締め付けのない、足袋のような感覚

「ソリッパー」というモデル名の通り、スリッパとソックスを合わせたような立体的なフォルム。つま先〜足の甲〜かかとまで、柔らかなニット地が包み込む形をしています。
ソックスよりしっかりしてるけど、スリッパほど硬くなくソフトな質感です。

シンプルな構造に見えますが、部分的に編み目(ゲージ)の大きさが変わっていて、表情のあるニット地になっています。
履いてみた感じ、それなりの耐久性はありそう。鋭利なものに引っ掛けない限りは、穴が開く心配もなさそうです。

かかとがあるので、階段の上り下りも脱げにくいです。簡易的な携帯スリッパっぽくない、くるぶしソックスのようなカジュアルなデザインも◎。
もちろん素足でもOK。かかとを踏んでも履けます。

ソールの硬さは、ペラペラすぎず、かといって硬くもない絶妙さ。歩いたときにパタパタ音がしないので静音です。言葉の表現としては、締め付けのない足袋のような感覚が一番しっくりくるかも。

裏側には滑り止め加工があるので、フローリングでつるつると滑ってしまうこともありません。
オールシーズン活躍!役立つシーンは意外とたくさんあるぞ

アウトドアシーンなら、キャンプや山小屋、飛行機内でのリラックスシューズとして。それに、ホテルの簡易スリッパはペラペラで歩きにくいというときの代替アイテムとしても優秀ですし、これからの雪シーズン、分厚いスノーシューズを脱いで「解放されたい!」ときにも便利。
ピタピタになりにくい設計であまり締め付けがないので、温泉に入ったあとの館内履きにもいいかも。

日常生活でも、出先でスリッパが必要なときってありますよね。たとえば、学校行事などでパブリックスペースを訪問するとき。営業のお仕事をされているかたなら、顧客訪問するときなど。もちろん、自宅で使うもよし。冬用と言わず、オールシーズン活躍してくれるアイテムです。
スマホより軽く、収納はポケットサイズに

重さは約92g。半分におりたたんで収納でき、ポケットにも入っちゃうくらいコンパクトになります。

しかも、持ち運ぶときに便利な収納袋付きなのですが、これがランドリーバッグとしても使えちゃうところもオツ! 汚れたら家で洗えて、清潔にできるところもいいですね。
フィット感は個人差がありそう

サイズ展開は、S(23〜24cm)、M(25〜26cm)、L(27〜28cm)。
筆者は普段24cmのシューズを履いているのでSサイズにしましたが、薄手のソックスを履いていても余裕がある感じ。ピタッとしたフィット感はありませんが、逆にそれが圧迫感がなくちょうどよかったです。

夫は28cmで、Lサイズ。ソックスありでぴったりだったので、フィット感には個人差がありそうです。
定価は¥4,950(税込)スリッパとして考えると高く感じるかもしれませんが、アウトドア顔のマイスリッパを所有して、「サステナブルな意識をもって暮らす」ことに焦点を当てると、いい買い物ではないでしょうか!
ちなみに、Amazonや楽天市場ではセールで約3,200円になっていることも(2025年11月25日現在)。気になる方は、チェックしてみる価値アリです!
▼ザ・ノース・フェイス「ポータブル ソリッパー」の詳細はこちら
ザ・ノース・フェイス ポータブル ソリッパー
| 素材 | <本体>ポリエステル、ポリウレタン<スタッフサック>ナイロン、ポリエステル |
|---|---|
| サイズ | S(23-24cm)・M(25-26cm)・L(27-28cm) |
| カラー | ニュートープグリーン×TNFブラック、TNFレッド×TNFブラック、TNFブラック×TNFブラック |
2|寒い部屋でも冷え知らず「ヌプシブーティ」のソックス

もはや冬定番のキーワードになっている「ヌプシ」。その名を冠するアイテムはブーツやダウンジャケットなどがありますが、「ヌプシ ブーティ ソックス」なるものもあるんです。
評判の高いルームソックスで、とにかくモコモコ。冷えやすい足元が最強になります。

表地はニットのような生地感でわりとスマートな印象ですが、裏を返してみると全面的に毛足の長いボアフリースになっています。これが暖かさの秘密。このモコモコ感、柔らかくて、とにかく気持ちいい!
日々のデスクワークや旅先でも

足底には滑り止めのプリントが施されているため、フローリングでも滑りにくいデザイン。
しかも、家のなかをあちこち歩いても履き口はずり落ちてこないのに、窮屈さのない絶妙なフィット感がもうサイコーなんです。

筆者は末端冷え性なので、冬のデスクワークには足元用の電気ヒーターが欠かせませんが、履いていたら丸一日ヒーターのスイッチ入れずに過ごせました。これを続けたら間違いなく電気代の節約につながりそう。
デスクワークやリモートワーク中はもちろん、「ゲームしながら今日は家でまったり過ごすぞ」というときにもいいですね。
「ヌプシ」がつくだけあって保温力は申し分ないので、キャンプ中のテントソックスとしても優秀。ずーっと履いていたいという人は、大きめのサンダルを用意しておくと、ぬくぬくのままテントサイトで過ごせるんじゃあないでしょうか。

あと個人的に「あってよかった」と思うシーンが、スキートリップでローカルな民宿に泊まるときや、山小屋泊ハイクのとき。部屋は暖かくても廊下は寒いことがあるので、これはめちゃくちゃ重宝すると思ってます!
厚手だけど、意外と蒸れにくい

でも、厚手のソックスで一番気になるのは、足汗……。座っているときは気にならなくても、ちょっと動いたりするとじんわり汗をかくことってあるので、「ポカポカは嬉しいけど蒸れちゃうかな?」と気になっていました。
公式サイトの口コミには「意外と蒸れない」「長時間履き続けていても汗ばむこともなく適温が保てる」というコメントがちらほら。試しに、暖房をつけていない自宅で履いて過ごしてみましたが、アクティブに動き回っていなければ快適温度で、思っていた以上に蒸れは少なく感じました(もちろん個人差はあると思います)。
銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮する加工がされているため、嫌なにおいを軽減してくれるところも嬉しいポイントです。
親子おそろいもOK

「ヌプシ ブーティ ソックス」にはキッズサイズがあるので、ファミリーでおそろいにしてもめちゃめちゃ可愛いです。
キッズがJL(19-21cm)のワンサイズ。大人用はユニセックスサイズで、S(23-25cm)、M(25-27cm)です。

ちなみに「27cmまでか〜」と思ったかた、筆者の夫は28cmですが、Mサイズがジャストフィットで履けました。わりとゆったりめの作りになっているようです。

また、24cmの筆者がキッズサイズ(ベージュ色)を履いてみたところ、ちょうどぴったり履ける感じでした。足の小さな方なら、キッズサイズもいけるかもしれません。
価格は、大人サイズ¥2,970、キッズサイズ¥2,530(どちらも税込)。手ごろなお値段なので、ギフトにもいいですね!
選べるカラー展開も嬉しい

出典:THE NORTH FACE 大人用「ヌプシ ブーティ ソックス(ユニセックス)」のカラー展開

出典:THE NORTH FACE 「ヌプシ ブーティ ソックス(キッズ)」のカラー展開
ちなみに筆者が使っている“大人用オレンジ”と“キッズ用ブラウン”はすでに廃盤(※一部通販サイトでは在庫がある場合も)。
現在販売されているのはこちらのカラー展開です。落ち着いたシック系から、差し色にちょうどいいサミットゴールドまで揃っているので、ぜひ好みの色を選んでみては?
▼ザ・ノース・フェイス「ヌプシ ブーティ ソックス(ユニセックス)」の詳細はこちら
▼ザ・ノース・フェイス「ヌプシ ブーティ ソックス(キッズ)」の詳細はこちら
ザ・ノース・フェイス ヌプシ ブーティ ソックス(ユニセックス)
| 素材 | アクリル、ポリエステル |
|---|---|
| 機能 | ウィンタールームソックス/足底滑り止めプリント/抗菌防臭加工/親子連動 |
| サイズ | S(23-25cm)・M(25-27cm) |
ザ・ノース・フェイス ヌプシ ブーティソ ックス(キッズ)
| 素材 | アクリル、ポリエステル |
|---|---|
| 機能 | ウィンタールームソックス/足底滑り止めプリント/抗菌防臭加工/親子連動 |
| サイズ | JL(19-21cm) |
テンションアップは足元から!

「おしゃれは足元から」ならぬ、「テンションアップは足元から」。やはり足元にも好きなブランドを取り入れたり、惚れた機能を身につけていたりすると、おのずと気分が上がります。
寒い季節のちょっとした“ご褒美アイテム”として自分用に、大切な家族・友人へのギフトしても推せるアイテムでした。



