素材など、基本スペックは現行モデルと遜色なく、ポップな色合いがフィールドで抜群の存在感を放ちます。
「わずか30秒で設営可能」という謳い文句に半信半疑でしたが(笑)、実際に使ってみてそのギミックに驚かされました。
現行とは一線を画す、ヴィンテージ感のあるカラーと生地の質感、自分のキャンピングトラックにフィットするテントのサイズ感など満足度が高いアイテムでした

Person.21 土持昌久さん(mistermorningstar オーナー)
横浜のM2Fstorage内で営業しているmorningstarworksのオーナー兼バイヤー。年に6〜7回の渡米で心揺さぶる古き良きアメリカを感じられるギアやウェアなどのヴィンテージアイテムを買付けする。
Instagram:@morningstarworks
【BEST BUY 22】BORNELUND「CRAZY CAMP PUZZLE」
デンマーク発のボーネルンドは、“あそび”に関する道具の提供から環境づくり、メンテナンスまでを総合的に手がける、世界でも唯一無二の企業。
こちらは数ある同社のおもちゃの中でも異彩を放つ、キャンプが題材となったアウトドアテイスト満点の一品です。
子どものおもちゃって、できることなら見えない場所に収納したいですよね。せっかくこだわって整えたリビングが台なし……。でもこのパズル、とにかく見た目がオシャレなので、飾っておきたくなるデザインです。
アウトドアテイストを空間にプラスできますし! そして何よりGO OUT CAMPのフリマで1,000円で購入したというお得感も手伝って、今年のベストバイでした

Person.22 小野里岳司さん(GO OUT 営業)
GO OUT創刊から関わったことでフェス、キャンプの楽しさを知る。山登りも趣味とし百名山踏破が人生の目標。子どもが小さいため最近はもっぱら日帰り登山。ことさら出張ついでの山登りにハマっている。
Instagram:@gakujijijijiji
ボーネルンド ポピュラープレイシングス クレイジー・キャンプ・パズル
【BEST BUY 23】pageclimbers「Papyr Tex」
“書籍のためのアウターウェア”をコンセプトに、2025年にスタートした新鋭ブランド「pageclimbers(ページクライマーズ)」。アウトドアとの親和性を大切にしながら、読書を楽しむための機能的かつ遊び心あるアイテムを展開しています。
こちらの「Papyr Tex」は、タイベック素材を採用した軽量で丈夫なブックカバー。イラストを描いたり、ステッカーでアレンジしたりと、自分好みにカスタマイズして“育てていける”のが魅力です。文庫、新書などサイズ展開も豊富。
大切な単行本を外に持ち出すとき、表紙の痛みがずっと気になっていました。でもこのカバーは、アウトドアの環境でも使えるタフな仕様で、しかも自分好みにカスタムできるところに惹かれました。
今はお気に入りの少女マンガを忍ばせて、毎日持ち歩いています(笑)。

Person.23 中河将士さん(morningsnacksディレクター)
さまざまなアパレルブランドのアイテム作りを請け負うOEMを生業としつつ、個人のブランドとしてmorningsnacksを展開中。ちょっとアウトドアな匂いのするライフスタイルを彩る小気味のいいアイテムをラインナップする。
Instagram:@morning_snacks_
pageclimbers(ページクライマーズ)の公式サイトはこちら
【BEST BUY 24】maastik「KNAPSACK 27」
「身軽さ」をコンセプトに、2025年に誕生した新鋭ギアブランド「maastik(マースティック)」。ブランド名はエストニア語で“風景”を意味し、登山から街中までシームレスに使える、高機能かつミニマルなデザインが特徴です。
なかでもこの「KNAPSACK 27」は、ブランドを象徴する代表モデル。容量27Lと程よいサイズ感で、キャンプやハイキングなどのアウトドアはもちろん、日常使いにも最適です。
キャンプ場からの軽いハイキングで使えそうだと思い、インスタで見たビジュアルも良かったので購入しました。
メインポケットも容量は充分ですが、中にはPCの入るポケットなどもあり機能的。外側のメッシュポケットもしっかりした容量があるのでアウターをガサッと入れられて使い勝手◎。
肩部分にもパッドがしっかりあるので長時間背負っていても疲れません。今ではアウトドアだけでなく、通勤からサウナまでしっかり活躍してくれています

Person.24 堀田貴之さん(会社員)
アウトドアショップの責任者を経て、大手アパレル会社に転職。キャンプ&サウナ好きの父として、週末は娘二人を連れて外遊びに勤しむ日々。愛車は3rdレンジローバー。
Instagram:@horiiitaa
【BEST BUY 25】BAREBONES「Miners Lantern」
ヴィンテージのマイナーランプから着想を得たデザインに、真鍮と銅を組み合わせた重厚なメタル感が魅力のランタン。無段階調光と大容量バッテリーなど機能性に長け、さまざまなシーンで役に立つ一台です。
底部には強力なマグネットを備えており、クルマなどへの取り付けも自在。手に収まるサイズ感も程よく、キャンプだけでなくインテリアとしてもお洒落な雰囲気を生み出します。
LEDランタンには珍しい、無段階レバー式の光量調整スイッチと、水平に照らす形状で眩しくなくとても使いやすい。ユーザビリティに優れたランタンだと思います。金属パーツの経年変化を楽しめるのも堪らないですね

Person.25 角南健夫さん(MONORAL 代表)
軽量性、耐久性、収納性を高い次元で両立させた焚き火台を代表作とし、その他、実用本位のプロダクトを数多くリリースするアウトドアブランド、モノラルの代表。業界きってのマウンテンバイクラバーとしても名を馳せ、チタンフレームにこだわったモノラルバイクも運営する。
Instagram:@monoral_outdoor
ベアボーンズ マイナーランタン
みなさんの「2025 BEST BUY」はなんですか?
いかがでしたか? 不思議なもので、今年話題をさらった新作があれば、何年も販売されている往年の大定番もありました。本当にその年によって視点が変わり、みなさんの選ぶBEST BUYは変化するのですね。
ということで冒頭でも触れましたが、是非、読者のみなさんのBEST BUYも教えてください! SNSで「#ベストバイギア2025」と「#camphack取材」をつけてシェアしてください! 一緒に2025年の買い物を振り返りましょう!



























