6|ミニマムながら、しっかり焚き火を盛り上げてくれるのがコレ

焚き火台はMOFMAの「ユークリッド」。落枝でも焚き火を楽しめるので、枝が落ちているようなキャンプ場を狙うことで薪代の節約にもなります。
ユークリッドはたった140gの焚き火台ですが、ステンレス素材ならではの熱反射により暖をとることもできる。寒い季節のミニマムな焚き火にも最適です。とは言え使い勝手が良すぎて、何だかんだ季節を問わず持って行きますね。


また、収納はペラペラなA4サイズで、それを曲げた状態でバックパック沿わせて入れられるのがかなり便利。荷物量に制限されず、焚き火はしたい! という旅人におすすめです。
MOFMA ユークリッド
| サイズ | 高さ140× 幅220× 奥行215mm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 297× 210× 0.4mm(各0.2mm) |
| 重量 | 約140g |
| 素材 | ステンレス |
▼「ユークリッド」について詳しくはこちら
7|アメニティセットは吊り下げ式&コンパクトに

アメニティセットは、パックハンガーというスタッフサックにひとまとめに。

歯ブラシやコンタクト洗浄液やウエットティッシュ、耳栓等、寝る前に使いたいアイテムを入れておき、テントやタープに吊るしておくような使い方をしています。
●minimalize gears PACK HANGERについて詳しくはこちら

……という7つの道具を含む愛用ギアですが、ひとつひとつが小さいとはいえご覧のとおりサイズも形もバラバラ。これをバックパックに入れるにはちょっとコツが必要だったりもするので、そのお話もしておきましょう。
パッキングのコツは?
まずは「小分け収納」と「カテゴリー分け」が重要

荷物をコンパクトにまとめるULキャンパーの多くがやっているのが、”スタッフサック”と言われる小分けに整理できる収納袋を使ったパッキング。
スタッフサックは細々としたアイテムをまとめておくのにとても便利で、カテゴリーに分けて収納していくのがおすすめです。
“テトリス収納”でデッドスペースを無くす

基本的にバックパックの中のデッドスペースを無くすことが、最良の収納方法です。
まず、ビニール袋をバックパックの内側に這わせて入れて、そこにシュラフと防寒着を入れます。ボクの場合は先述のとおり、シュラフは収納袋には入れずにそのまま押し込むことで、バックパックのデッドスペースを極力無くしています。
その後はクッカーなど少し歪な形のモノをシュラフに押し付けるような形で入れ、各スタッフサックをテトリスをするように入れていきましょう。
到着してすぐ取り出したい物は一番上に置く

入れる順番はスタイルによって変えていますが、キャンプがメインのときはテントが一番上。キャンプ場に着いたらすぐ出して、テントを設営することを考えての配置になります。
今回パッキングの様子を撮影してみたので、こちらの動画もぜひ参考にしてみてください!
こんなことも聞いてみた
Q1:ギアは情報の収集元は?

基本はインスタグラムか友人から聞くか、アウトドアショップで見つけることが多いですね。
全国を周っていると、その土地土地のアウトドアショップには色々行きます。ショップさんによって揃えている物も違ったりするので、そのカラーを楽しむのが趣味です。
Q2:今気になっているブランドやショップは?

気になってるブランドはありすぎてあげられ無いですが、ギア選びでおすすめしたいショップさんは長野県安曇野にある「LEISURES」ですね。
バックパックキャンプからバイクツーリング系までカバーしているので、軽量化したい方がいたらここでいろんなブランドをチェックしつつ、吟味していくのがスムーズなんじゃないかなと思います。
▼LEISURES探訪記はこちら!
Q3:ギア選びのポイントは?

ここまでご紹介したアイテムがそうであるように、ギア選びは基本的に軽くてデザイン性の高いものを選んでいます。
「旅がしたい!」が根源としてあるので、自分が気に入った宝物をバックパックに詰め込んで遊びに行くのが好きなんですよね。

キャンプサイトにレイアウトしたときは、好きなものに囲まれてる最高の状態なんです!
Q4:最近はどんな旅をしてる?

始めた頃は近場の公共交通機関で行きやすいキャンプ場にバックパックを担いで行ったり、自転車に括り付けて行っていましたが、徐々に距離を伸ばすようになり、今では中長期のロングトレイルを楽しんでいます。
先日は四国歩き遍路に45日間かけて、行ってきたところです。
ウルトラライトスタイルなバックパックキャンプをして、人生に豊かさを感じるのがたまらなく楽しいな! と思って旅を続けています。
▼お遍路レポートはこちら
何気に自由度の高いバックパックキャンプ、みなさんもぜひ!

車が無くてもキャンプはできるし、むしろ車に頼らない方が海外などの遠征はしやすい。また、バックパックキャンプだと荷物量も少なく、帰ってからのメンテナンスも簡単です。
ぜひ皆さんも、バックパックキャンプを始めてみてはいかがでしょうか?







