アイキャッチ画像撮影:編集部
”不便を楽しむ”も分かるんだけど…

撮影:山畑 理絵
「日常の喧騒から離れ、アナログな不便さを楽しむ」のは、確かにキャンプの醍醐味の1つ。ですが、何もかも不便なことだらけでは、かえってストレスが溜まって本末転倒ですよね。
薪を割って焚き火を世話したり、ガソリンランタンに火を灯すなど、自分らしく楽しめること以外は、なるべく快適に過ごしたいもの。
そこで今回は、秀逸なアイディアで、キャンパーの一大ストレスを軽減してくれるギア7選、一挙ご紹介します!
キャンパーの一大ストレス軽減ギア7選
1|TIMBER RIDGE「キャンプコット」

撮影:TOMOKO YAMADA
コットの組み立てで特にストレスなのが、生地両側のスリーブにポールを通すあの過程。脚パーツ接続用の穴が3〜4つ空いていて、ポールがはみ出しては何度も通し直すハメに……。
そんなストレスから解放してくれるのが、こちらのTINBER RIDGE「キャンプコット」。
なんと、全パーツが一体型の折り畳み式だから、脚パーツをはめ込む過程すら不要なんです!


撮影:TOMOKO YAMADA
全体を両サイドへパタパタと展開したら、5本の脚が立った状態に。今度は手前から奥側へと展開したらほぼ完成。裏返したらあとはジッパーを閉じるだけ。
このラクさを知ってしまったらもう、従来のパーツがバラバラのコットを組み立てる気にはならないほどです。

撮影:TOMOKO YAMADA
使用時のサイズは幅190×奥行き66×高さ15cm。身長約165cmの編集部員が寝てみたらこんな感じ。
全パーツ一体型のため軋み音などもゼロ。かつ、5本脚でしっかり支えて沈み込みも少なく、寝心地もバツグンで、耐荷重も102kgと安心です。
コットの組み立てストレスから解放されたい人に、全力で薦めたいアイテムです。
TIMBER RIDGE キャンプコット
| 使用サイズ | 約190×66×15cm |
|---|---|
| 収納サイズ | 約49×23×14cm |
| 重量 | 約2.9kg |
| 耐荷重 | 約102kg |
| 材質 | フレーム素材:アルミ+スチール 表面素材:600Dポリエステル |
| カラー | カーキ、ブラック、グリーン |
2|NITEIZE「フィギュア9」

撮影:キャンプたかにぃ
続いては、数字の「9」のようなユニークなフォルムのこちら。斬新なカラビナが人気のナイトアイズの「フィギュア9」です。
もちろん、形がユニークなだけにあらず。「1」「2」の順番を示す数字と、ロープの巻き付け方向を示す矢印が印字されているのをご覧ください。

撮影:キャンプたかにぃ
もうお気付きですよね? このガイドに従ってロープをササッと巻き付ければ、あっという間にロープにカラビナを固定できてしまうんです。
これでもう、ガイロープを張るときの面倒なロープワークとは無縁に!


撮影:キャンプたかにぃ
そして、ロープの張りを自由に調節できて便利な、「自在結び」に代わる使い方もラクラク。物を縛るときだって、めちゃ簡単に強く縛れてしまいます……!
あらゆるシーンで重宝し、工夫次第で無限のポテンシャルを感じさせるアイテムです。
NITEIZE フィギュア9 S
| サイズ | 69×34×8mm |
|---|---|
| 重量 | 13g |
| 耐荷重 | 22.5kg |
| 対応ロープ直径 | 2〜5mm |
| 材質 | アルミニウム、ステンレス |
3|キャンピングムーン「シリコーンリッド」

撮影:RYUCAMP
キャンプで嵩張る調理器具の代表格なのが、ケトル。
湯沸かしだけならシェラカップでも代用もできるけど、やっぱり注ぎやすい細口ノズルと熱効率を上げる蓋は捨てがたい……。
そんな「ケトル嵩張るストレス」をズバッと解決してくれるのが、キャンピングムーン「シリコーンリッド」です。

こちら、直径12cmのシェラカップに、蓋のように取り付けるだけでケトル化できるアイテムなんです。
細口のノズルが注ぎやすいから、シェラカップで沸かしたお湯でコーヒーのドリップもOK。

撮影:RYUCAMP
ティーバッグのお茶・紅茶を淹れるのに、ティーポット代わりに使うのも便利。
ただし、装着したまま火にかける際は、空焚きは厳禁。必ず水の入った状態で火元からの距離を十分に取り、シェラカップ底面下に収まる程度の火力でおこなうよう注意が必要です。
お湯を沸かすためだけに、ケトルを携行するのにストレスを感じていた人は、ぜひ!
キャンピングムーン シリコーンリッド
| サイズ | 直径12cm、長さ13.5cm(取っ手含む)、厚み1mm |
|---|---|
| 重量 | 約100g |
| 材質 | シリコーン |




