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【冬のオヤジの隠れ家】底冷え・腰痛対策には“シェルター式ハンモック”! 気になる点はあるが、結構いいかも(2ページ目)

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実際に横になってみた

焚火ハンモック

細かい機能の確認が済んだところで、いよいよ横になって肝心の寝心地のチェックをしていきます。

身長180cmの筆者が横になると、頭と足先がかろうじてメッシュに触れないぐらいの寸法でした。身長180cm以上の方だと、身体を真っ直ぐにして寝るのは厳しいかも…

高さにはだいぶ余裕があって快適!

焚火ハンモック

アルミポールでメッシュが持ち上げられているため、内部の空間にはかなりゆとりがあり広々。メッシュのなかで上体を起こせるぐらいの余裕がありました。

焚火ハンモック

ドアパネルが大きく開くため、出入りするときや座って過ごす際もメッシュが干渉せず快適です。

焚火ハンモック

さて、寝心地に話を戻しまして……。

通常のツリーハンモックだと写真のように重いお尻の部分が下がり、中心に向かって上下左右ギュッと圧縮されるような感じになるのが普通です。

それが不快というわけではありませんが、身動きをしたり寝返りをするというのは若干制限があるんですよね。

焚火ハンモック

また、体を傾けるなどしてバランスを崩すと、たまに落ちてしまうこともあります。実際に筆者の体験として、別のハンモックで子供が遊んでいる際に何度か落ちる、ということがありました。

普通のハンモックより安定感抜群。マットの上に寝ているかのよう

焚火ハンモック

一方、本作「焚火ハンモック」の場合、V字ポールが幕体をしっかりと支えてくれているため、広げた布の上に横になっているような感じで締め付けが少なく、お尻の落ち方も控えめでした。

リラックスして広々と寝ることができ、その点は普通のハンモックと比べて大きな違いを実感。「安眠を追求した」というだけのことはあり、かなりの寝心地の良さでした

焚火ハンモック

また、幕のうえで左右にゴロゴロ動いてもバランスが崩れず、マットの上で寝ているかのような自由度の高さ。肝心の寝心地に関しては、コンセプト通りとても心地良く、快適に過ごすことができました。

フライシートを付けると、寒さもしのげそう

焚火ハンモック

寝心地のチェックが終わった後は、フライシートを取り付けてみます。フライシートもすべてTC素材で、火の粉対策も徹底されていますね。

また、寒い時期は防寒としての効果も期待できます。

焚火ハンモック

メッシュの上にフライシートを被せて12ヶ所をバックルで留めるだけなので、手順は簡単。迷うことなく取り付けられます。

焚火ハンモック

メッシュと同じようにフライシートにもドアパネルがあり、そこから中へアクセスが可能です。

かなり暗くなるので、しっかり安眠できる

焚火ハンモック

フライシートを付けた状態だと遮光性が高く内部は暗くなるため、より一層安眠することができそう。夏場は冬に比べ日の出時刻が早いですが、これなら日の出後もぐっすり眠っていられそうですね。

また、この状態であれば火の粉によるダメージも軽減されるので、安心して焚き火を楽しむことができます。

ちなみにこのフライシートは雨は防げないそうなので、天候が崩れそうな時は、別途タープのご用意を。

ロープでフライシートを吊り上げることも可能ですが…

焚火ハンモック

ちなみフライシート上部には、生地の重さでフライが弛んで室内空間が狭くならぬよう、お手持ちのロープを通して吊るせるようになってますが、アルミポールにしっかり支えられて弛まないので、ロープを通す必要性は感じませんでした。

手軽さを犠牲にして快適さを得たハンモック

焚火ハンモック

寝心地という点ではたしかにこれまでのハンモックには無い快適さで、ぐっすりと安眠できそうな印象。また室内空間が広く、まるでテントで過ごしているかのような使い勝手の良さも感じられました。

ただ一方で、収納サイズが大きく重いため、ツリーハンモック本来の手軽さや持ち運びのラクさという要素は皆無。バックパックキャンプなどのスタイルを楽しむことはできず、オートキャンプでの使用が前提になりそうです。

「快適なハンモックキャンプを追求するんだ!」という方や、「冬キャンプでも絶対にハンモックで寝たいんだ!」という方にはおすすめできる良品ですので、気になった方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

    テンマクデザイン 焚火ハンモック

    サイズインナールーム:90×200×75(高さ)cm
    ハンモック全長:360cm
    収納時サイズ60×Φ20cm
    重量6.27kg(ポール/収納ケース含む)
    耐荷重100kg

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