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【冬キャンプの底冷え対策】寒さで眠れない夜を防ぐ快眠テク8選

【冬キャンプの底冷え対策】寒さで眠れない夜を防ぐ快眠テク8選

冬キャンプで「寒くて眠れない……」と感じたことはありませんか? 実はその寒さ、テントの外気ではなく地面からじわじわ伝わる冷気が原因かもしれません。

今回は、そんな底冷えを防いで快眠を手に入れるための対策を8つご紹介。寝袋にプラスするだけで効果を実感できる工夫もあるので、ぜひチェックしてみてください。

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目次

アイキャッチ画像出典:Instagram by@minatoyaakiko

冬キャンプの底冷え対策、できていますか?

出典:PIXTA

冬キャンプの悩みが「底冷え対策」。ストーブや防寒着で対策していても、寝るときに体の熱が地面へ逃げてしまうと、途端に寒さを感じて眠れなくなります。

じつは、快適に眠るためには足元・背中の冷えを抑えることが大切。「なんとなく寒さに耐えているだけかも……」と思うなら、底冷え対策が十分ではないサインかもしれません。

今回は、地面からの冷気を遮断する工夫や、寝具の保温力を高める方法、さらに寒さを感じにくくなる寝方のアイデアまで、実践しやすい対策を順番に紹介します。

できそうなものから取り入れて、冬の夜でもしっかり眠れる環境づくりをしていきましょう!

地面からの冷気を遮断するグランドシートが基本

グランドシートを敷く
出典:PIXTA

テントの下に銀マットなどのグランドシートを敷くことで、地面からの冷気をしっかり遮断できます。さらに、地面の湿気や濡れを防ぎ、テント内の結露対策としても効果的です。

    Roadclover レジャーシート 200×200

    サイズ(cm)200×200
    厚さ(mm)3
    重量(g)200g

    断熱と防水性を兼ね備えたシートで、冬キャンプの地面からの冷気対策の土台づくりに役立つ

    Roadclover「レジャーシート(200×200cm)」は、冬キャンプの底冷え対策に使いやすいグランドシートです。3mmの厚手構造に加え、両面アルミ仕様により地面からの冷気を効果的にカット。

    出典:Amazon

    200×200cmの大判サイズなのでファミリーキャンプでも使いやすく、インナーマットやコットの下に敷くベースとしてもぴったりです。

    おすすめポイント

    ●厚さ3mm&両面アルミ仕様で、地面からの冷気をしっかり遮断
    200×200cmの大型サイズ
    ●3,000円前後と手が出しやすい

    ▼グランドシートを紹介している記事はこちら

    インナーマットで空気の層を作るのがコツ

    インナーマットを敷く人
    出典:PIXTA

    グランドシートで地面の冷気を遮ったら、次はテント内に空気の層をつくるのがポイント。空気は断熱材の役割を果たしてくれるため、地面と体の間に層があるほど、底冷えしにくくなります。中綿やクッション材を封入したマットなら、断熱効果も高く冬キャンプにぴったりです。

      viaggio+ キルティングピクニックマット

      サイズ(cm)200×200
      重量(kg)1.85

      断熱性・耐久性・使いやすさを兼ね備えた一枚で、冬キャンプの地面対策に幅広く使えるマット

      viaggio+「キルティングピクニックマット」は、防水フィルムや中綿などを重ねた5層構造。中綿は厚さ5mmで断熱性も高く、冬の地面の冷たさから体を守ってくれます。両面には撥水加工が施されているため、汚れもサッと拭き取れてお手入れ簡単。

      viaggio+「キルティングピクニックマット」を使う親子
      出典:楽天市場

      ペグ穴付きで地面にしっかり固定できるため、ピクニックはもちろん、お座敷スタイルのキャンプにもぴったり。洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔に使えるのも嬉しいポイントです。

      おすすめポイント

      ●防水素材と中綿を挟んだ5層構造
      ●肩掛けと手提げができる収納袋が付属
      ●洗濯機で丸洗いでき、お手入れが簡単

      ホットカーペットを仕込めば快適さが段違い

      ホットカーペットを敷いた幕内
      出典:Instagram by@ochancamp2018

      電源サイトやポータブル電源が使える環境なら、ホットカーペットを活用することで底冷え対策の効果がぐっとアップします。冷えやすい足元やお尻まわりをじんわり温めてくれるので、夜のくつろぎ時間も快適。夕食後のリラックスタイムや、寝る前に体をしっかり温めておきたいときに使うのがおすすめです。

      ただし、就寝時に電源を入れっぱなしにするのはNG。低温やけどや火災のリスクがあるので、寝る前にはスイッチを切るようにしましょう。

      「小さく折りたためるホットカーペット(3畳)」は、電気カーペットを30年以上手がける山善による信頼のモデル。3畳サイズながら12回折りたためてコンパクトになるため、車載スペースが限られる冬キャンプでも無理なく持ち運べます。

      出典:楽天市場

      暖房面の切り替え機能で、使用範囲に応じた節電が可能。切り忘れ防止タイマーも付いており、就寝前にも安心して使えます。ダニ対策モードも搭載されているので、長く清潔に使えるのも嬉しいポイントです。

      おすすめポイント

      ●コンパクトに折りたため、収納スペースを圧迫しない
      ●暖房面の切り替えができ、電力を節約しながら使える
      ●切り忘れ防止タイマー付きで安全性も◎

      ▼ホットカーペットを紹介している記事はこちら

      寝袋の防寒力を底上げする+αテク

      冬キャンプの幕内
      出典:PIXTA

      すでに寝袋は持っているけど、地面からの冷気が気になりより暖かくしたい場合に役立つのが、ちょっとした工夫。断熱用のマットを寝袋の中に入れたり、足元にテントシューズを履いたり、湯たんぽを使って就寝前に体を温めておくなど、簡単な方法でも効果は大きく変わります。

      ここからは、寝袋をさらに暖かく使うための+αテクニックを紹介していきます。ほんの少しの工夫で、冬の夜がぐっと快適になりますよ。

      マットを寝袋に入れる

      寝袋の中にマットを敷く
      出典:HighMOUNT

      マットといえば寝袋の外側に出してベッドのように使うイメージですが、中に入れて使うタイプのマットも。寝袋と体の間にもう一枚「断熱の層」をつくることで、冷気の伝わり方が大きく変わります。

        KLYMIT イナーシャ X フレーム

        サイズ(cm)58×183×4
        収納サイズ(cm)8×8×15
        重量(g)272

        マットを寝袋の中で使うことで保温力を高める、冬キャンプ向けの軽量設計モデル

        KLYMIT「イナーシャ X フレーム」は、寝袋の中で使うことを前提に設計されたユニークなエアーマット。必要な部分だけに空気室を配置した構造で、ダウンが体重で潰れるのを最小限に抑えつつ、しっかりと空気の層を確保できます。

        寝袋の中にKLYMIT イナーシャ X フレームを敷く
        出典:HighMOUNT

        専用ポンプで素早く膨らませられるため、設営もスムーズ。断熱性はもちろん、軽さやコンパクトさにも優れており、登山でも活躍してくれるアイテムです。

        おすすめポイント

        ●寝袋の中に入れて使う専用設計のエアーマット
        ●必要な部分だけに空気室を配置。軽量性と快適性を両立
        ●ポンプで素早く膨らませられ、設営も簡単

        テントシューズで足元からぬくぬく

        モンベル「エクセロフトフットウォーマー」
        撮影:内舘 綾子

        冬キャンプで特に冷えるのが足先。体全体を暖めていても、足元が冷えるだけでなかなか眠れないことがあります。そんなときに役立つのテントシューズです。中綿が入ったタイプなら保温性が高く、足首まで包むように暖めてくれるので、夜のテント内がぐっと快適に。

        就寝時だけでなく、夕食後のリラックスタイムや朝の身支度にも活用でき、テントでもスリッパ感覚で使えます。

          モンベル エクセロフトフットウォーマー

          サイズS、M、L
          重量(g)233
          素材40デニール・ナイロン・タフタ、クリマプラス®メッシュ、エクセロフト®

          冷えやすい足先を重点的に暖められる、冬キャンプ用の履く防寒ギア

          モンベル「エクセロフトフットウォーマー」は、独自の保温素材「エクセロフト」を採用し、軽量ながら高い断熱性を実現しています。

          モンベル エクセロフトフットウォーマーのドローコードを持つ
          出典:モンベル

          裏地には起毛メッシュを使用しており、保温性を高めながらズレにくく快適な履き心地に。足首まわりはストレッチ素材とドローコードでフィット感を調整できるので、冷気の侵入も防げます。収納袋付きで持ち運びもスムーズです。

          おすすめポイント

          ●モンベルの独自素材エクセロフトで、軽量ながら暖かい
          ●裏地は起毛メッシュでズレにくく、肌触りも快適
          ●ドローコード&ストレッチ素材でフィット感を調整可能

          ▼モンベル「エクセロフトフットウォーマー」を紹介している記事はこちら

          湯たんぽを使えばすぐにポカポカ

          湯たんぽ-AS-22
          撮影:森木 香蛍

          お湯を入れるだけで使える湯たんぽは、冬キャンプでも信頼できるアイテムです。寝袋の足元や腰の近くにセットすると、じんわりとした温かさが続き、眠りにつきやすい環境を整えられます。カバーやタオルで包めば低温やけどのリスクも抑えられるので安心です。

          直火で温められるタイプなら、焚き火で湯沸かしも可能。電源のないサイトでも使えるため、どんなスタイルのキャンプでも取り入れやすいのが魅力です。

            タンゲ化学工業 ASNT 湯たんぽ AS-22

            サイズ(cm)14.2×11.3×30.5
            容量(L)2.2

            使いやすさと安全性を両立した、冬キャンプ向けのコンパクト湯たんぽ

            タンゲ化学工業「ASNT 湯たんぽ AS-22」は、ミリタリーなデザインが特徴的な湯たんぽ。スリムな形状で寝袋内にセットしやすく、足元や腰を重点的に温めたいときに便利です。

            湯たんぽ-AS-22
            撮影:森木 香蛍

            キャップ部分には空気を逃がす構造が備わっており、温度変化による膨張・変形を抑える安全性の高さも魅力。使用後は立てておくだけで水抜きでき、片付けもスムーズです。

            おすすめポイント

            ●スリム設計でシュラフの足元にも入れやすい形状
            ●呼吸するキャップ採用で温度変化による変形を防ぐ
            ●水抜きは立てておくだけでOK、手入れも簡単

            ▼タンゲ化学工業「ASNT 湯たんぽ AS-22」を紹介している記事はこちら

            コットで“地面から浮く”と、底冷え知らずに!

            コットを2台置いた幕内
            出典:DOD

            コットは、地面から身体を離して眠れるため底冷えをしっかり軽減してくれます。さらにマットと組み合わせることで、冷気を遮断する空気の層が生まれ、より高い断熱効果が得られます。エアーマット一体型のコットも登場しているので、より暖かく快適に過ごしたい方はぜひ検討してみてください。

              Gussuri エアーマットコット

              サイズ(cm)210×76×18/38
              収納サイズ(cm)17×76×18
              重量(kg)3.7
              耐荷重(kg)150

              エアーマット内蔵+高さ調節機能で、冬の底冷え対策に強いコット

              Gussuri「エアーマットコット」は、機能性と快適性を両立したハイスペックなモデル。210cmのロングサイズで足をしっかり伸ばせるうえ、76cmの幅広設計で寝返りもラクラク。さらに、頭側がやや高くなる構造により、枕なしでも自然な姿勢で眠れるのが特徴です。

              出典:DOEARTH

              電動ポンプを内蔵しており、設営はたったの60秒。USBポート付きで、スマートフォンへの給電も可能です。高さはハイ・ローの2段階に調整でき、多機能ながら重量は約3.7kgと軽量。快適な冬キャンプを支える、頼れる一台です。

              おすすめポイント

              ●コットとエアーマットが一体型になった構造
              210×76cmのワイド仕様で寝心地がいい
              ●電動ポンプ内蔵。設営が楽

              ▼底冷え対策におすすめのコット&マットを紹介している記事はこちら

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