卓上サイズの二次燃焼ストーブ「メサ」

キャンプブームをきっかけに爆発的人気を誇ったソロストーブの「レンジャー」ですが、小型卓上化した「メサ」が2023年に販売されて、SNSを中心に大きな話題となりました。
【ソロストーブ メサの特徴】
- ・小型で卓上でも使えるサイズ
- ・二次燃焼構造で煙が少ない
- ・薪やペレットが使用可能
- ・選べる5つのカラー展開
ソロストーブ メサ
| 内容 | 本体、フレームリング、スタンド、収納袋、日本語説明書 |
|---|---|
| サイズ | ・高さ:約14cm (収納時)、約17.5cm (スタンド使用時) ・直径(幅):約13cm |
| 重量 | 約560g |
| 材 質 | ステンレススチール、セラミック(スティール以外) |
そのメサにオプションの「ヒート ディフレクター」が今秋登場しました。
ざっくり言うと、焚き火の熱を円盤で反射させて、周囲に暖かい空気を広げてくれるアイテム。炎を眺めて楽しむだけでなく、ちょっとした暖房的な役割も担ってくれる、というわけです。
実際装着し、どのように使い勝手が変化するのか検証してみます!
熱を効率的に拡散させる「ヒート ディフレクター」

こちらが、メサ専用サイズのヒートディフレクター。
ヒートディフレクター自体は目新しいアイテムではなく、レンジャー用などはすでに展開されているので、この形を見て「見たことある!」という人も多いかもしれません。
メサと同等サイズのソロストーブ「タイタン」にも装着可能です。(※タイタンは卓上使用NG)
ソロストーブ メサ ヒートディフレクター
| サイズ | 高さ:約12.7 cm 直径(幅):約19.2 cm |
|---|---|
| 重量 | 約0.4kg |
| 材質 | 304 ステンレススチール |
| 付属品 | 収納袋 |
ソロストーブ タイタン
| セット内容 | 本体、ゴトク、収納袋、日本語説明書 |
|---|---|
| サイズ | ・高さ:約14cm(収納時)、約20cm(使用時) ・直径(幅):約13cm |
| 重量 | 約467g |
| 材質 | ステンレススチール(SUS304)、ニクロムワイヤー |
組み立て方法は簡単

パーツは全部で3種類で収納袋も付属しています。組み立てる必要はありますが、パーツが分かれているので収納サイズもコンパクト。

棒状のパーツを3本差し込み、上から凹凸に合わせてディスクをセットしたら完成。それぞれセットするときにはカチャっと差し込まれるので、簡単に外れることはありません。

既存のフレームリングを取り外してからヒートディフレクターをセットします。火をつけてからのせる場合は火ばさみや耐熱グローブなどを使う必要があるので、十分ご注意ください。
燃料を入れて、いざ点火!

筆者はメサの燃料にはペレットを使用していますが、薪でももちろんOK! メサの大きさに合わせて薪割りをする必要はありますが、拾った小枝などでも問題ありません。

あとはバーナーや着火剤を使って点火しましょう。ヒートディフレクターをセットした状態でも着火に問題がなければ、最初からセットしておくのがおすすめです。
筆者はバーナーで着火して、火が安定したらヒートディフレクターをのせるようにしていますが、ここはお好みで行ってください。
動画で見るヒートディフレクター
ヒートディフレクターをのせるとこんなイメージ。火がヒートディフレクターに当たるくらいには火力を調整すると効果が上手く発揮できます。
ヒートディフレクターの有無で違いを検証!

温度にどう影響があるのか検証してみたいと思います! 同じものを2つ用意して温度(気温)を計測していきますが、今回使用するのはカーゴコンテナの温度計付き一酸化炭素チェッカー「SAFE CO DETECTOR」です。
この日の外気温は15℃。こちらを計測の基準温度とします。あくまでも筆者が個人的に行うものなので参考程度に。
カーゴコンテナ SAFE CO DETECTOR
| サイズ | 86×68×35mm |
|---|---|
| 重量 | 143.5g |
| 使用時間 | 120-200時間 |
| 充電時間 | 3時間 |
| アラーム音量 | 90dB |


