「着る魔法瓶」という新しい概念

冬キャンプの防寒って、ついウェアや暖房器具にばかり目が行きがちですが、じつは「たった一枚のブランケット」でも快適に過ごせるんです。
電源に頼らず、サイトでも家でもサッと使えて、しかもちゃんとあたたかい。そんな欲張りな条件をかなえてくれるのが、この「魔法瓶ブランケット」。
早速全貌をチェックしていきましょう。
暖かさは“電気毛布級”

このブランケットの魅力は、とにかく体感温度がグッと上がること。
じっとしている時間が長くなる冬キャンプでも、肩から掛けた瞬間に「お、あったかい」とわかるレベルのぬくもりがあります。

そのカラクリは、グラフェンを取り入れた独自の6層構造。
LAYER-1(肌面):触れた瞬間暖かいマイクロシープボア
LAYER-2:汗を吸湿して熱に変える吸湿発熱シート
LAYER-3:遠赤外線を介し熱を伝えるグラフェン綿
LAYER-4:空気の層で蓄熱・断熱するポリエステルシート
LAYER-5:体から出た熱を内部に返すアルミコーティングシート
LAYER-6(表地):水や汚れから守る撥水加工アウターシェル
それぞれ役割の異なる層によって、冷たい外気をシャットダウンし、蒸れを逃しながら蓄熱してくれるんです。
要するに、「自分の体温を魔法瓶にように溜め込む仕組み」と思えばOK。
電源サイトじゃなくても本気の防寒ができるので、「電気毛布ほどの装備感はいらないけど、普通のブランケットじゃ物足りない」という需要にピッタリとハマるアイテムです。
羽織る・巻く・掛ける。1枚でできることが多すぎる

スナップボタンを留めれば、ポンチョや巻きスカートとして“着るブランケット”に変身。肩から羽織れば上半身と腰まわりをまとめてカバーできて、お尻が隠れるくらいの丈感があります。

腰にぐるっと巻けば、下半身用の“あったかラップスカート”に。
ブランケットとして膝に掛けるだけじゃなく、体に固定できるので、立ち座りが多いシーンでもずり落ちにくいのがうれしいところです。

1枚で「掛ける/着る/巻く」までこなせるので、他の防寒ギアを大量に持っていかなくても、これさえあれば何とかなる安心感があります。
チェアごと包めば、“自分専用こたつ席”に

もうひとつ試してほしいのが、チェアとの組み合わせ。一人掛けのチェアにくるっと巻きつければ、座面と背もたれをまるごとモコモコで包み込んでくれます。
冷えたチェアにそのまま座ると、背中や太ももからじんわり体温を奪われがちですが、魔法瓶ブランケットを一枚かませておけば状況は一変。
長時間座っていても「うわ、冷たい……」と感じにくく、焚き火タイムがぐっと快適になります。スナップで軽く固定できるので、立ち上がるたびにズルズル落ちてくるストレスもありません。
収納しても使える、持ち運びラクな“本気ブランケット”

付属の収納袋にしまえば、車のシート脇やテントの片隅にも置きやすいサイズ感に。
パッキングした状態でそのままクッションや枕代わりにもできるので、「今日はそこまで冷えないかも?」という日も、とりあえず持っていて損はなし。
ブランケットとしてはがっつり本気スペックなうえ、使い方の汎用性も十分。冬キャンプの荷物に一枚足しておけば、フィールドでも家でも“電気毛布級の安心感”を味わえるアイテムです。




